ペルソナ5 明智兄妹の事件簿   作:かっぱえびせん

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第二十二話 昭和五十五年 清水邸

 啓次のシャドウを撃ち、異世界を崩壊させる。そうすれば啓次は正しい人間になり、岡倉の悪事を止めるのに協力してくれるようになる。

 その通りになれば、確かに問題のほとんどは解決する。

 

 顎に手を当ててしばらく逡巡した後、吾郎は首を振った。

 

「悪いけど、その提案は現実的じゃないな。賛成できない」

 

 真理子は目に見えて落胆した表情になった。だけど、吾郎に考えを変える気はなかった。

 

「啓次さんの異世界は君の家にあるんだ。そこにこちらからわざわざ出向いてやるなんて、捕まえてくださいって言ってるみたいなものだ」

 

 まだ反論がありそうな真理子を見て、吾郎はさらに理由を挙げる。

 

「それに、『シャドウを撃ったら異世界が崩壊する』『異世界が崩壊したら多重人格が治る』っていうのは、両方とも状況証拠に基づく推論だよね? その通りにうまくいく保証なんてどこにもない」

 

 啓次のシャドウを撃って異世界は崩壊した。でも、啓次の精神状態にはなんら影響がなかった。例えばそんなことになったら目も当てられない。運が悪ければ、真理子の異世界から落ちてきた時のように、また現実世界の啓次の目の前に出てしまうかもしれないのだ。

 

 その可能性を口にすると、真理子はまだ食い下がってきた。

 

「でも、今だったらパパは確実に家にいない。今の私たちに残された選択肢は多くないはずです。うまくいくかどうか、例えば今日試すことだけならできるはずです」

「……そうだね」

 

 真理子の言うことは一理あった。

 今だったら、啓次は吉祥寺の家を留守にしている。そして玄関前で岡倉と交わしていた会話から推測するに、二人はまだ警察を呼んでいなかった。吾郎たちを捕まえる算段をつけるために、清水家の秘書を言いくるめている最中だ。

 

 手をこまねいていたら、これから状況はどんどん悪くなる一方だ。むしろ、動くとしたら今以上の好機はない。

 

 だけどそれを加味しても、真理子の提案する作戦には不確定要素が大きすぎる。そう都合よく物事が運ぶとは限らないし、何よりタイムリミットの問題もある。

 これからたった数時間やそこらで、啓次の異世界へ繋がるキーワードを当てて、シャドウを撃つ──そんなことが可能だろうか?

 

 思えば、そもそも、真理子はキーワードが必要なことすら知らないのだ。

 

 吾郎はケータイを取り出すと、「異世界ナビ βテスト版」を開いて、机の上に置く。そして、残り一つのキーワードが必要なことを説明した。

 

「まずこれを当てないことにはどうしようもない」

 

 そう伝えると、真理子はすぐにナビに向かって候補を上げていく。

 

「パパは、家を、学校だと思っている……?」

 ノーヒット。

「映画館」

 これもヒットなし。

「……おもちゃ屋さん?」

 当然、外れだった。

 

 次々と真理子は場所の名前を口にするけれど、どれも当たらない。 

 やっぱり、もっと確実にこの盤面をひっくり返す何かが必要だ。このたった数時間のアドバンテージでなにができるか。

 

「墓地」と苦しそうな声で試す真理子の声を聞いて、吾郎はハッと目を見開いた。

 

「──君のお兄さん……明智吾郎の遺体。まだ、家の地下室にあるんじゃないかな」

 

 真理子は息を詰まらせたけれど、すぐに頷いた。

 

「はい。父は、兄が亡くなった事実自体から目を背けているようでした。きっとあそこには近づかないようにしているはずです」

「遺体まで目の当たりにすれば、秘書の人だって事件があったと認めざるを得ない。啓次さんの言葉の信用を削ぐのに一番適している証拠だ」

「……そうですね」

 

