ドラえもんのび太の地球開放記   作:ジャックノルテ

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□37 最終回 後編

□37 エピローグ

 

 出木杉とスネ夫が語りだす。

 それにスネツグも補足を加えたりする。

 地球にいる他の種族の事を説明する前に地球上に残された天上州がどうなったのか説明をした方が速いと思う。

 残された天上州、絶滅動物保護州と中央州、第2エネルギー州、ノア州、南極のハンプトン山にある秘密基地の処遇に関しては海底人、竜人、渡り鳥パトロール隊、風の民による共同管理体勢で運営される事になった。

中央州に関しては地球と星間連合を結ぶ大使館としての役割が与えられた。

中央州には各種族の大使館が置かれて彼らはパルパルによる地球の改革に協力する事で考えを一致させていた。

各種族はそれぞれの得意分野での協力を確約してくれた。

海底人は海に関する事を。

渡り鳥パトロール隊は渡り鳥が通る超空間の事を。

竜人は地底に関する事を。

風の民は風に関する事で協力すると誓ってくれたのだ。

同時に彼らは地球にいる人間に近い知性と感情を持つ存在で人間社会と距離を置く種族同士による地球種族連合を設立してパルパルとの協力の窓口とした。

 

 

絶滅動物保護州の扱いはそのままとされてホイを始めとした小人族はそのまま居住する事を認められたのだった。

 またタガロとその一家を始めとした一部の洗脳を解除された名誉天上人達は絶滅動物保護州の動物達と仲良くなった事もあり絶滅動物保護州で暮らし続ける事が認められたのだった。

 クローンフェニキアとクローンリバイアサンは小人族に懐いており小人族と一緒に住む事が許されたのだった。

 ノア州は改良されて第2絶滅動物保護州として扱われる事になった。

 この天上州の事にバウワンコ王国が関わらないのか理由もあった。

 ヘビースモーカーズフォレストに隠されたバウワンコ王国だったが、既に国土は限界に達していた。

 天上人によって外界から隔離され火山帯に囲まれて作られたバウワンコ王国だったが、火山帯のマグマの活動は活発になっていた。

 天上人はマグマの活動をその優れた科学力で押さえていたが、このままでは数十年の内に火山帯の爆発によってバウワンコ王国が滅びる事は確実だった。

(天上人はそれを利用してのバウワンコ王国の人口を制御する目算だった)

 そこで宇宙にあるワンニャン星のネコジャラ大統領がバウワンコ王国の民全てを新たに発見した植民惑星の一つに移住する事を提案して来た。

 天上人によって虐殺されたワンニャン星の探検家のDNAをベースに作られた犬人とワンニャン星人は祖を同じとする同一の種と言える種族だった。

 バウワンコ109世はネコジャラ大統領との会談の末に1年以内に植民惑星への移住を進める事を決断した。

 

のび太「じゃあペコ、じゃなくてバウワンコ王国の人達は・・・・・・」

 

出木杉「うん。一年後を目処に新しい星に移住する事を決断したよ」

 

のび太「ペコ・・・・・」

 

スネ夫「のび太。まだ時間はあるよ。移住までにペコに会いに行ったら良いよ」

 

のび太「そうだね・・・・・・」

 

スネツグ「これから・・・・・。次々と世の中で様々な出来事が起こります。明日にでも」

 

出木杉「うん。ニュースを見るといいよ。今までの世の中が変わる出来事が次々と起こるんだ」

 

スネ夫「だからみんなもこれからは新聞を見た方が良いよ。僕の様に」

 

ジャイアン「スネ夫。お前、テレビ欄しか見ないって言っていただろ?」

 

スネ夫「これからは僕もニュースを見るって」

 

ドラえもん「それならのび太君も新聞を読まないとね」

 

のび太「うん。そうするよ」

 

静香「出木杉さん。パルパルさんとまた会う事は・・・・・」

 

出木杉「今は出来ないよ。でも一年後にはきっと会う事が出来るよ」

 

静香「そうよね。きっと会う事が出来るわよね」

 

のび太「きっと会えるよ!」

 

ドラえもん「のび太君の言う通りだよ!」

 

