転生ミレニアム生徒がエデン条約編を生き残れない話   作:実力と発想が見合わない人

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やぁ、遅くなったね。
いろいろと忙しかったのだよ・・・


まだいける

 

 

 

「・・・だいぶ落ち着いてきましたね。」

 

 

トリニティに存在する病院。そこではセナが治療を終えたトビシの様子を確認していた。

 

 

『ってことはもう起きても?』

 

「だめです。」

 

『・・・だが、痛みはもう無いぞ。』

 

「それはあなたが打った薬品の影響ですよ。アドレナリン注射やモルヒネ・・・ほかにも色んな物を打ちましたよね?」

 

『焦ってたからなぁ・・・』

 

「麻酔の類を持ち歩くのは構いませんがちゃんと使い方は守ってください。」

 

『すまんな。』

 

「まぁ、あなた以上に重症の患者はいませんし、今回は付きっ切りで見てあげますよ。」

 

『いやいや、他の人も見てやれよ。』

 

「あなたは目を離したらどこかに行ってしまうと思うので。」

 

『ソ、ソンナコトナイヨ・・・』

 

「目が泳いでますよ。」

 

 

巡航ミサイルの撃墜により直接的な被害が減ったことに加え、そこで消耗・脱落するはずだったヒナやツルギをはじめとする多くの戦闘員の活躍により、アリウスによる被害は想像(原作)よりも圧倒的に少なく済んだのだ。

そのためセナは、他の患者の治療を部員や救護騎士団に任せ、今にも逃げ出しそうなトビシの見張りをしていた。

 

 

『なぁ、頼むよぉ・・・』

 

「だめです。」

 

『せめてドローンを向かわせるだけでも。』

 

「何が仕込まれているか分からないのでこの端末も没収です。」

 

『あ、ちょっ!?』

 

「次、怪しい動きをしたら鎮静剤を打ちますので。」

 

『ちくせう。』

 

「風紀委員長がいれば大丈夫ですよ。大人しくしててください。」

 

『だがなぁ・・・』

 

 

巡航ミサイルの撃墜と言う原作改変を行った以上、何が起きるのかトビシにも分かったものではない。もしかしたらアリウスが捨て身の攻撃をしてくるかもしれない。アリウススクワッドのメンバーが死ぬかもしれない。そういった最悪のケースは避けなければならない。

だからこんな場所でゆっくりはしていられない。

 

 

『・・・わかったわかった。今回は従うよ。』

 

「・・・本当ですか?」

 

『あぁ、体も痛むしな。』

 

「先ほど痛みは引いたと言ってませんでしたか?」

 

『嘘に決まってんじゃんね。』

 

「・・・しばらくの食事はお粥にしときましょうか?」

 

『すんませんでした。』

 

「それでは私は備品の確認をしてくるので、そこで大人しくしていてください。定期的に見に来ますからね?」

 

『あぁ、わかったよ・・・そうだ、セナさん。』

 

 

ジト目で病室から出ようとしたセナをトビシが呼び止める。

 

 

「何でしょうか?」

 

『治療、ありがとな。』

 

「・・・当然のことをしただけです。」

 

 

セナはいつもよりも速足で部屋を出る。

そしてパタンと音を立てて扉はしまった。

 

 

 

 

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『――――って言って俺が聞くわけないよねー♪』

 

 

速攻で病院を抜け出したトビシはトリニティの市街地を車で移動していた。

隠していた端末で車を用意し、装備や武器も手に入れた。

 

 

『身代わりに俺そっくりのアンドロイド寝かせておいたし、すぐにはバレへんやろ。』

 

 

さらにトビシはセナ対策に、アリスを参考に作られたほとんど人間に見えるロボットを置いてきていた。寝ているだけならトビシにそっくりであり見分けるのは限りなく難しいだろう。

 

まぁ、いつかはバレるだろうけど・・・

 

 

『強化外骨格も付けたし、これで思いっきり両手が使える・・・ゴリアテはもったいなかったけどな・・・』

 

 

使っていたゴリアテはダメージが大きく、修理しないと使うことができなかった。

そのため、現在のトビシは全身を覆うアーマースーツのようなものに身を包んでいた。

 

そのスーツ・・・強化外骨格は、若干の義手を装着することで元の腕と大差ない動きを取り戻すことができた。

 

 

『さぁ、物語も大詰めだし、出し惜しみはなしだな。』

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。


いやぁ・・・だいぶ遅れて申し訳ないな。
リアルが結構忙しくてね。

次回から投稿を加速させていきたいと思うので、読んでいただけると嬉しいでござんす。


それではまた次回・・・
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