 本物の子どもの身体さえあれば、実の息子が入れ替わりを画策していたことを証明できる。「内密に子どもの家出を解決したい」なんていう啓次の申し出も吹き飛ぶ、動かない証拠だ。それを押さえるなら今しかない。

 問題は、真理子が承諾するかだけれど……。

 

「同じことを父が考えて、兄の身体に何かしても嫌です。急ぎましょう」

 

 一向にキーワードの当たらないナビを一瞥してから、真理子は潔くケータイを返してきた。

 

 

 

 昨日の今日で啓次が鍵を変えていたということもなく、二人は無人の家に堂々と玄関から帰ってきた。

 

 地下室へ続くドアを開いて、階段を降りる。

 

 真理子は覚悟を決めた表情でついてきた。

 できればどこかで待っていて欲しかったのだが、彼女の兄のことで蚊帳の外にすることもできない。

 

 亡骸は二重に重ねたゴミ袋で密閉して、ボストンバッグの中に入れるつもりだった。

 本当ならここに警察を呼ぶのが一番早いのだが、岡倉がすでに手を打っていたらそこでゲームオーバーだ。一度あいつに煮湯を飲まされた身としては、そんなリスクを犯せない。

 

 埃だらけの地下室で、二日前の夜と同じ状態──南京錠が外されたままの木箱を見つけて、安心した。

 

 全て計算ずくで動いている岡倉と違って、啓次の犯行はずさんでその場しのぎだ。

 吾郎のことを本物の息子だと思い込もうとしたほどである。息子を殺したことから、あいつ自身も目を背けたいのだろう。

 決定的物証が家の地下室にあることも、岡倉に教えていないのかもしれない。

 

 木箱の蓋に手をかける。だけど、中に遺体があると思うと手が動かなくなった。

 

「あの……」

 

 その様子を見た真理子が何か言おうとする。たぶん、代わりに自分がやるとでも言うつもりだろう。

 

「時間がない。啓次さんが家に帰ってくる前に、済ませないと。辛いだろうから、君は見なくていい」

 

 吾郎は努めて平静なふりをした。

 

 不要な感情も、感覚も、すべて切り離せ。じゃないと、生き残れない。

 そう心中で唱えて、蓋を空ける。

 

 ……木箱の中の骨は、小さかった。

 いつ真理子の兄が亡くなったのか正確な時期はわからないが、服のサイズから見て、背丈は今の吾郎と同じくらいだったらしい。

 顔の骨に窪みがあったり、足の骨が不自然に屈折しているところを見ると、死因は暴行死で間違いなさそうだ。

 

 そう考えてから、蓋に手をかけていた時と比べていやに冷静な自分に少し驚いた。

 生の匂いを感じさせないほど風化した骨はただの物のようにしか見えない。少し薄汚れているところや壊れているところを除けば、造り物の骨格標本と差異がない。正直言って、少し拍子抜けした。

 

 だけど当然、真理子にとっては違う。

 

「お兄ちゃんの身体、こんなに小さかったんだね」

 

 真理子は、目を伏せてそう囁いた。兄に語りかけているような静謐な声だった。

 

「生きている時にお兄ちゃんを連れて、おじいちゃんの家に逃げれば。どうしてそんなことも思いつかなかったんだろう」

 

 彼女には悪いが、感傷に浸らせてやる時間はない。

 いつ啓次が帰ってくるか分からないのだ。手早く済まさなければならないと、骨に手を伸ばした時、

 

『──ナビゲーションを開始します』

 

 吾郎のケータイから機械音声が流れ、まさかと息を呑んだ時には、景色が変わっていた。

 

 埃っぽい地下室から一転。そこは、天井の高い広々とした部屋になっていた。

 

 洗練されたデザインの家具と、クリーム色の壁にかかるモダンアート。

 壁一面に広がるガラス窓の向こうには、手入れの行き届いた和風庭園が広がっている。燦々と降り注ぐ太陽の光が目を刺して、吾郎は眉を寄せた。

 