スネツグ「静香さん。悲しまないで下さい」

 

静香「もう大丈夫よ」

 

ジャイアン「そう言えばスネ夫。スネ吉さんはどうなったんだ?」

 

スネ夫「洗脳が解除されたスネ吉兄さんはパルパルさんに協力する為にパルパルさんの元に残ったよ。ミクロスと一緒に」

 

ドラえもん「直してあげたミクロスの調子はどう?」

 

スネツグ「ミクロスの調子はいいです。ドラえもんさん達に攻撃した事を後悔していました」

 

 回想シーン

 

 絶滅動物保護州でドラえもんが修復したミクロスだったが何故か目を覚まさなかった。

 地上に帰還する直前までドラえもんは破壊されたミクロスを直そうとしていた。

 

ドラえもん「タイム風呂敷で直せる部分は直したから目を覚ます筈なんだけど・・・・・」

 

スネ吉「もしかしたらミクロスはスネ夫とスネツグを攻撃した事を後悔しているのかも知れない」

 

 洗脳を解かれたスネ吉はミクロスの様子を見ながら語る。

 

ドラえもん「確かにミクロスはボクが改造して人間並みの知能を持たせたから・・・・・」

 

スネ吉「後の事は私に任せて欲しい。ミクロスはきっと目覚める筈だ」

 

ドラえもん「分かりました」

 

 それからしばらく経過してもミクロスは目覚めなかった。

 

スネ吉「スネ夫。スネツグ。二人でミクロスに呼び掛けて欲しい。もしかしたらミクロスは僕の命令に従って二人に攻撃した事を後悔しているんだと思う」

 

スネ夫「分かった。ミクロス!目を覚ませよ!」

 

スネツグ「そうです!目を覚まして下さい!」

 

スネ夫「僕にとってお前は・・・・・・。もう一人の弟だと思っているんだぞ!!」

 

スネツグ「ボクもそう思っています!」

 

ミクロス(ボクは・・・・・・。ご主人を傷付けてしまった・・・・・。でもスネ夫様達はボクを必要としている・・・・・)

 

スネ夫「いい加減に目を覚ませよ!弟なら兄の言う事を聞くんだ!」

 

スネツグ「そうです!ボクも兄さんになりたいです!」

 

ミクロス「スネ夫様・・・。スネツグ様・・・・・。許してくれるんですか?」

 

スネ夫「僕がお前を許さなきゃ誰が許すって言うんだ!?」

 

スネ吉「ミクロス。お前に酷い命令を下したのは僕だ。だからお前に罪は無い」

 

ミクロス「スネ吉様・・・・・・」

 

スネツグ「ミクロス。ボク達にはまだやる事がある筈です」

 

ミクロス「分かりました。ボクは・・・・・。その命令を遂行します!」

 

 ミクロスは遂に目を覚ましスネ夫とスネツグ、スネ吉は喜びを分かち合った。

 

 

 

ドラえもん「ミクロスは命令に従っただけだよ。それにミクロスなりにスネ夫達の事を考えて行動したんだと思うよ。だからミクロスの事を責める気は無いよ」

 

のび太「ドラえもんの言う通りだね」

 

ジャイアン「そうだな。こんどミクロスが来たら俺のリサイタルのアシスタントをする事で許してやるよ(笑)」

 

スネツグ「えっ!?それは・・・・・・」

 

スネ夫「ジャイアン。その前に僕との約束があるじゃない?」

 

ジャイアン「ん?約束?」

 

スネ夫「僕と日焼けする約束だろ(笑)僕ん家のベランダで」

 

ジャイアン「そうか(笑)そうだったな(笑)二人でレッスンをしようか(笑)日焼けのな(笑)」

 

のび太「アハハハハハ」

 

ドラえもん「何だかようやく日常に戻った気がするよ」

 

静香「そうね。こんな風に笑えるんだから」

 

出木杉「うん。こんな日々を僕らは大切にしなきゃいけないんだ」

 

スネツグ「はい。大切な物は何時も目の前にあったんですね」

 

スネ夫「そうさ。のび太。そうだろ?」

 

 のび太の眼前に友人達がいる。

 

