AMORED CORE fourth end (4シリーズ非公認) 作:赤髪のTOMO
だが、世界は着々と破滅の道へ足を踏み入れていた。
もしかしたら、地獄はまだ始まっていなかったのかもしれないが、そんな事は分からなかった、、、誰一人として。
ネクスト格納庫に鎮座している真っ赤なネクストはいよいよ完成し、お披露目されるのを待ち侘びているようだった。
「美しい機体ですね。」
「ああ。これが環境を破壊する悪魔の兵器だとは思えないくらいに、、、綺麗だ。」
彼は二人っきりで彼女とその優美な機体を眺めるふりをしながら、その美しい顔をこっそりと見ていた。
「ねえ、いいでしょ?」
彼女は彼の首裏に手を回し背伸びをしながら、目を瞑って唇を尖らせた。
「ああ、、、いいよ。」
そして、二人は厚いキスをした。すると、そこに相棒が駆けつけて来た。
「隊長!!ラインアークからBRF動画が!」
「ん!?分かった!すぐに行く!」
直後に、彼は彼女と目を合わせた。
「んん〜〜〜!」
彼女は頬を膨らませた。
「ごめんな。戻って来たら何でもしてやるから。」
「ええ。待ってる。無事で帰って来てくれたら、それだけで嬉しいから。」
彼女は悲しみの籠った暗い顔を下に向け、必死に彼に見せないようにした。
「ありがとう。」
彼は相棒と共にBRF室に向かって駆けて行った。
《依頼の内容を説明させてください。》
その声はラインアークの首長と名乗っていた男の声とよく似ていた。
《我々に急接近して来ている敵勢力を排除していただきたいのです。勿論、我々も防衛部隊を展開していますが、我々の強力な切り札である『ホワイト・グリント』は、現在SoMとの戦闘中である為、ラインアークは危険な状態です。》
《ですから、あなたに企業の魔の手から数百万の市民を守っていただきたいのです。》
《勿論、出来る限りの謝礼は用意させて頂きます。緊急ではありますが、何卒、よろしくお願いいたします。》
「よし、俺が出る。新機体の性能を試すいい機会だ。」
「、、、分かりました。DRBを用意します。」
相棒は少しだけ頷いて答えた。
「すまん。頼む。」
彼はネクスト格納庫へ全速力で向かって行った。
コックピット内にジェルが入って来て、優しく彼を包み込む。気分は悪くないのだが、中々馴染む事ができない奇妙な感覚に彼は襲われるのだった。
「DRBの接続を確認しました。」
「『レッド・グリント』出撃する!!」
そうして彼は羽のようなOBを広げて大空を羽ばたいた。
〈ドオオオオーーーー!〉
「まもなくラインアークに到着します。DRBの切り離し、準備してください。」
その後、背中のブースターがバラバラに崩れて、彼はOBを起動した。
「ん!?これは!?」
目の前にはボロボロのMTとノーマルの残骸しかなかった。
「一足遅かったか、それにしても敵はいい腕をしているみたいだ。守備部隊をこんなにも早く全滅させるとはな。」
そうしていると一機のネクストが彼の前に現れた。
「アイツか、新人のリンクスのようだが、侮れない相手のようだ。」
彼の耳に水色のネクストから拾った通信が聞こえてくる。
「…ザアアア…イツはミッションと関係ないな。帰還するぞ。」
クールな女性の声だった。その機体は通信終了すると、クイックターンを使って反転し、OBで去っていた。
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{要項}
ミッション達成成績より、ウィス、イェーイ計2名をNo.28、No.29に昇格。
新しくUnkuownが参加。