「ここ、おじいちゃんの家……?」

 

 真理子の戸惑いの言葉を聞き、吾郎はケータイを取り出した。

 

 案の定、異世界ナビが起動している。

 

 キーワードは、「明智啓次」、「明智家」、「清水家」。

 

 直接口にしたわけではないが、キーワードらしき言葉は会話に出していた。「啓次さん」、「家」、真理子にとっての「おじいちゃんの家」で、ヒットを叩き出したってところだろう。

 

 ただの会話でこんな状況に陥るとは、迂闊だった。

 隠れて行動するためにケータイを消音モードにしていたせいで、ヒットを知らせる音声も聞こえなかったらしい。

 

「チッ……人の言葉を変換してまで勝手に引きずり込むのかよ」

「私たち、またあの異世界にいるってことですよね」

 

 おそるおそるそう言いながら、真理子は辺りを見渡す。

 

「みたいだね」

 

 一刻の猶予もないっていうのに。

 吾郎は苛立ったため息をついた後、ナビを終了させるボタンを押そうとする。が、灰色のボタンを何度押しても、「現在その操作はできません」と音が鳴るだけだった。

 

「おい、帰還させろ」

 

 ケータイに向かって話しかけても、沈黙が返ってくるばかり。

 よく見ると、最低限の機能しかついていないアプリの画面に、小さな文字で「12月1日20時00分 メンテナンスのお知らせ」と書いてあった。

 現在時刻はピッタリ午後八時、ここに吸い込まれた瞬間にメンテナンスが始まったことになる。

 

 まるで嫌がらせのようなタイミングだ。アプリの制作者が何者か知らないが、隣に真理子がいなかったら、口汚い言葉で悪態をついていただろう。

 

「変なの。ここ、おじいちゃんの家と間取りが全然違う……」

 

 真理子は焦った様子もなく、探し物をしているみたいにリビングを歩き回っていた。

 

 役立たずのアプリを閉じると、吾郎も部屋を改めて観察する。

 実際の清水家の内装は知る由もないが、それでもリビングに違和感を覚えた。

 

 家具はどれも一級品のようだが、色合いや造りからどことなく昭和を感じさせる。テレビや電話などの電化製品に至っては、今どき教科書でしか見ないような古いモデルだ。

 

「あくまで啓次さんの心象風景ってことなんじゃない? 君の時と同じでさ」

「そう、ですね……。正直言って、いまだに訳が分かりません。何でこんな世界があるのか」

「同感だよ。でも喫緊の問題は、元の場所に帰れなくなったことだ」

 

 そしてそれよりもはるかに大きな問題は、ここでうかうかしている間に啓次が家に帰ってきてしまった場合、現実世界に戻ったら危険なこと。この異世界にいる怪物たちにいつ襲われてもおかしくないこと。

 本当は、次に異世界にくる時、絶対に真理子を連れてくる気はなかった。彼女にはなんの戦闘能力もないのだ。

 

「……とりあえず、ナビを終了させる以外に帰れる方法がないか、この場所を調べてみるしかないね。敵の気配は感じないけど、念の為、僕のそばから離れないでいてもらえるかな」

 

 パッとみた印象では、あのおもちゃ屋や漫画喫茶と比べてここは狭そうだ。さっと見て回るくらいならすぐに終わるだろう。

 

「分かりました」

 

 大人しく頷く真理子の表情にも声音に恐怖はない。いつものポーカーフェイスを浮かべられると、何を考えているのか見当もつかなかった。

 

「ところで、少し気になったのですが、吾郎くんの服、そのままなんですね。それって自分で変身できるものなんですか? こう、ポーズを取ったり呪文を唱えたりして」

 

 相変わらず、人を変身ヒーローかなにかと勘違いしているらしい。

 