のび太「そうだね。そうだったんだよ。ぼくらは大切な事を見失わない様にしないと。大切な物を見失ったら今回みたいな事になるかも知れないんだから」

 

 

 

その日の夜・・・・・。

 のび太が寝静まった後でドラえもんはドラミから受け取っていたタイムテレビでドラミと会話していた。

 

ドラミ「やっぱり今回の出来事は歴史における特異点だったのね」

 

 タイムテレビを通して語るドラミの顔は真剣その物だった。

 

ドラえもん「そうだね。だからこそボクらが決定的な干渉する様な発言しようとするのを封じ込めるプロトコルが発動したんだ」

 

ドラミ「そうだったのね。でもこれでようやく分かった様な気がするわ」

 

ドラえもん「何がだい?」

 

ドラミ「のび太さん達のいる時代とワタシのいる22世紀。比べて見ると技術的にも歴史的にも違和感があったのよ。余りにも技術や思想の進歩に差があり過ぎるような」

 

ドラえもん「確かに。未来では歴史の特異点周辺に関する事は機密事項だから余計にそう感じるのかも知れないね」

 

ドラミ「今回の出来事を踏まえて歴史の流れを見るとようやく22世紀とのび太さん達の世界が繋がった様な気がするわ」

 

ドラえもん「ボクもまさかセワシ君の先祖であるのび太君の出来を少し良くするだけでこんなに大冒険をする事になるとは思わなかったよ」

 

ドラミ「そうね。ワタシはこれから特異点に関わった事でタイムパトロールから審理会に出席して来るわ。お兄ちゃんにもその内、令状が来るかも知れないわ」

 

ドラえもん「そうだね。その時はちゃんとボクからも説明するよ」

 

ドラミ「お兄ちゃんもちゃんと首の鈴に仕込んだカメラでちゃんと記録を取っているなら大丈夫よ」

 

ドラえもん「そうだね。じゃあドラミ。また」

 

ドラミ「お兄ちゃんも気を付けて」

 

 ドラミとのタイムテレビの通話を終えたドラえもんは押し入れに戻る途中でのび太の寝顔を見た。

 その寝顔はいつも通りの寝顔だった。

 

ドラえもん「のび太君。これからきっと素晴らしい事がたくさん起こるよ。だからぐっすりと眠ると良いよ」

 

 

 

 次の日からのび太達のいる地球では激動の出来事が起こり続けていた。

 出木杉とスネ夫、スネツグが帰還した次の日から世界各国にあるテロ組織や麻薬販売組織が次々と爆発事故を起こして壊滅して行った。

 更にこれまで野放しだった麻薬畑に局地的な太陽光の照射によって火事が起きて麻薬畑が次々と燃えて行った。

 のび太達の周囲でも指名手配されていた凶悪犯が次々と逮捕されて行くなど変革は始まっていたのだ。

 9月に入ると同時に全ての国家が国連に加入すると同時に国連を地球国家連合に再編すると同時に各国の軍隊を国連軍に統合すると世界各国のテロ組織への攻撃を開始して僅か十日で世界各地のテロ組織を壊滅させた。

 凶悪な独裁者によって運営された独裁政権だった国家は突然、独裁政権を解体して議会政治へと移り変わった。

 同時期に低コストで大量生産のしやすい大容量のソーラーバッテリーが開発されてボーンリバーグループによって世界中にその設計法が公開されて工場が建築された。

 これらのソーラーバッテリーは元を正せば天上人が使っていた物だった。

 また静香から話を聞いてねじ巻き都市の事を聞いていたパルパルによってねじ巻き都市から高効率な空気清浄装置が地球用に改良を施された上で提供されてパルパルの手によって各地に設置された。

 更に公害による環境破壊から自然を守る為に汚染水や汚染物質を分解する工場や設備も低コストかつ大量生産がしやすい様に作られてボーンリバーグループと地球国家連合によって世界各地に配られた。

 特に工業廃水や放射能を除去する設備はまさに多くの人々が望んだ物であり低コストと生産しやすさもあって直ぐに普及して行った。

 特に食料事情に関しては残された天上州において食料生産が行われると同時に天上人によって秘匿されていた各地域に合わせて作られた大量生産しやすい穀物の生産と配布をボーンが担う事によって世界中に急速に広がって行ったのだ。

