はい!アリスは戦い方を学びます!ゲームから!   作:らんかん

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襲撃者(不良)トラップを作ってきたアリス

「ガンジャユラユラ麻薬のキマリ他界絶頂大麻」

「先生、いきなりどうされましたか」

「みりぽゆってどう思う?」

「なんかじんわり下方の匂いがするキャラだと思います」

 

 いきなりコンパスの話をし始める二人。

 

「なんというか、プロでもランカーでもないのでなんかあんまり言うのもあれなんですけど。HSで16秒くらいドローンに追い回された挙句クソはやレートで80とか100とか喰らうの非常によろしくないと思うんですよ。さらに言うと、貯まるの早くて二回は余裕、三回目も出せるではないですか。そうすると30多くて45秒カット使えない時間が増えるじゃないですか」

「全天すら使えない上に移動を要求されるから、バトアリで相手のデキレが低いならともかくHAとかで止まれないの勘弁してほしいなって感じはする。じゃあダメージ防ぎますでカウンター吐くわけにも行かないし」

「それが試合の1/6の時間そうなると言うのはちょっと困りますね。それに場合によってはカウンター入れないキャラもいますから。ちょっと苦しくなりそうです」

「HAも強いよな。アイズみたいなキャラが恒常のガンナーって言うのはありがたい限りなんだけどな〜、コンセプト通りっていうのはその通りだしデュエマでいう赤単のようなしっかりとしたコンセプトが故の強さ。通常攻撃なんだけどレートが速いし射程もあるし倍率こそ低めだけど結局強い。なんというか_____」

「ガードブレイク自動で出来てそれをするための準備が軽い。防げない、カードが一つか二つ使えなくなる時間が長いのは相当来ますね、心に。なのでHSの溜めが長くなるのではないかと思ってます。逆にそれ以外下げてしまうとなんだかパッとしないように感じますね」

「HSの必要量は増加しそうだな〜、そしたらなんか普通に強ガンナーって感じがする。

 据え置きだったらちょっと嫌かも。特に野良だとランダムだし」

「というかやはりヒットストップ少なすぎでは?サブマシンガンで軽いのは理解できるんですけどやはりあの射程であの攻撃でヒットストップあんなに少ないというのはバグか何かだと思うんですよ。どうですか」

「それは思った」

 

 そんな談義に花を咲かせていると、アリスがやってきた。

 

「お邪魔しまーす」

「ああ、アリス。こんにちは」

 

 彼女はそのままこたつに入る。

 

「いやー、寒かったです。色々外で作業をしてたので」

「ああ、お疲れ様。いったい何を?」

「不良の湧き潰しです」

 

 この時は先生も治安維持活動の一環としか考えていなかった。

 

「そりゃ大変だったね。アイスもあるし温めればあれもあるよ。カルボナーラ」

「本当ですか!?いただきます!」

 

 アリスは急いでこたつから出て、冷凍のカルボナーラを温める。目的のためにこたつを容赦なく出れるのは、できる少女の特徴だ。

 

 そんなアリスは電子レンジの近くで待ちながらジュースを飲んでいる。

 

「とは言っても湧き潰しかあ、結構派手にやったの?」

「いえ、松明を置いてトラップタワーを作りました」

「一気に恐ろしくなったな」

 

 急に話が変わってきたのかほんわかな空気が一瞬で崩れた。

 

「あのーもしかして何を?」

「まず昨日行った廃墟周り、あまり光源が無かったですよね。あそこに規則正しく松明を置いてから襲撃者トラップを作りました。何回か落下して大変でしたよ」

「普通落下したら大変じゃないの?」

「エリトラがあったので無事ですよ〜」

「えっいつそんなものを」

 

 後ろで音がしたので振り返ってみると、『僕が勝ってあげました』という看板を立てながら寝転んでテレビ見てる金髪のお兄さんがいる。

 

「ああ、なるほどね。そういうことね」

「見ますか?」

「うん」

 

 アリスお手製のトラップがどんなものかを見る。

 

 あの廃墟跡がほとんど削り取られて、その上で葉っぱに包まれたトラップがある。動画を身進めていくと、不良がいつものように倒れていって流される。そのうちに経験値を落としていたりするが、ドロップ品はしっかりホッパーに回収されていた。

 

