問題児たちが異世界から来るそうですよ?ついでに子連れ狼とエロと自称常識人も来るそうです…って!タイトル長いですよ! 作:幻想大好きっ子
「で、呼び出されたはいいけどなんで誰もいねぇんだよ。この状況だと、招待状に書かれていた箱庭とかいうものの説明をする人間が現れるもんじゃねぇのか?」
「そうね。なんの説明もないままでは動きようがないもの」
「そうでござるな…食糧なども数日分しかないでござる。下手に動き回る訳にもいかないでござる」
「ゆうもそうおもうでござるござる」
「……この状況に対して落ち着き過ぎてるのもどうかと思うけど。」
「春日部さんもね…まぁ、慌てすぎてパニックになるよりはマシだけど」
(あなたもです…)
黒ウサギは、自分を棚に上げて春日部につっこみをいれた夜見子につっこむ。慌ててくれたならまだ出やすい物をと…
「確かにもうちょっと慌てようぜ…パニックになろうぜ!そして、パニックって俺に抱きついてくるんだ。そして、押し付けられる胸やら乳やらおっぱいやらを堪能する準備は勿論万端だぁぁあ」
両手を上げていつでもカモーン、とばかり変態が叫び待ち構える中とりあえず相手をしたくないと問題児すらスルーする
「遊…ああいうのは教育に悪いでござるから…」
「…ですよね」
「ゆうのおめめまっくらでみえないよ…むさむさ」
黒ウサギからマトモ認定された二人、夜見子と六叉四は二人で教育状良くないものを遊から離すため遊の目と耳を塞いでいた
(お二方黒ウサギもそう思います…と言うかあの方だけぜひクーリングオフの期間内ならクーリングオフしたいデス)
黒ウサギは黒ウサギで関わり合いたくないHENNTAIがいるので更に出づらくなっていた。それでもソロソロ出るしかないと腹を括った時…
「――仕方がねえな。こうなったら、そこに隠れている奴にでも話を聞くか?」
物影に隠れていた黒ウサギは心臓を捕まれたように跳び跳ねた 。
「なんだ、貴方も気づいていたの?」
「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?色々と気づいてるぜ。他の奴等も気づいてたんだろう?」
「聞くのは賛成でござるが…」
「その前に一つお仕事がありますよね…」
六叉四と夜見子のマトモペアは溜め息を吐くとその姿が消えた。異な、高速で黒ウサギへと向かったのだ
「風上に立たれたら嫌でも分かる」
どれぐらい高速かと言うと飛鳥と耀は二人が消えたのに気づかずに話を続ける程度である
「ふぇ、待ってください。お二人方!黒ウサギは怪しいウサギでは…」
二人の強硬に慌てて胸の谷間から白旗を取りだし振りだす黒ウサギ
「お姉さんおれと楽しく胸とかお尻とか触りっこしましょう!他にも色々な「いい加減に(するでござるよ)しなさい」グベリアァ」
そして、何処からか夜見子がハリセンを2つ取り出して六叉四に渡すと二人は黒ウサギに気づかれずに背後から抱きつこうとしていたイザム(H)へと強烈な突っ込みを放った
「お助けくださりありがとうございます…まさか、黒ウサギの素敵ウサ耳に気づかせずに近づくなんて!」
「いえいえ、気にしないでこれくらいは女子高生なら誰でも出来るし」
いや、どんな辺境にすむジョシコウセイと言う名の部族だよ!代わりにナレーションが突っ込みを入れよう…だって誰も突っ込まないから
「まぁ、助けるのは話を聞くためでござるし」
そろそろ話を続けるかと理不尽な召集を受けた腹いせに冷ややかな視線を黒ウサギに十六夜は送る。
それを合図に他の問題児二人も視線を送り黒ウサギは流石にやや怯んだ。ちなみにマトモな二人はアンタもエロスに気づいてたんでしょう?止めるの手伝えと十六夜に怒りの視線を送るがあえなくスルーされた
「や、やだなあ御四人様。そんな狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいでございますヨ?」
「断る」「却下」「お断りします」「ウサウサだ!可愛い」
「話をしたいなら最初から出て礼を示すべきでござるよ」
「私は聞いても良いけどね」
「話よりも胸に顔を埋めたい」
バンザーイ、と降参のポーズを取るウサ耳女性――黒ウサギ。だが、彼女の眼は冷静に7人を値踏みしていた。7人の人間性・力・考え方、そういった様々な方面がどのようであり、使いやすいかどうかをだ。
「(ほとんどの方は肝っ玉は及第点ですね。この状況でNoといえる勝ち気は買いです。最後の方は本当に返品したいですが…と言うかお子さまもいますが…可愛いと言ってくれたし可愛いのでOKです)」
黒ウサギはおどけつつも、7人とどう接するべきか冷静に考えを張り巡らせている…
