終焉の大乱闘 〜ファイターたちの戦い〜   作:ホミキ

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MOTHER2の出来事はゲーム版と小説版を織り交ぜたオリジナル展開になってます。


MOTHER2

オネットに住むネスはプロ野球選手を目指す普通の少年だったが、ある出来事から超能力PSI(サイ)に目覚めた。

 

それは何の変哲もない真夜中の頃、地上を叩く轟音が鳴り響いたときだった。突然の出来事に町は大慌て、そんな時ポーキーがやってきた。

 

ポーキー「弟のピッキーを山の中に置いてきちまった、一緒についてきてくれるだろ?」

 

しぶしぶネスは音が聞こえたであろう場所に行くと、そこには隕石が落ちていた。

そしてその隕石からカブトムシが出てきた。更にそのカブトムシはしゃべり始めたのだ。

 

名前はブンブーン、彼曰く自分は10年後の未来からきた、この先ギーグという地獄の破壊主がこの地球を征服しに来る、そしてそれらの脅威から地球を救うのはネスを含めた4人の子供だという事。

 

ネスはただの野球少年、そんな恐ろしい相手と戦えるはずがない、だがブンブーン曰くネスにはPSI(サイ)という超能力が備わっていて、世界中にある8つの場所をめぐると地球からギーグを倒せるパワーをもらえるらしい。

 

状況もうまく呑み込めないままでいると、突如未来からの暗殺者スターマンの息子がやってきた。ブンブーンは実際にPSI(サイ)を使ってスターマンの息子を倒して見せた。

 

その光景が、ネスの中で眠っていた力を呼び覚ました。

 

 

それから始まった冒険は、ネスを大きく成長させていった。

新たな仲間との出会い、困難との戦い、そして...親友の裏切り。

 

ポーキーは、ギーグの側についた。

かつての親友は、ネスたちの行く手を阻み続けた。

 

ネス(なんでだ、ポーキー...)

怒りと悲しみが、ネスの心を掻きむしる。

ネス(お前はもう、ただの迷惑な子供じゃない。完全な悪党になってしまった)

 

だが、すべての真実が明かされる時が来た。

八つの聖地を巡り、ネスは自身の心の世界"マジカント"へと迷い込む。

そこで彼は、封印された記憶と向き合うことになった。

 

ポーキーはそのぶくぶくと太った体系に目をつけられて上級生達に常に暴力を振るわれていた。そしてネスが小学生になった時その現場を見てしまった。年齢が上だったこともあり常に兄貴ずらをしてネスをリードしていてくれたポーキーが暴力を振るわれて惨めにうずくまっているところを見て、なんとも言えない感情になってしまった。そして次の瞬間ポーキーとめがあってしまった。

 

ポーキー「助けてくれ」

 

ポーキーの必死な眼差しと言葉が、ネスの記憶を貫く。

気まずさから始まった距離感。

そして次第に性格が歪んでいくポーキー。

 

真実を知った瞬間、深い後悔がネスを襲った。

 

ネス(僕は...なんてことを...!)

震える手で顔を覆う。

ネス(自分が逃げ出したくせに...避けたくせに...!それなのに、正義ぶって力を振るってた...!)

 

その瞬間、ネスの中で何かが変わった。

自分の過ちを受け入れた時、地球の力が彼の中に流れ込んできた。

 

ネス(ポーキーに謝らなきゃ...必ず...!)

 

しかし、ギーグとの決戦に向かうには、過酷な選択を迫られた。

肉体を捨て、ロボットとなって過去へ渡る。

二度と元の時代には戻れない。

 

それでも、仲間たちと共に過去へ向かう決意をした。

だが、そこで待っていたのは予想外の展開だった。

 

蜘蛛型の機械に乗ったポーキーが、彼らを出迎える。

ギーグは既に制御を失い、カプセルに封印された悪の化身と化していた。

 

謝罪の言葉を伝えようとするネス。

だがポーキーは、ギーグを解放して姿を消した。

 

壮絶な戦いの末、ポーラの祈りと、世界中の人々の思いが結集し、ついにギーグは倒された。

 

視界が砂嵐のようにぼやけて、意識を失ってしまったが気が付くと元の時代に戻り肉体ももとに戻っていた。

 

どうやら地球とみんなの思いが奇跡をおこしてくれたらしく世界はギーグの危機から救われて、ネス達は元の日常へ戻ることができたのだった。

 

 

 

 

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ネス「元通りじゃない」

窓越しに、隣家を見つめるネス。

ネス「君だけだ、ポーキー。君だけが戻ってこなかった」

 

無関心に暮らすミンチ家の両親。

息子の失踪にも動じない日常。

 

ネス(僕だって同じか...結局、誰も何もできない)

 

そういってまた自分を正当化してしまったことに気が付き、ネスは強く布団をなぐった。そしてやるせない気持ちを抱えながら布団にうつぶせになった。

 

ネス「くそっ...!」

 

その時、運命の悪戯か先ほどの手紙がふわりと眼前に落ちた。

 

ネス「マスターハンド..」

 

差出人の文字を目で追いながら、封を切る。

 

『拝啓 ネス様

あなたを大乱闘スマッシュブラザーズに招待します。

優勝者には、どんな願いもかなえて差し上げましょう』

 

ネス(願い...?願いを叶えるねぇ…)

込み上げる感情を抑えきれず、ネスは叫んだ。

 

ネス「ならポーキーに合わせてみろよ!ポーキーに謝らせてみろよ!またポーキーと野球させてみろよ!!」

 

自分の声に我に返り、ネスは深いため息をつく。

 

ネス「なんだ僕は...こんな悪戯文に...」

 

 

その瞬間、手紙が眩い光を放ち始めた。

 

ネス「眩しっ!」

 

咄嗟に目を瞑り手を前にかざす。

 

ゆっくりと光が落ち着き目を開けた。

 

ネス「え...?」

 

するとそこは見知らぬ部屋だった。

 




次回からネスの対戦相手が現れます、お楽しみに!
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