終焉の大乱闘 〜ファイターたちの戦い〜   作:ホミキ

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大変長らくお待たせいたしました!

続きです!!


虚無への帰還

マスターハンド「馬鹿な、なぜ戦士(ファイター)達がここに…」

 

マスターハンドはすかさず中指と親指を近づけ始めた。その瞬間を見逃さなかったメアリが、切羽詰まった形相で三人に呼び掛ける。

 

メアリ「っ!リンク!サムス!ヨッシー!」

 

既に後ろで構えていたリンク、サムス、ヨッシーは、それぞれフックショット、グラップリングビーム、舌をマスターハンドに向けて勢いよく伸ばした。それらは瞬く間にマスターハンドの親指、人差し指、中指にそれぞれ巻き付く。

 

マスターハンド「!!」

 

瞬間、マスターハンドの前身は勢いよく前に引っ張られ、ドスンッ!と豪快な音を立ててその場に倒れ込んだ。

 

リンク「今だ!抑え込め!!」

 

マスターハンドに考える隙も与えず、残った仲間たちが巨大な手に飛び乗る。あらかじめ立てた作戦通り、各々が行動を開始した。ファルコンとマリオは、巻き付いたフックショットとヨッシーの舌が離れないよう、それぞれ親指と中指にしがみつく。フォックスは関節を曲げさせないよう、手のひらの方から人差し指に取り付いた。比較的力の弱い薬指と小指には、メアリ、カービィ、ピカチュウが担当する。三人は縄状のもので拘束を試みながら、近くの柱にしがみついた。

 

何とか体制を立て直そうと、マスターハンドが浮遊を始める。しかし――

 

DK「おっと!どこに行こうってんだ!!もっと遊んでいけよ!」

 

ドンキーコングが手のひらの下部にしがみつき、浮遊を阻止した。

 

11人分の体重を流石に支えきれないのか、浮遊が上手くいかない。しかし完全に抑え込めているわけではなく、少しでも気を緩めれば振りほどかれそうな力を、皆はいまだ感じていた。

 

マスターハンドは苦し紛れに声を絞り出す。

 

マスターハンド「戦士(ファイター)達がなぜ牢獄から脱出しているのか…なぜ玉座の位置を把握しているのか…何故私を抑え込む作戦を立てられるのか…!君だな、メアリ!!」

 

メアリ「…っ」

 

マスターハンド「この短時間で…戦士(ファイター)達の特性を理解して、私を抑え込むとは…!!」

 

マスターハンドの声には焦りはあったものの、怒りや憎しみは含まれていなかった。むしろ言葉自体は称賛に近く、メアリはどう返答してよいのかわからず、マスターハンドと視線を合わせることができずにいた。

 

メアリ「このまま作戦通りにいくわよ!!」

 

逃げるように、メアリは戦士達を鼓舞した。

 

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ルイージ「…」

 

そんな中、取り残されたルイージは何が何だかわからずに呆然とその光景を見ていた。

 

マリオ「ルイージ…!」

 

音が聞こえる。

 

マリオ「ルイージ!!」

 

その音を辿って見上げると、何やら兄が叫んでいた。

 

マリオ「その子に招待状を渡せ!!」

 

ルイージ「招待状…?」

 

マリオの意思を汲み取り、おもむろに招待状を取り出そうとした瞬間、突然走ってきた少年に招待状を横取りされてしまう。

 

ルイージ「え…ちょ…!」

 

ネス「ごめんなさい!説明してる暇はないんです!!」

 

ルイージが呆然とその様子を目で追っていくと、ネスの手には十二枚の招待状が握られていて、彼は玉座の方へ走っていった。

 

マリオ「ルイージ!」

 

再び兄に呼ばれて顔を上げる。そこには必死な顔をしながら中指にしがみつく兄の姿があった。

 

マリオ「今は一人でも多く力が必要なんだ!!ルイージも手伝ってくれ!!」

 

ルイージはいまいち状況を掴めずにいた。だが、散々自分に圧をかけてきた相手と兄達が立ち向かっている。ルイージは立ち上がり、マスターハンドの方へ向かった。

 

ルイージ「わ、わかったよ兄さん!!」

 

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黄金に輝く巨大な玉座を前にして、ネスは息を呑んだ。その荘厳な佇まいは、まさに神話に描かれる王座そのものであった。

 

ネス「本当に十二か所のくぼみがある……」

 

ネスの視線は玉座の細部を舐めるように辿った。そして、あることに気づく。くぼみの奥深くに、何かが刻まれているのだ。

 

ネス(これは……名前が彫られている……?)

 

突如として、招待状の説明が脳裏に蘇る。鮮明に、そして運命的に。

 

ネス(招待状は元の世界へ帰る鍵……つまり、名前と招待状を一致させないと、元の世界には帰れないってことか……?)