と、春日部耀が不思議そうに黒ウサギの隣に立ち黒いウサギ耳を根っこから鷲掴み、
「えい」「フギャ」
力いっぱい野菜を引き抜くように引っ張った
「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとは、どういう了見ですか!?」
「好奇心の為せる業」「自由にも程があります!」
その下の方では遊がキラキラと輝く瞳でウサ耳を見つめていた
「へえ?このウサ耳って本物なのか?」
今度は十六夜が右から掴んで引っ張る。一切の遠慮も込めず、好奇心のままに黒ウサギのウサ耳を引っ張ったのだ。
「…………。じゃあ私も」
「ちょ、ちょっと待――――!」
そして、三人目の問題児である飛鳥も耀と入れ替わりで左側のウサ耳を根っこから鷲掴んで引っ張る。
ウサ耳を左右に力いっぱい引っ張られた黒ウサギは、言葉にならない悲鳴を上げ、その絶叫は近隣に木霊した。
「はぁ…とりあえず人の嫌がることはしないって常識だと思うんだけど…」
「むさむさゆうもウサみみ触りたいのぉ」
「話を聞くためには止めて欲しいのでござるがな…遊まずはこの騒ぎが終わったらでござるよ」
「俺はウサ耳よりもぉぉお。そのおっぱいぃい?そして、先端ボッチを引っ張りたいぃ」
問題児よりも問題あるエロスから遊の目を耳を塞いだ保護者二人は問題児達を見つめて溜め息を吐いて
ーーー
「――――あ、あり得ない。あり得ないのですよ。まさか話を聞いてもらうために二十分も消費してしまうとは。学級崩壊とはきっとこのような状況を言うに違いないのデス」
「いいからさっさと進めろ」
本気の涙を瞳に浮かばせる黒ウサギ。問題児達が彼女の話を『聞くだけ聞こう』という程度には耳を傾けている。
ここまで来るのは夜見子と六叉四の協力が合っても大変だった。特にエロスのセクハラだったりセクハラだったりが大変だったのだ。
「それではいいですか、御四人様。定例文で言いますよ?言いますよ?さあ、言います!ようこそ、”箱庭の世界”へ!我々は御四人様にギフトを与えられた者達だけが参加できる『ギフトゲーム』の参加資格をプレゼンさせていただこうかと召喚いたしました!」
「ギフトゲーム?」
「そうです!既に気付いていらっしゃるでしょうが、御四人様は皆、普通の人間ではございません!その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵でございます。『ギフトゲーム』はその”恩恵"を用いて競い合うゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシロオカシク生活できる為に作られたステージなのでございますよ!」
両手を広げて箱庭をアピールする黒ウサギ。飛鳥は質問をするために小学校の時のように挙手した
「まず初歩的な質問からしていい?貴女の言う”我々”とは貴女を含めた誰かなの?」「YES!異世界から呼び出されたギフト保持者は箱庭で生活するにあたって、数多とある”コミュニティ”に必ず属していただきます♪」
「嫌だね」「私は構わないけど…」「拙者も情報を知るためにも構わないでござるよ」
「属していただきます!ありがとうございます。お二人方。そして『ギフトゲーム』の勝者はゲームの”主催者ホスト”が提示した賞品をゲットできるというとってもシンプルな構造となっております」
「…………。”主催者”って誰?」
「様々ですね。暇を持て余した修羅神仏が人を試すための試練と称して開催されるゲームもあれば、コミュニティの力を誇示するために独自開催するグループもございます。特徴として、前者は自由参加が多いですが、”主催者”が修羅神仏なだけあって凶悪かつ難解なものが多く、命の危険もあるでしょう。しかし、見返りは大きいです。”主催者”次第ですが、新たな”恩恵”を手にすることも夢ではありません。後者は参加のためにチップを用意する必要があります。参加者が敗退すればそれらはすべて”主催者”のコミュニティに寄贈されるシステムです」
「後者は結構俗物ね…………チップには何を?」「それも様々ですね。金品・土地・利権・名誉・人間…………そしてギフトを賭けあうことも可能です。新たな才能を他人から奪えばより高度なギフトゲームに挑む事も可能でしょう。ただし、ギフトを賭けた戦いに負ければ当然――――ご自身の才能が失われるのであしからず」
黒ウサギは愛嬌たっぷりの笑顔に黒い影を見せる。その挑発的な笑顔に対抗するように飛鳥も挑発的な声音で質問を続ける。
「そう。なら最後にもう一つだけ質問させてもらってもいいかしら?」
「どうぞどうぞ♪」