「えーほんとに作ったのこれ……不良が可哀想だよ」

「足を洗えば友好モブ扱いになるのでここに閉じ込められずに済みますよ」

「えっそういう?」

「はい」

 

 不良である限り永遠にあそこに閉じ込められるとはとんでもないトラップを作ったものだ。確かにこれなら不用意に近づくこともできないし、悪事を働こうとする気概も削げるだろう。

 

「しかしまあこんなものよく作ったなあ……アイテムってなにかあった?」

「クレジットとかが自動で手に入るようになってますよ。あとノートとか」

「えっマジ!?」

「周回しなくてもあそこで金と強化素材が手に入るようになりました」

「マジか……」

 

 トラップ系全般の利点だが、それを現実でやれるとなると気分も上がるもの。しかし、不良たちが永遠に苦しむのもどうか、とも考えると少し複雑な気分らしい。

 

「いやー……まあでもそうか。お灸にしては激しすぎるけど、でも恐怖政治っての趣味じゃないからなあ……とはいえ再発防止とか考えると……うーん」

 

 先生は考えた。

 

「少し様子見して被害が格段に減ったことを確認した段階でトラップを廃止したいんだけどどう?」

「アリスもそれがいいと思います」

「おや、アリス。いいの?」

 

 自分の出した提案が、作った本人にすんなり受け入れられたことに驚いたようだ。

 

「アリスはあくまで治安維持のためにあのような装置を作りました。治安維持活動においてあれの効果が十分に確認できた場合はその任を果たしたものとして破壊する方針です」

「そもそも壊すつもりだったんだ」

「なので誰からの依頼もなく報酬もありません。それでもドロップ品のお金などはありますから、全くもって無駄ではありませんよ。不良から出たノートも弾薬も何もかも使えますから」

 

 アリスが考えて行動している。学生としての活動と見れば満点であり、その意思を尊重する意図も含めて先生はこれ以上何も言わないことにした。

 

「じゃあ何も問題ないね」

「はい、しばらくはカンナさんと様子を見ます」

 

 そう言って話は終わった。と、同時に電子レンジのベルが鳴る。

 

 グローブを取り出してからあったまったカルボナーラをフォークと一緒に持ってきて、彼女はそのまま食べ始めた。

 

「美味しいです!」

「よかったねえ」

 

 そう言ってから、先生も転がって休み始めた。

 

「そういえば先生」

「なに?」

「この作品の評価600になりましたよ」

「えぇ……え本当それ!?」

 

 いきなりの出来事に驚いたようだ。

 

 そう、この作品の評価は600に達した。

 

 いつも応援してくださる皆様のコメントもそうだが、評価が全体的に高く、お気に入り数200行ってないにも関わらず600なのだ。

 

 基本的にアリスが何かしてあーだこーだしゃべっているだけだったので、そこまでになっているとは知らなかったらしい。

 

「ま、そこまで来れば今頑張って用意してる晦日用のスペシャル編も沢山読んでもらえるって事だろうし、いい事づくめだね」

「そうですね!」

 

 書いてる人的には、真面目に書いてるヒエロニムスの方が伸びなくてちょっと悲しいですがまあそれはそれ。みなさんいつもありがとうございます。

 

「コメントも45件かあ……特別編で返信するって言ってたけど大丈夫そう?なんなら25日まで元気な時に投稿するから50件とか増えたら大変も良いところだけど」

「大丈夫です!アリス、ちゃんとそれをするためのラジオブース借りてます!」

「じゃあ音楽用意しないとなあ……」

「パラオナボーイのchill arrange持ってきますか?」

「プレ先やめなって!」

 

 そんな話をしつつも12月は過ぎていく。

 

 一人であっても惨めではない、街灯とイルミネーションは冷たい世界から励ましてくれる明るさなのだから。




《お知らせ》
12月の30日。晦日に、特別幕間として今までいただいた感想と共に先生たちが今までの話を振り返る話を出します!

その際、今まで頂いた感想をお名前を伏せた状態でご紹介させていただきたいと思っております。

もしいつもご覧いただいてる方、今まででコメントを頂いた方に私のコメントは紹介しないで〜!という人がいたらお知らせください。コメント出してもいいですよ〜!って方はそのままで結構ですが、もしよろしければ質問等をいただけると幸いです。

感想・質問募集期間は12月25日までです!よろしくお願いします!
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