転生ミレニアム生徒がエデン条約編を生き残れない話   作:実力と発想が見合わない人

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ちなみにオリ主君はセミナーでの仕事が忙しくてアビドス編に関わる事が出来ませんでした。


ゲーム開発部と先生

◇エンジニア部・部室

 

 

『よう、ウタハ。元気してたか?』

 

「やあ、トビシじゃないか。どうかしたのかい?」

 

『いや、装備の点検をな・・・セミナーが忙しくて全然整備できていなかったから。』

 

「確かに・・・君の作る物は私達じゃ代わりに整備できないからな。」

 

『特殊構造が多すぎるんだよなぁ・・・整備しやすいように改良が必要だな。』

 

 

セミナーの仕事を終えて、エンジニア部にやってきた俺は、エンジニア部の部長にして俺の同期の白石ウタハと会った。久しぶりに顔を出したが、やはりと言うかなんというか・・・珍妙な発明が多い気がする。この前作った物なんて高性能AI内蔵型拳銃だぞ。何のメリットがあるんだよ、AI内蔵型の拳銃って・・・

 

 

「そういえば最近の〈調査〉はどうなんだい?」

 

『収穫はそこそこだな。まだまだ全然足りないが。』

 

「何がそこまで君を駆り立てるのかは知らないが、無理はいけないよ。」

 

『今の調子じゃ間に合うか分からないんだよな・・・』

 

「?・・・何か言ったかい?」

 

『いや、何にも。』

 

 

会話をそこそこにさっさと自身の装備や武器の点検に移る。使ってなかった時間が多かった為か、少し埃をかぶった部分が目立つ上に、どこか不調が無いかが心配である。一度動かしてみる必要があるな。

 

 

「そういえば、君の言っていたシャーレの先生・・・だっけ?今、ミレニアムに来てるらしいよ。」

 

『ああ、セミナーにも挨拶に来たよ。』

 

「君から見て彼女はどうなんだい?」

 

『どう言う意味だ?』

 

「そのままの意味さ、興味のある対象か、そうで無いか。」

 

『そうだな・・・あえて言うなら興味深い、かな?』

 

「理由を聞いても?」

 

『これは聞いた話だが、アビドスって言う場所で廃校寸前だった学校の生徒を悪徳企業から助けたって話がある。それに先生の呼びかけに応じてゲヘナとトリニティが援護を寄こしたとか。』

 

「ゲヘナとトリニティが・・・なるほど、確かに興味深いね。」

 

 

黙々とそれぞれの作業をしながら会話を続ける。

だが、その時間はそこまで長くは続かなかった。

誰かが走ってきているのかどたばたとした音が聞こえ始める。

 

 

「トビシせんぱーい!」

 

「ちょっとお姉ちゃん‼」

 

”はぁ、はぁ・・・待って・・・”

 

 

作業場の扉が開き、二人の少女と一人の大人が入ってくる。

ゲーム開発部のモモイとミドリ、そしてシャーレの先生だ。

 

 

「あ、いた!」

 

「突然すみません。」

 

”あ、トビシ。久しぶり。”

 

「おや?トビシは先生と面識があったのかい?」

 

『ああ、そういえば言ってなかったな。』

 

「ふーん・・・」

 

 

少し拗ねた様子のウタハ・・・なぜだ?

ちなみに先生とはシャーレ就任(チュートリアル)から面識があった。

それよりも今はなぜ先生たちがここに居るのかを聞かなければ。

 

 

『それで、何か用なのか?才羽姉妹。』

 

「えっとね。トビシ先輩にお願いがあるの。」

 

『聞きたいこと?』

 

「はい、このG.Bibleって言うのを探しているんですが。」

 

”どうやら【廃墟】って場所にあるみたいでね。”

 

『あー・・・なるほど。ここまで連れてってほしいと。』

 

「そう言う事!」

 

 

どうやら、俺も2章のストーリーに関わることになったようだ。

だが、ここで断る理由は特にない・・・俺個人としてはな。

 

 

『だが、あの場所(廃墟)は基本的に立ち入り禁止だぞ。滅茶苦茶危険だし、俺だって調査のために入るには面倒な手続きが多いんだ。』

 

 

俺はセミナーのリオ会長と連邦生徒会長から直々に【廃墟】の調査を任されている。

見つけたオーパーツや機械類は大体がセミナーで保管されている。・・・貴重なものや高性能なものはちょろまかして兵器開発に使うけど。

 

 

「そこを何とか‼」

 

『・・・わかった。今から許可取ってくるから待ってろ。』

 

「やったあ!」

 

「ッ!ありがとうございます。」

 

 

めっちゃ喜ぶ姉妹を横目にさっさと手続きを済ませてくる。

なる早で戻ってきたが少し時間が掛かってしまったようだ。

 

 

『よし、許可も取ったしさっさといくぞ。』

 

「「はーい。」」

 

”ごめんね、いきなりで。”

 

『気にしないで下さいよ。無断で危険地帯に入られるよりマシですから。』

 

 

さっさと準備を済ませて、【廃墟】へと向かう。

恐らく先生たちと一緒なら【廃墟】でアリスを見つけるまではそこまで時間は掛からないだろう。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

◇【廃墟】最深部

 

 

『おーい、大丈夫か?』

 

「うーん・・・あれ!?」

 

”まさか落とし穴とはね・・・”

 

『先生、降ろしますよ。』

 

”うん、ありがと”

 

「うう・・・私たちも助けてくださいよ。先輩。」

 

『すまんな。こんな中じゃ、一番脆い先生が最優先だったからな。』

 

”なんか・・・ごめんね。”

 

 

俺たちは【廃墟】でロボットたちと交戦。先生の指揮とちゃんと準備した俺の装備のおかげでそこまで苦戦することなく【工場】に着いた。

そして原作通り床が開き俺たちは下に落とされた・・・が、俺は早々に先生を抱えると壁にワイヤーを張りゆっくりと降下したのだ。才羽姉妹は正直間に合わなかったし定員オーバーな為諦めた。

 

 

『それにしても隠し通路?なのかな・・・興味深い。』

 

「それよりも奥に何か見えない?・・・女の子?」

 

「・・・ッ!トビシ先輩見ちゃダメ‼」

 

『な、なんだ!?』

 

”うん、トビシは見ちゃだめだね。”

 

『せめて何が起きてるのかだけでも教えてくれ。』

 

「とりあえず何か服を・・・」

 

「私の予備の服を着せるから・・・先生はトビシ先輩見てて。」

 

”わかった。”

 

『オケ、何が起きてるか大体理解したわ。』

 

 

そういえば、アリスって最初は全裸だったわ。反省反省。

それからしばらくして、俺はようやく見る事を許可された。

 

 

『ほー、それにしても精密な技術だな。』

 

「本当にロボットか、ぱっと見じゃ分からないよね。」

 

 

すでに起動したアリスをみんなで眺めている。

本当に人にそっくりだ。原作では飯も食えてるし・・・消化器官の構造が気になるなぁ。

 

そのあとはいいことを思いついたモモイの提案の下に一度ミレニアムに戻ることになった。

俺も収穫がたくさんあったし結構おいしい調査だったと思う。

そうして俺たちは【廃墟】後にした。

 




今回はここまでです。

2章さっさと終わらせてエデン条約に行くぞ!
曇らせたいキャラがいたら活動報告からリクエストしてね。
今の所確定してるのは↓
先生、ヒナ、セナ、ナギサ、ウタハ、ユウカ、ノア、リオ、アリス、ミネ・・・かな?


それではまた次回・・・
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