僕はフランドール   作:覚め

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ラフがどう言う存在なのかわかんないまま進んでる
まあ良いか


月の再臨

「貴女ねぇ…何で異変解決の立役者が来ないのよ」

 

「残念だけど、僕たちは紅魔館で月を見る予定だったから。まさかパチュリーまで行くとは思わなかったけど」

 

「フランドール様、私はフランドール様と2人きりで見る満月が美しかったです!」

 

「ありがと美鈴」

 

そう。満月だからと帰ってせっせと準備をしていたら、姉さんに咲夜、挙句にパチュリーまでもが博麗神社に行ったのだ。僕は美鈴と共に月を見るしかなかった。あと異変解決の宴会にはおそらく今回の異変を企てた奴がいるので却下。あのブレザーと姫がいるってだけで嫌になる。赤青は良いのよ。話してて楽しいから。

 

「何食わぬ顔でブツクサ言ってきそうなのが嫌なのよ」

 

「あら、子供らしい。」

 

「年齢だけで言えば子供よ。全く…大体、僕からすればあのいかれてるような集団が来る宴会なんか、参加したくもない」

 

「…フランドール」

 

「え、何?」

 

「貴女も同じような扱いよ」

 

なんで姉さんにこんなこと言われてるの僕。意味わからん。僕何かしたのかな…それこそ、ブラザーの目を見た後はブレザーの仕業だし…毒が効いて悪化しても、ブレザーと赤青でしょ。なんかダメだったことある?

 

「パチェから聞いたのよ。魔法で生き物を作るなんて、随分と頭のおかしい魔法使いしかしないらしいけど?」

 

「まともな奴は出来ないだけ。頭のおかしいような奴が出来るだけよ」

 

「開き直るわね」

 

「まともな奴の倫理観なんて、僕にとっては邪魔なだけ。攻撃魔法なんか持ってる時点でどの口がって感じだし」

 

「止まらないわねぇ」

 

と、まあ。まともな側にいるであろうパチュリーはともかく。魔理沙のような感性を持つ奴が人間を辞めたら、それこそ恐ろしいことになると思う。いやでもどうだろう。元人間なのを気にしたりするのかな。それとも博麗の巫女に退治されるのかな?よーわからんから良いや

 

「フランドール様」

 

「何、咲夜」

 

「今回の異変では、お役に立てず…」

 

「良いわよ。咲夜があの集団に勝てると思ってないから。」

 

「えっ」

 

「僕の侵入と、博麗の巫女の侵入。これらがズレたから僕は暴れられたんだし」

 

「あー…その件ですが」

 

「?」

 

「あの、内臓と四肢で矢印を作るのはどうかと」

 

いや、あれは。あれだ。ブレザーが悪い。僕は悪くない。無駄に狂わせて、無駄に抵抗するんだし、負けたなら負けたままで良いのに食い下がるし。全く困ったものだ。だから僕は悪くない。文句ならブレザーにいって欲しい。宴会に行ったのなら言えばよかったのに。

 

「そのせいとは言わないのですが、件の…うどんげ、と言う兎が、PTSDになりまして。フランドール様の名を出すと直ちに」

 

「良いじゃない。急に目見て狂わせてくるような奴だし」

 

「フランドール様!」

 

「何?」

 

「今聞きましたよ!?どうして咲夜さんを連れて行ったのに私を連れて行かなかったのです!?」

 

「美鈴はなぁ」

 

「何か問題でも?」

 

「だって、ね?妖怪がいつくらいから月の影響を受けるかわからなかったのよ。力が強ければ影響を抑えられると思ったから、美鈴はなぁって」

 

「えー」

 

「諦めなさい美鈴」

 

「私が人間であれば…」

 

「ああ、そうだ。美鈴」

 

「はい!」

 

「フランゴーレムを出せる数増えたから、どうする?」

 

増えられる僕がルーのおかげで増えた。その分生成される魔力が増えたので、フランゴーレムの出せる数が4倍にまで増えた。戦闘に特化したタイプだけにしてもかなりの量を出せる。具体的な数字は大きすぎてわかんないけど。つまりは門番を一日中変われるよということ。どうする?

 

「んー…いえ、私は門番をやっておきます」

 

「そう。それなら良いんだけど」

 

「なぜそのような提案を?」

 

「…僕もメイドみたいなの欲しいなあって」

 

「!?」

 

やらないなら仕方ない。フランゴーレムに任せるとしよう。今現在、咲夜はほぼ姉さん専属。ああいうのを見ると、僕にもそんな関係の人間か妖怪が欲しくなる。それは僕がそういう妖怪なのだからだが。そう考えた時に思いついたのが使い魔なんだけど…少し嫌だ。男だったらもっと嫌だ。美鈴…フランゴーレム増員すれば行けるかな…??

 

「そ、それを早くに言ってくださいよ!!私やりましたから!」

 

「あら、そうなの?」

 

「やはり咲夜さんみたいなメイド服が良いですか?それとも、私のセンスで?」

 

「どっちでも良いわよ。服の材料ならパチュリーに言えば出して貰えるはずよ」

 

「はい!!」

 

目にも止まらぬ速さで消えて行った。僕はそういうの無視して、自室に戻ってベッドに潜る。質素な部屋であることを除けば快適な部屋。フランゴーレムの部品が散乱しているが、これは僕の努力の結晶だ。僕の努力が合体して作られた物理的な結晶なので欠点ではない。

 

「…美鈴」

 

「はい、なんでしょう」

 

「専属メイドだからって同じベッドに潜って良いとは言ってないわよ」

 

「え、咲夜さんたまにしてますよ」

 

「っ!?」

 

「冗談です。フランドール様、服が出来ました!」

 

「はやくない?」

 

「パチュリー様に希望を伝えたらすぐに!」

 

…緑を基調としたメイド服か…?もう一着ある…こっちはチャイナドレスだ…チャイナドレスでメイドやるつもりなのか美鈴は…今着てるチャイナドレスとの違いもない、と思う。うーん、どっちでも良いとは思うから、自由に選んでくれ。僕は寝る。

 

「いつもとは別にすると…メイド服ですね!」

 

「おい待てここで着替えるな」




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