 

手にした招待状の束に目を落とす。一番上に記された名前は――「マリオ」。

 

ネス(よし……)

 

共通の文字が刻まれたくぼみを探し当てると、ネスは意を決して招待状を押し込んだ。

瞬間、玉座が眩い光を放った。カッ!と雷鳴のような輝きが空間を支配する。ネスは思わず腕で顔を覆ったが、すぐに目が慣れて再び玉座を見つめた。

すると背もたれの部分に、円形の空間が広がっていた。まるで異次元への扉のように。

 

マリオ「見ろよルイージ!ヨッシー!キノコ王国だ!」

 

マリオの歓喜に満ちた声が背後から響く。

 

ヨッシー「本当でふっ!わらひらひこれで帰れるでふへ!」

 

ヨッシーの舌っ足らずな声に安堵が滲んでいた。

その空間の向こうには、キノコを模した愛らしい家々と、ピンク色の壮麗な城が建ち並ぶ世界が広がっていた。

 

CF「あれがお前たちの世界か?」

 

マリオ「そうとも!」

 

フォックス「だったら作戦は成功ですね!ネス、続けてくれ!」

 

フォックスの呼びかけに、ネスは力強く頷いた。

 

ネス「はい!」

 

次の招待状の名前を確認しようとした、その時だった。

軽やかな足音が玉座の近くで響いた。微かだが、確実に存在する音。

 

ネス「誰だ!」

 

ネスの警戒心は最高潮に達していた。この緊迫した状況下では、どんな些細な音も聞き逃すわけにはいかない。そして、その音の正体を目にした瞬間――ネスは絶句した。

 

プリン「プリ!」

 

ネス「嘘だろ……!」

 

ピカチュウ「ピ……ピカ?」

 

そこには、この時間が限られた切迫した状況において、最も遭遇してはならない存在が佇んでいた。

 

リンク「なんかお前と似てるけど、知り合いか……!?」

 

リンクの疑問に、カービィが首を振る。

 

カービィ「ううん……!はじめまして……!」

 

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プリンは、ネス達を眠りの淵へと誘った後、自らに見合う舞台を求めて闘技場へと舞い戻っていた。しかし、そこに待っていたのは虚無の静寂だった。

 

観客どころか人影すらなく、落胆の重みに頭を抱え込んでいた矢先のことだった。突如として現れた塔の出現に巻き込まれ、この部屋へとたどり着いていたのである。

 

そこで目に飛び込んできたのは、黄金に輝く荘厳な玉座だった。その威容は、まさに自分の最高傑作にふさわしい舞台であると確信させるに十分だった。プリンは、観客が集い、自身の歌声がが評価される瞬間まで、静寂の中で身を潜めることを決意した。そして時は流れ――。

 

現在、複数の観客たちの視線、高さのある格調高き舞台、そして最高の環境がすべて整ったことを確信したプリンは、マイクを握りしめ、深く息を吸い込んだ。歌声を響かせる瞬間が、ついに到来したのだ。

 

プリン「プ~♪」

 

ネス「だめぇえぇっぇ!!」

 

プリン「ぷきゅ?!」

 

しかし、最高の瞬間は唐突に断ち切られた。帽子を被った少年によって口を塞がれ、夢にまで見たコンサートは無情にも阻止されてしまったのだ。

 

周りくどい手段を嫌う自分が、時間をかけて探し求めた理想の舞台。即座の結果を求める性分でありながら、長い時間をかけて待ち続け、ようやく手にした至高の瞬間。それらすべてが水泡に帰したと悟った刹那、プリンの内に激怒の炎が燃え上がった。

 

プリン「ぷきゅうううう!!」

 

ネス「あ、ごめ...」

 

謝罪の言葉など、もはや耳に届くことはなかった。言葉が通じないという意味ではない――その意思ははっきりと伝わっていた。それでもなお、プリンは謝罪を拒絶し、ネスの頬に激しいビンタを見舞った。

 

ネス「いた!いたた!!ご、ごめん!でも仕方ないんだぁぁぁ!!」

 

弁解の言葉に耳を貸すことなく、プリンはただひたすらに頬を叩き続けた。これほどまでの激高は、ピッピ達に愛用のマイクを奪われた、あの屈辱の日以来のことだろうか。

 

あまりにも激烈なビンタの嵐の中、ネスは手にしていた招待状をその場に散乱させてしまった。必死に顔を庇いながら、何とか一枚の招待状を拾い上げる。

 

そして次の瞬間――プリンは、ネスに思い切り体を押し飛ばされた。

 

軽やかな体躯が玉座の上でころころと転がっていく。体勢を立て直した瞬間、さらなる怒りの波がプリンを襲った。

 

プリン「ぷきゅうう!!」

 

再びネスに飛びかかろうとしたその時、ネスの手に握られているものが目に入った。

 

プリン「プリ...?」

 

それは「プリン」と記された、一枚の招待状だった。

 

そしてネスは、全身の力を込めてそれを玉座に押し付けた。

 

プリン「プ...?!」

 

