転生ミレニアム生徒がエデン条約編を生き残れない話   作:実力と発想が見合わない人

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さあ、頑張ろう!戦闘シーン!


筋肉と火薬と鉄はすべてを解決する。

◇ミレニアム・オペレーションルーム

 

 

 

『・・・・はぁ。』

 

「・・・その、トビシ先輩?」

 

『あ?・・・何?』

 

「C&Cに依頼してますので無理する必要は無いんですよ?」

 

『でも、俺の責任でもあるから・・・あー、あの時止ときゃよかった!』

 

 

部屋全体に後悔の声が木霊する。

トビシは原作を知っている。もちろん【鏡】が結局持ち出されることも、それが意味をなさないことも知っている。ここで先生達が目的を達成しないと色々ずれてしまうこともあるだろう。

 

しかし、それはそれでこれはこれだ。

トビシはセミナーの一人なので、先生たちの前に立ちはだからなければならないのだ。それにセミナーで一番戦闘力の高い自分が後ろにいては面目が立たない・・・それに、何よりトビシ自身が原作のワンシーンを直に見たいのだ。

 

 

『んぐ・・・ふぅ・・・』

 

「先輩?それ何本目ですか?」

 

『・・・わかんない。』

 

 

妖怪MAXを飲み干し、眠気を誤魔化す。

またセリナやセナにバレたら間違いなく説教案件だが今は気にしない。

 

 

『・・・来たか。行ってくる。』

 

「その・・・先輩、気を付けてくださいね。」

 

『うん、すぐ片付けてくる。』

 

 

どうやらアリスがすぐそこまで来たようで戦闘音が大きくなってきた。

映像でそれを確認したトビシは武器を持って部屋を出ていく。

残されたユウカは少し心配そうな顔でそれを見つめていた。

 

 

 

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◇ミレニアム・オペレーションルーム近くの廊下

 

 

『・・・来たね、アリス。』

 

「あ、トビシ先輩です!中間ボスでしょうか?」

 

『いーや、ラスボスさね・・・あんたはここで退場してもらうよ。』

 

 

そう言って自身の愛銃を構えるトビシ。それは彼女自身が自らこれでもかと改造を施したハンドガンであり、この世に二つとない逸品だ。

 

 

『今、引き返すなら見逃してやるが・・・まだ続けるってんならさすがに容赦はできんぞ?』

 

「アリス、目的を達成するまでは帰りません!」

 

『・・・いいだろう。警告はしたから・・・なっ‼』

 

 

トビシは弾かれるように走り出しアリスへと急接近する。

アリスはトビシに狙いを定めてレールガンを撃つが、あっさりと避けられる。

そして接近したトビシはアリスのレールガンを蹴り飛ばし銃口を反らすと、アリスの頭を掴むと。そのまま床に叩きつけた。

凄まじい轟音と共に、床が割れるほど叩きつける。アリスは一言も発することなく沈黙した。

 

 

『ヤバい、やり過ぎたかもしれん。・・・ま、とりあえず反省部屋に運ぶか。』

 

 

力が抜けだらんとしたアリスをレールガンと一緒に担ぐ。

そしてそのまま生徒会の反省室へと向かった。

 

 

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◇ミレニアム・別の廊下

 

 

「あ、アリスが・・・」

 

「計画通りとは言っても・・・あれ大丈夫だよね?」

 

「そういえばトビシ先輩ってすごく強かったよね。うぅ、怖いなぁ・・・」

 

”ほとんど一瞬だったね。”

 

 

突撃したアリスが一撃で無力化されたのをみて、若干怖気づく面々。

しかし、ここで止まればアリスの攻撃が無駄になるだけでなくこれからの部活にも関わってくる。

そのため、そこにいた全員は覚悟を決めて作戦通りに動きを始めた。

 

 

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◇ミレニアム・セミナー

 

 

ゲーム開発部による保管庫の襲撃の流れは原作通りだった。先生たちはセミナーのセキュリティを潜り抜け、C&Cを打ち倒し、【鏡】のある保管庫へとたどり着く事が出来た。そして無事にタワーを脱出することに成功した。

 

ちなみにトビシはアリスを倒した後は、疲労でずっと寝ていたのだった。

彼女自身は起きて先生たちと対峙するつもりだったが、反省部屋からオペレーションルームへ戻る途中でどこからともなく表れたセリナに〈救護〉されたらしい。

 

そしてトビシは今、セミナーにて襲撃の事後処理をしている最中だ。

 

 

『いやー、ごめんね?いつの間にか寝ちゃってて。』

 

「いえ、先輩は気にしないでください。元々先輩には休んでもらう予定でしたので・・・これは私の責任です。」

 

 

そう言って事後処理の書類を捌いているユウカ。隣ではノアも同じように仕事をしている。

と言うか、三人そろって書類を片付けている。

 

 

「そういえばリオ会長はどこ?ずっと前から姿が見えないけど・・・」

 

『なんか、特異現象捜査部のヒマリさんの所に行ってるってよ。また口論が始まってないと良いけど・・・多分無理だね。』

 

「いったい何をしているのでしょうね?」

 

『さぁ?頭のいい連中の話なんざ、凡人の私には分かんないね。』

 

「先輩が凡人なら私たちは何になるんですか・・・」

 

 

話をしながらも、誰一人として仕事をする手は止まらない。

それに、トビシはこの後、件のリオ会長から呼び出しを食らっているのだ。

 

そして、疲れたトビシがまたもやエナドリに手を出し、セリナに〈救護〉されたことは言うまでもないだろう。

 

 




今回はここまでです。


戦闘シーンとか言っときながらほとんど書いてなかったわ・・・

あと申し訳ないけど、もう次回で調印式行きますわ。
なんか・・・こう・・・何かいたらいいのか分かんないって言うか・・・
これ以上引っ張りたくないんだよね。

それではまた次回・・・
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