「……いや、あの服になるかどうかに、たぶん僕の意思は関係ない。単純に、この場所に敵がいないから──より正確に言えば、啓次さんが僕を排除すべき敵として認識していないからなんじゃないかな」

 

 少し沈黙してから、真理子は心外そうに眉根を寄せた。

 

「それだと、私があなたのことを敵として見ていたってことになります」

「なにも君自身が敵対していたって言ってる訳じゃない」

 

 突っ立って話していても時間の無駄だ。吾郎は歩き出しながら、説明する。

 

「あの金色の目をした小さい君は、最初は僕に対して友好的だったし、普通に会話もできていた。意見が対立した時初めて、僕の服はあの舞台衣装に変わっていたんだ。この世界では排除したいと持ち主に思われた時に、あの力が使えるようになる。……といっても、これは今ある判断材料で建てられる最有力の仮説っていうだけだけど」

 

 今ひとつ危機感のたりない真理子を見て、吾郎はニッコリと微笑んで一言付け加えた。

 

「つまり、次に敵が現れた時、僕がロビンフッドを喚べなくて、二人ともなす術なくなぶり殺しにされるって可能性も、もちろんあるよ」

「あなたのユーモアが、私には分かりません」

 

 脅かそうという気で言った言葉だったけれど、真理子は呆れ顔で肩をすくめるだけだった。

 

 

 

 歩けど歩けど、ここはただの家でしかなかった。

 現状打破の手がかりになりそうなものは何もないし、アプリの帰還機能も相変わらず使えない。玄関や窓から外に出ても、どういうわけか家の中の部屋に戻されるだけだった。

 

 時間を浪費するほど、元の世界に帰るリスクは上がっていく。

 

 いい加減手詰まりを感じてきた頃、真理子が口火を切った。

 

「あの、吾郎くん」

「なに?」

 

 廊下のタンスの上に乗せられた写真立てを調べながら、吾郎は気のない返事をする。

 

「私、やっぱり元の作戦を試してみてもいいんじゃないかって思うんです」

「……啓次さんのシャドウを撃って、人格統合を強制するっていう案のこと?」

「やっぱりここは、人格が分裂しかけているとできる場所なんじゃないかって思うんです。あのシャドウという別人格を殺すことによって、一人の人間に戻ることができる」

 

 あの黄色い目のドッペルゲンガーの正体は、もう一つの人格。そういう結論になるのも彼女の経験からすれば当然だろう。

 だがあの岡倉が多重人格者だとは思えなかった。あの男はただ相手を見て顔を使い分けているだけ。ただ裏表が激しい程度でこの異世界が生まれるのなら、当然、吾郎にだって異世界が存在しているはずだ。

 

 この異世界が多重人格者にのみ現れるものだという説には賛同できなかった。

 だけど、そうは言っても、アプリのメンテナンスがいつ終わるかも分からない。最悪、永遠にこのまま帰れないという可能性だってある。残る手立ては、啓次のシャドウを殺して異世界を崩壊させることくらいだ。

 

 結局のところ、彼女の作戦に乗ってみるつもりだった。だけど、どうしても一つ指摘したいことがあった。

 

「君のその仮説が正しいとして。あの暴力的なところだって、啓次さんの一面であることは間違いない。だったら、人格統合したところでまともな人間になる保証なんてないんじゃないかな?」

「それは、私が保証します。ちゃんと現実を直視したら、父は今までの行いを悔いるはずです」

 

 子どもを一人殺しても変わらなかった人間をそこまで信頼できるのは、ハッキリ言って狂気の沙汰である。吾郎は深いため息をついて、真理子の目を見た。

 

「どうしてそこまで言い切れるの?」

「だって、家族ですから」

 

 迷いなくそう言い切る真理子だけれど、その様子にはどこか違和感があった。

 

 家族だから、血が繋がっているから──嫌になるほど聞いてきた言葉だ。バカみたいにその言葉を唱えていれば、まるで相手の全てを許して肯定する免罪符になるみたいに。

 