その瞬間、プリンの身体は宙に浮き始めた。自らの意志で浮遊しているのではない――何か不思議な力によって、体がふわふわと宙に舞い上がっていた。そして次の刹那――

 

プリン「ぷりいいいぃぃぃぃ...」

 

背中から強烈な力で、未知なる何かに引きずられていった。

 

 

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ネス「うまくいった……?」

 

猛攻撃の渦中、ネスはプリンの招待状を拾い上げ、玉座へと嵌め込むことに成功していた。刹那、キノコ王国を映していた円形空間が変貌を遂げる。赤と白が半分ずつ彩られたボールが飾られた病院──それは紛れもないプリンの世界の光景であった。

 

玉座に座り込んでいたプリンの身体は、背もたれに吸い込まれるように消失していく。その姿は次第に小さくなり、やがて完全に姿を消した。空間は静寂に包まれ、再びキノコ王国の風景が眼前に広がる。

 

その光景を目の当たりにした一同に、希望の光が宿った。

 

リンク「あれは……!」

 

フォックス「間違いない!」

 

ネス「元の世界に戻ったんだ!!」

 

確かに、プリンは故郷へと帰還したのだ。勝利は目前にあった──そう、一同が確信した瞬間だった。

 

マスターハンド「玉座よ!!」

 

絶望に満ちた咆哮が空間を震わせる。マスターハンドの声に宿る声は、勝利の余韻を一瞬で粉砕した。

 

マスターハンド「光の賢者を除き、この部屋を終点化しろぉっ!!」

 

その瞬間、微細な変化が空間を襲った。肌で感じる違和感──それは部屋を包む闇が、わずかに深さを増したという程度のものでしかない。だが、その些細な変化こそが、絶望への序章であった。

 

隙を突いたマスターハンドが暴れ始める。

 

マリオ「まずい!みんな、抑え込め!!」

 

だが、マスターハンドの身体は宙に浮き始めていた。

 

DK「おいおい!ふざけんなよ!!なんで急にパワーが上がってやがるんだ!!」

 

これまでドンキーコング、リンク、サムス、ヨッシーの四人がかりで抑制していたマスターハンドが、突如として浮遊を始めた理由──それは。

 

リンク「まずい……!!柱が消えた!!」

 

DK「なにぃ!!」

 

マスターハンドを固定するためにしがみついていた柱の消失。それは彼らの努力を無に帰す致命的な変化であった。

 

全身に力を込め、マスターハンドが手を激しく振り払う。何度も、何度も。その遠心力に抗うことなど、もはや不可能だった。しがみついていたマリオたちは無情にも振り払われ、空中に舞った。

 

リンク、サムス、ファルコン、フォックスは華麗に受け身を取ったが、その他の者たちは地面に叩きつけられる。

 

倒れた仲間たちが立ち上がろうとしたその時、後方からネスの切迫した声が響いた。

 

ネス「みんな!大変だ!!」

 

その声は絶望ではなく、純粋な焦燥──助けを求める魂の叫びであった。

 

ネス「玉座が……!いや、何もかもがなくなったんだ!!」

 

「「「「「「「「「!!!」」」」」」」」」

 

玉座のみならず、エキゾチックな装飾を施した壁も、巨大なディスプレイも──すべてが跡形もなく消失していた。残されたのは地面と、果てしなく広がる暗黒の虚無のみ。

 

絶対的な静寂が、一同を包み込んだ。




先ほどドンキーコングバナンザのダイレクト見てきましたが…ポ…ポリーン!!!
幼少期のポリーンが何でいるのおおおお!!

このままじゃ時系列がおかしくなる…

えーーーと…

初代のドンキーコングは今のドンキーコングのお爺ちゃんでそれが若かりしころポリーンをさらってマリオと争ってる…

つまりバナンザのドンキーコングは初代ドンキーコング??


絶対そんな事ないしなぁ!!

どうしましょう…困ったなぁ

そんなことはさておき本当の最終決戦が次回から始まります!

果たしてマリオ達は元の世界に帰れるのでしょうか!



後プリンファンの方がいたら彼女を早期退場させた事をお許し願いたいです…

後々活躍させますから!許してください…!!




恒例の現在のDXの進捗状況を報告してあとがき終わります

現在烈火の剣プレイ中でエリウッド編の24章をプレイしています。

ストーリーにあまり変化がなさそうなので一旦ヘクトル編はカットしようと持ってます。

FE話が難しいですね!それだけ世界観ができてると言う事なので素晴らしいゲームです!!

残りのゲーム達です。

F-ZERO FOR GAMEBOOY ADVANCE
アイスクライマー
ドクターマリオ
ファイアーエムブレム烈火の剣
ファイアーエムブレム封印の剣
ジャッジ
ライオン
スピットボール
セメントファクトリー
ファイアアタック


アニポケ
金銀編50話~金銀編108話

映画

ENTEI
セレビィ
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