 医療事情に関しては地球を追放された天上人の穏健派にいた医師や協力者に地球の医療の行き届かない場所へ派遣する事を了承して貰い限定的に地球での活動を認めて地球上において急速に予防接種も進んで行った。

 これも天上人が隠匿していた高度な移動式の医療設備や薬品、予防接種を転用した物だった。

 更に紛争地域を悩ませる地雷問題に関しても地雷探知及び排除の為のロボットや重機をボーンリバーグループが開発して実演して採算度外視で世界各国に提供した。

 ミクロスはボーンリバーグループのマスコットキャラクターとしてスネ吉と共に忙しく世界各国を回っていた。

 地球国家連合によって世界中の通信網と流通網の設備も行われて地球は急速に平和へと向かっていた。

 地球国家連合が作られた過程で地球の国家は次々と解体、再編がされて行き遂に地球上から全ての戦争や紛争や国境を巡る争いが終結した。

 これら激動の一年に起こった発明品は殆どが数年前には地上人が発見していたが、天上人によって意図的に隠されていた物だった。

 天上人にとって地上人は地上を汚す劣った存在として演出させる為だ。

 テロ組織壊滅や国境紛争が解決し地球国家連合が作られた事も既に天上人が下準備を作っていた事も要因だった。

 天上人も地上人の国家のコントロールを効率的に行う為に国家の一本化を元々目論んでいたと言う証明でもあったのだ。

 今までは無数の国家を作る事によって適度に紛争を引き起こし、宇宙で売り捌く銃器や様々な毒ガスや殺人ウイルスを使った威力を試す実験を行っていたからだ。

 また様々な戦争の要因となる対立の図式も次々と解消されて行き対立の図式その物が薄れて行った。

 毎日の様に逃亡していた凶悪犯やテロ組織が討伐され、次々と技術の新発見が相次ぎ人類の進歩は目まぐるしい速度で進んでいた。

 それと平行してバウワンコ109世はバウワンコ王国の国民に対して別の星への移住計画を説明して根強い説得とそのカリスマ性もあってネコジャラ大統領の協力の元で新たな星へ旅立った。

 まさしく激動の一年をのび太達は過ごしたのだ。

 その間にのび太達は小学校を卒業して中学校に入学して初めての夏休みを迎えた。

 つまりパルパルがメインコンピューター《レテ》と一体化して一年が経過したのだ。

 

 

 

 南極のハンプトン山にある天上連邦秘密基地改め地球種族連合の秘密基地。

 そこには両親から外泊の許可を得たのび太、静香、ジャイアン、スネ夫、スネツグ、ドラえもんとドラミ、出木杉が集まっていた。

 今日、ここには様々な人々が地球と宇宙を超えて集まっていた。

 コーヤコーヤ星からロップルと妹のクレムと相棒のチャミー。

 バウワンコ王国からバウワンコ109世と妃のスピアナ姫、その忠臣ブルススとチッポ。

 ムー連邦から大統領とエル警備隊長。

 ピリカ星からパピ大統領とゲンブ治安大臣と愛犬のロコロコ。

 地底国から法王と祭祀長と軍団長にバンホーと妹のロー。

 ニムゲ共同体からチッポとその両親と従妹のロミとウータン町長と連邦警察隊長。

 ドンジャラ村からホイとその家族やモアやドードー鳥と仲良くなったタガロ一家。

 植物星からキー坊大使。

 チャモチャ星からガリオン侯爵とガリオン夫人とその息子であるサピオと相棒のタップとロボットであるブリキンとピエロ。

 ねじ巻き都市から市長のピーブと妹のプピーを始めとしたぬいぐるみ達。

銀河漂流船団のマズーラ議長とリーベルト大使と息子のリアンと同僚の銀河少年騎士団のフレイヤとゴロゴロ、ログ。

バードピアからグースケと幼馴染のミルクとホウ博士、それに勇者イカロス。

 キングダム星から王女ジャンヌとチャペック博士とロボットのマリアとポコ。

 風の民の村からテムジンと妹のスンと風の民の長と山神ヤーク。

 ワンニャン星からネコジャラ大統領と秘書であるハッセンイチ。

 ハルカ星大使とバードマン。

 マール星からルルロフ王子の家臣であるワンダユウが派遣されていた。

 その他にも星間連合の種族多くの大使が派遣されていた。

 皆が見守る中でメインコンピューター《レテ》の専用カプセルの中に入っていたパルパルが遂に出て来れる日が来たのだ。

 カプセルが開き白い煙が流れ出るもパルパルの姿は出て来ない。

 