 だけど真理子の目には、そういう連中と同じ、家族に対して向ける底なしの憐憫の色がなかった。むしろ、父親に悔いさせてやるという強い怒りを宿している。

 そのことに彼女が自分で気づいているかは分からない。でも、理不尽を強いた者に後悔させたいという衝動は理解できる。

 

「いいよ。こうなったら、君の作戦で行こう」

「はい……! ありがとうございます」

 

 真理子は肩の力を抜いて、微笑んだ。

 

「どっちにせよ、まずは同じ場所を延々と回っている現状をどうにかしないとね。真理子さんは、何か気づいたことがある?」

「特に大事な手がかりってわけではないんですけど。ここって、父が子どもだった時の祖父の家だと思うんです」

「さっき見たカレンダーには、昭和五十五年ってあったね。当時からおじいさん達はここに住んでいたの?」

「はっきりそうだって聞いたことはないけど。たぶん、昔からここに住んでいたんだと思います」

 

 真理子は廊下に掲げられた立派な額縁を指差した。

 

「例えばその廊下に飾られている弓道の表彰状。あそこにある『清水一生(いっせい)』っていう名前、父の兄の名前だったはずです。すごく多才な人だったと、おじいちゃんもおばあちゃんも言ってました。でも叔父さんは、父が十五の時に亡くなってしまったんです」

「へえ……啓次さんがお兄さんの名前を出しているの、ほとんど聞いたことないな」

「あまり仲が良くなかったんだと思います。父は清水家のことが大嫌いみたいだから。そもそも私が留学する前は、おじいちゃんの家に遊びに行くことだって一度もない絶縁状態だったんです。おばあちゃんが亡くなってしまって、そのお葬式をきっかけに少しずつ話すようになったようですが」

「なるほどね。もしかしたら啓次さんは母親の方を避けていたのかも」

 

 吾郎は再び写真立てを手に取った。

 両親と兄弟が写った、一見何ともない家族写真だ。だが啓次の母親らしき女性は、後ろから長男の肩に両手を乗せて、微笑んでいる。その隣に、距離を開けて、所在なさげに幼い啓次が固い笑みを浮かべていた。どちらの子どもがお気に入りかは一目瞭然だった。

 

 その時、

 

『──どうして、どうして、啓次の方が生きていているの……』

 

 怨嗟に満ちた女の声が、廊下に響き渡る。

 弾かれるように周囲を確認するが、誰もいない。

 

「なんでしょう、今の声……」

「わからないけど、取り敢えず進展はあったみたいだね」

 

 吾郎は、窓の方を指差した。

 先ほどまで燦々と照っていた太陽は鳴りをひそめて、あっという間に外は夕暮れ時になっている。

 

「一瞬でこんなに時間が進むなんて。普通に見えても、やっぱりここはあの異世界なんですね」

 

 うんざりした声で真理子はそう言った後、壁に目を向けて小さな悲鳴を上げた。

 その視線を辿って、吾郎も息を呑む。

 

 廊下の壁にかかる表彰状が、次から次へと増えていっていた。

 

「皆勤賞」「作文コンテスト金賞」「英検一級」「ゴルフ大会中学生の部優勝」……。

 どれも、表彰されるのは清水一生だ。

 中には、「理想の息子で賞」「世界で一番素晴らしい賞」だなんて、冗談としか思えないものまである。

 

 額縁の爆発的な増え方には、子どもの癇癪のようなヒステリックさが感じられた。一つ表彰状が増えるたびに、壁に拳を叩きつけるような音が響く。

 

 壁の隅から隅までを隙間なく覆い尽くして、やっと変化は収まった。

 

「……まともじゃないな、啓次さん」

 

 視線を埋め尽くす全ての額縁が、「清水一生」の存在を讃えている。

 これが啓次の心象風景だとすれば、病的としか言いようがない。




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