AMORED CORE fourth end (4シリーズ非公認)   作:赤髪のTOMO

13 / 43
これから先の内容は、ある企業に所属する自衛隊のスパイからの極秘資料である。
これより先の内容については、一切の口外を禁じる。


自衛隊極秘内部資料(補足)

〈ネクスト“次世代”とリンクス“山猫”〉

 

 

国家解体戦争が起こった約7年前、企業は高エネルギーを生み出す事の可能なコジマ粒子に目を付け、軍事転用を考える。

 

そして、[レイレナード]の提携企業[アクアビット]と[オーメル サイエンス]がその技術開発に成功した。

 

その結果生まれた新兵器がネクストACだった。当時の企業はネクストを象徴として扱い、ネクスト戦力が企業同士の力を比べるものさしだった。

 

ネクストは既存の兵器群とはかけ離れた戦闘力を有していた。

ネクストは当時、通常兵器群のトップに君臨していたノーマルAC数十機、数百機にも及ぶ戦力を有していた。

 

ネクストの登場によって前世代型ACは“ノーマル”という屈辱的な烙印を押されてしまい、ネクストには、コジマ粒子の安定還流によるバリア(正式名称:プライマル アーマー(以下略PA))を展開する事でほとんどの通常攻撃を無効化し、コジマ粒子のプラズマ化によってブースターの圧倒的な推力を生み出し、パイロットと機体の神経接続システムであるAMSの搭載などの特徴があった。

 

国家解体戦争では、公式には26機(死亡数を含めると30機)ほどの数しか出撃しなかったが、1ヶ月で国家を崩壊させた。

 

国家解体戦争に参加し、企業側を勝利に導いたリンクス達は「オリジナル」と呼ばれ、優遇された生活を受ける事が可能であった。

 

しかし、そんな高性能ACを、わずか30機ほどしか投入出来なかったのは機体のコストや生産数の限界ではなく、パイロットであるリンクスの不足であり、ネクストはリンクスという個人に依存した強大な戦力と言える。

 

ネクストがリンクスに依存しているのは、リンクスのAMS適正による所が大きい。

 

AMS適正はリンクスがネクストと直接神経接続するシステム[Allegory Manipulate System]の適正を見る数値である。AMSは脊髄や延髄を経て脳とACの統合制御体が直接データをやり取りする技術であり、操作速度、精密性に優れている事から、次世代型アーマード・コアの操縦方式として採用されている。

 

だが、脳統合制御体間で行う電気信号でのやり取りは正確に処理できなければならない。そして、使いこなすには先天的な才能〈AMS適正〉に左右される所が大きく、訓練などで後天的に獲得する事は困難とされている。

 

しかも残念なことにAMSに頼らない場合、ネクストには完全に連携できる十数人のチームが必要になるとされている。

 

オリジナル達が色々な意味で個性的なのも、AMS適性がそれだけ希少であり、適性さえあればリンクスとして登用したためと思われる。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。