「ゲームそのものはどうやったら始められるの?」
「コミュニティ同士のゲームを除けば、それぞれの期日内に登録していただければOK!商店街でも商店が小規模のゲームを開催しているのでよかったら参加していってくださいな」
「…………つまり『ギフトゲーム』とはこの世界の法そのもの、と考えてもいいのかしら?」
お?と黒ウサギは驚く。それを得て、どうやら今の質問が的を得ているものだと遊とイザムを除く五人は感じる。
「ふふん?中々鋭いですね。しかしそれは八割正解の二割間違いです。我々の世界でも窃盗は禁止ですし、金品による物々交換も存在します。ギフトを用いた犯罪などもってのほか!そんな不逞な輩は悉く処罰します――――が、しかし!『ギフトゲーム』の本質は全く逆!一方の勝者だけが全てを手にするシステムです。店頭に置かれている賞品も、店側が提示したゲームをクリアすればタダで手にすることも可能と言うことですね」
「それは野蛮だけどよ…ということは!もしかしてゲームに勝ちさえすればお尻に敷いて貰ったり胸を枕に寝たりとかも可能なのかぁぁぁぉあ」
「その通り。野蛮という感想もごもっともです。後の御言葉はスルーですよ…しかし、”主催者”は全て自己責任でゲームを開催しております。つまり、奪われるのが嫌な腰抜けは初めからゲームに参加しなければいいだけの話でございます」
七人の中で遊を除けば唯一平和という言葉に遠い世界にいた六叉四は思った。人質を取られ、それを理由に強制される可能性もあるのではないかと。最も、周りの不安を煽らないために口には出していないが。
「さて、皆さんの召喚を依頼した黒ウサギには、箱庭の世界における全ての質問に答える義務がございます。が、それら全てを語るには少々お時間がかかるでしょう。新たな同士候補である皆さんを何時迄も野外に出しておくのは忍びない。此処から先は我等のコミュニティでお話させていただきたいのですが……よろしいです?」
人質を取られ、それを理由に強制される可能性もあるのではないかと。最も、周りの不安を煽らないために口には出していないが。
「さて、皆さんの召喚を依頼した黒ウサギには、箱庭の世界における全ての質問に答える義務がございます。が、それら全てを語るには少々お時間がかかるでしょう。新たな同士候補である皆さんを何時迄も野外に出しておくのは忍びない。此処から先は我等のコミュニティでお話させていただきたいのですが……よろしいです?」
「待てよ。まだ俺が質問してないだろ」
話を終えようとした黒ウサギに対し、静寂していた十六夜が威圧的な声を上げて立つ。その顔に常に刻まれていた軽薄な笑みは消失し、代わりに真剣さを含んだ表情が出現していたことに気づいた黒ウサギは構えるように聞き返した。
「……どういった質問です?ルールですか?ゲームそのものですか?」
「そんなのはどうでもいい。腹の底からどうでもいいぜ、黒ウサギ。此処でお前に向かってルールを問いただしても何かが変わるわけじゃねえんだ。世界のルールを変えようとするのは革命家の仕事であって、プレイヤーの仕事じゃねえ。俺が聞きたいのはたった一つ……たった一つのシンプルな質問だ」
十六夜は視線を黒ウサギから外し、他の7人を見回し、巨大な天幕に覆われた都市に向ける。そして、彼は何もかもを見下すような視線で一言、たった一言で問いた
「この世界は…………面白いか?」「――――」
自分の目的があってやって来た六叉四と遊。巻き込まれただけのイザムを除く問題児二人と夜見子は無言で返事を待つ。彼らを呼んだ手紙にはこう書かれていた
『家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨てて箱庭に来い』と書かれていた。それだけのチップに見合うだけの催し物があるのかどうかこそ、彼ら四人にとって一番重要なことだった。
「――――YES。『ギフトゲーム』は人を超えた者達だけが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証致します♪」
「それでは、改めて今度こそ我等のコミュニティに向かいましょう!」
自分のコミュニティへと向かうために足を進めようとする黒ウサギに静かに夜見子が手を上げる
「悪いのだけど、私の質問がまだ残っているわよ?」
「どうぞどうぞ♪」
黒ウサギとしては自分達に新しい仲間が加わり上機嫌だった
「黒ウサギが私達に面白おかしく暮らして欲しくて呼んだのは本当だと思うけど…それだけじゃないよね?貴女の目完全に厄介事を抱えてる人のものよ」
「……」
その言葉に黒ウサギは心の底まで見通されてるようで黙りこみ