静香「パルパルさん!」

 

 慌てて駆け寄る静香に続いて皆が駆け寄る。

 するとカプセルの中には小さな赤ん坊が眠っていた。

 

静香「これって!?」

 

ドラミ「もしかしてパルパルさん!?」

 

 ドラミは誰もが思っていた事を口走っていた。

 

静香「でもどうして!?」

 

 その時、メインコンピューター《レテ》から音声が流れだした。

 

《レテ》「メインコンピューター《レテ》と一体化した選ばれた天上人パルパルは使命を終えた。天上人と名を変えたニムゲがこれ以上の罪を犯す事を防ぎ、地球の危機を救ったパルパルは天上人に支配された地球を自立出来る様に地球の政治やありとあらゆる面に関与して一つの方向に誘導した。結果の正しさはどうあれそれも罪だ」

 

静香「そんな!?それがパルパルさん一人の罪だと言うのですか!?」

 

《レテ》「だからこそパルパルはその罪を償う為に全ての記憶と今まで生きた時間を失う事で罪を償い生まれ変わった。パルパルは罪を償ったのだ」

 

《レテ》のメッセージはそこで終了した。

 

静香「じゃあこの子がパルパルさんなのね」

 

のび太「可愛い顔をしているね」

 

ジャイアン「何だかジャイ子の小さい頃を思い出すな」

 

スネ夫「パルパルさんは僕らの為に・・・・・」

 

出木杉「ありがとう。あなたのお陰で僕らはここにいます・・・・・」

 

スネツグ「はい。お陰でボクは兄さん達とここにいます」

 

ドラえもん「これからはもう苦しい思いをしなくて良いんだね」

 

ドラミ「でもこのパルパルさんの事はどうするの?」

 

キー坊大使「それならパルパルさんは私が引き取りましょう」

 

のび太「キー坊が?」

 

キー坊大使「はい。植物星の衛星には他の星からの移民もいます。多くのいる植物星ならばこの子の正体を詮索する人もいないでしょう。表向きにはパルパルさんは《レテ》と繋がった事による負荷で死亡した事にすれば誰も疑う人はいないでしょう」

 

静香「キー坊。良いの?」

 

キー坊大使「任せて下さい。パルパルさんの行動には私も助けられたのですから」

 

静香「キー坊。パルパルさんの事をお願いします」

 

キー坊大使「のび太さんとドラえもんさんが私を育てた様に育って見せます」

 

のび太「育てたなんてよしてよ」

 

ドラえもん「のび太君とキー坊は兄弟みたいな関係だったね。今じゃ逆転しちゃったけど」

 

のび太「いつの間にかキー坊の方が大きくなっていたんだね」

 

キー坊大使「宇宙では時間の流れが違う場所もありますからね。でも私は速く大人になりたかったんです。のび太さん達を助ける為に」

 

ドラえもん「十分すぎる程、ボクらは君に助けられてたよ。キー坊」

 

キー坊大使「ありがとうございます。あなた達にそう言って貰えるだけで今までの苦労が報われた気がします」

 

 それから彼らは全員で地球と宇宙との交流会が始まった。

 種族も年も年齢も異なる惑星の彼らは同じ危機を乗り越え分かりあい本当の意味で信じあう事の大切さを示したのだ。

 

 

 

 




この後、もう一話あります。
蛇足の様な終わりかも知れませんが必要な事だと思いました。

 マール星のルルロフ王子と家臣のワンダユウはチンプイに登場するキャラクターです。
 パルパルの最後は書いている内に決めました。
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