「黒ウサギ…言いたくないなら言わなくて良いわよ…でもね、貴女が呼んだのは自分の都合の良い手駒?それとも信頼できる本当の仲間?」
全員の視線が黒ウサギに集まる。流石のエロスも今はシリアスな時間だと黙りこみ
「嘘からは本当の絆は作り出せないわ…でもね、真実の言葉や想いはどんな嵐の中でも誰かに届く…私はそう信じている…」
自分の真実の想いを込めた言葉を黒ウサギへと放つ夜見子。
「分かりました それではこの黒ウサギも包み隠さず話させてもらいます。それではこの黒ウサギがお腹を括って、精々オモシロオカシク我々のコミュニティの惨状を語らせていただこうじゃないですか」
黒ウサギに夜見子の言葉が届いたのだろう一度目を閉じて決心するとゆっくりと口を開く
「まず私達のコミュニティには名乗るべき”名”がありません。よって呼ばれる時は名前の無いその他大勢、”ノーネーム”という蔑称で称されます」
「名無しの権兵衛と言うことでござるな…それは不便そうでござるな」
問題児を含めて真剣な顔で黒ウサギを見つめて話を静かに聞き
「へえ………その他大勢扱いかよ。それで?」
「次に私達にはコミュニティの誇りである旗印もありません。この旗印というのはコミュニティのテリトリーを示す大事な役目も担っています」
「ふぅん?それで?」
「”名”と”旗印”につづいてトドメに、中核を成す仲間たちは一人も残っていません。もっとぶっちゃけてしまえば、ゲームに参加出来るだけのギフトを持っているのは一二二人中、黒ウサギとジン坊っちゃんだけで、後は十歳以下の子供ばかりなのですヨ!」
「もう崖っぷちだな!」「ホントですねー♪」
それに答える黒ウサギは発する言葉の内容のテンションとは裏腹にガクリと膝をついて項垂れる。
「なんでそんなことになったの?うさうさかわいそうだよ」
黒ウサギの言葉をキチンと理解してるらしく遊も本人は真顔のつもりの表情で訪ねて周りをほっこりとさせた
「そうね。私もそれが気になるわ」
「右に同じく」
「……彼らの親も全て奪われたのです。箱庭を襲う最大の天災――――”魔王”によって」
「魔王だって!?」
十六夜がハイテンションとなって質問を行う。
「魔王!?なんだよそれ、魔王って超カッコイイじゃねえか!!箱庭には魔王なんて素敵ネーミングで呼ばれる奴がいるのか!?」
「え、ええまあ。けど、十六夜さんが思い描いている魔王とは差異があるかと……」
「魔王ね…男を皆殺しにし女の子のハーレムを作ってワハハハやってる羨ましい奴じゃないのか?」
「まあ、似て非なるものですね。倒したら多方面から感謝される可能性もありますし。 倒せば条件次第で隷属させることも可能です」
「魔王は”主催者特権ホストマスター”という箱庭における特権階級を持つ修羅神仏で、彼らにギフトゲームを挑まれたが最後、誰も断ることは出来ません。私達は”主催者特権”を持つ魔王のゲームに強制参加させられ、コミュニティは……コミュニティとして活動していくために必要な全てを奪われてしまいました」
「分かったわ…私は協力するわ…」
髪が僅かに赤く変わっている夜見子は頷く。子供達から親を切り離す悪党なんてのは許しておけないのだ
「拙者も…協力するでござる」「ゆうもゆうも」
彼らも親と切り離された身。黒ウサギのコミュニティが他人事のように思えなかったのだ。
「魔王退治なんて面白いわよ!私も噛ませてもらうわ。で、春日部さんはどうする?」
「私はこの世界に友達を作りに来ただけだから」
「あら以外。じゃ私が友達第一号に立候補して良いかしら?私達て正反対だけど仲良くやっていけそうな気がするの」
飛鳥は自分で言っておきながら気恥ずかしかったのか、飛鳥は自分の髪を触りだし。
耀は無言でしばし考えた後、小さく頷いた。
「うん…飛鳥は私の知る女の子とちょっと違うから大丈夫かも」
『良かったなお嬢…お嬢に友達ができてワシも涙が出るほど嬉しいわ』
ホロリと泣く三毛猫。黙って布切れを渡す六叉四。
「よかったね?ねこねこ」
三毛猫の頭をなでなですら遊に耀も驚き
「三毛猫の言葉わかるの?」
耀は驚いて六叉四と遊を見つめ
「うん、ゆうもわかるよ」
素直に告げる遊に、耀も友達になってほしいと告げると、今度は六叉四が三毛猫と同じ理由で涙を堪えるように目を押さえ。その様子をほんわかしながら見つめた後夜見子は口を開く
「それで十六夜君は?」
背中では遊と耀が動物の言葉が分かると聞き飛鳥が質問したりとガールズトークに花を咲かせ
「魔王から誇りと仲間を取り戻したいのだろう?いいな、それ?」
十六夜の言葉に黒ウサギは嬉しそうに微笑みを浮かべ
「あの俺の事は聞かないのか?」
エロスは全員からスルーされた