「やっほー」
「普通に挨拶とは珍しいですね」
「ゴンとキルアについて話してくれる?」
またコンパスの話か。
「えーと、まあこれ自分がランカーではないので一般的な感覚で話すのですが……まず、キルアは少し微妙だと思ってます」
「と言うと?」
「カウンターカードにスタンを付与したり、HS強化中は全体的に性能アップしてスタンが入るようになるのですが……HS中はともかく通常時のスタンがあまりにも短く感じるんですよね。ダッシュアタックした後に、追撃いれるまでにはもう復帰してて……みたいな。なまじダッシュが他のスプリンターと比べてあまりにも早いので、一人で始末できる、例えばDAで弱点ヒットしたら転倒するので頑張ればハメれるジョーカーみたいな感じであったら嬉しかったです。それにDA発生も遅いしスタン短いしその上で膠着も長めなのであまり使ってて爽快!ってキャラではないですね」
「ほう」
「ずっと強調したいのはやはりアビリティ・DAによるスタン付与の短さですね。カウンター、と言うよりカード発生は早いのはメリットですし、やはり足が速いのはスプリンターとして高得点、おまけに通常も早いから持ち味がほぼ死に体なのさえ除けば、高水準なキルスプだと思います。せめて、カード効果等で付与されたスタンが0.5か0.7秒くくらい増えていればありがたいのですけどね」
プレナパテスは語る。なお、これを書いてる本人はゴンが気持ち良すぎるのであまり使ってない。
「で、ゴンはどうなの?」
「えー、正直に言うと壊れに近いです。ボンドルドのように壊れ!とも言い難いのですが、しかし間違いなく弱くはない。まずアビリティのガードブレイクカードのダメUPとクールダウン現象は、カノーネとグラナートどっちにも適用するんですよね。カノーネはここ最近のカード調整で倍率上がりつつありましたから、カウンターさえ相手から剥がせば間違いなく痛い一撃を浴びせることができるでしょう。あと、グラナートが火力出るのすごいですよね。周カノがまさかあんな火力出るなんて思いもしなかったので……それで帰ってくるの早くなっているんでしょう?いやあ普通に強いのではないですかね」
「結構前から貫通カードをかなり積むことも多かったからその煽りで低耐久キャラは憂き目に遭い、さらに発生の関係上カウンターを詰めないキャラもいるからゴンのおかげで割と辛そうなキャラが増えたってことでいいのか?」
「そうですね」
二人の会話は続く。何しろ、周年コラボの話だから饒舌になるのだろう。
「あとゴンはHAがとてもいけないと思います。最速で出せば普通に相手の行動をキャンセルさせれますし、その割には威力は高め。少しでも貯めれれば3000は超えますし、それは低耐久を殺すには間違いなく役立つでしょう。あと、最大まで貯めたら普通に範囲も広がった上で10000ダメ出すのもやばいと思ってましてね。理由としては大体のアタッカーはそれで死ぬからです。HPってタンクはまあ裕に10000は超えますが、他のアタッカーとかだとHPって多くて9000〜7000とかだと思うんですよ。デキレが200だとしてもまあ8000とか低くて6000後半とかです。仮にボラでスタンさせてから結構貯めたじゃんけんで相手を殺すには十分な火力をしている上、相手をスタンさせてからカードを温存できるという点では非常に優秀です」
「確かにあれ便利だよなあ。格上でもしばける火力してるし、範囲が広がるというのはもちろん複数巻き込んで倒しやすいってことでもあるから」
「あとHA中は転倒しません」
「え」
衝撃の真実が発表された。
そう、ゴンのHAは転倒しないのである。リュウと同じだ。
「えっ」
「事実です。それ故に引き寄せるHAやクルエルのようなカードを振られても普通にHAで構えると転倒回避できますよ。それでもスタンは喰らうので注意ですけど。でもそれでカウンターで6000とか相手に与えられたらまず大打撃確定ですし、相手がHP減ってたりそもそも低耐久なら間違いなく返り討ちにすることが可能でしょう。それに貯める時間があって勝手に相手の近くに行けるというのは間違いなく強みの一つです。最大タメは10000を普通に超える関係上、ボンドルドのファーカレスに合わせても可能ですし」
「なるほどなあ」
「それにHSもやばいとおもんですよね」
会話は止まらない。
「状態異常は受けたり試合中一回しか使えないとは言え常に転倒しないようになっていて、おまけに攻撃防御移動力全てがアップ。カード威力もとんでもないことになっていますし、自由自在に操れるようになったドラインだと考えると相当な性能だと思います。HAもちょっと貯めて出すだけでも20000超えますし、今までのと総括して間違いなく強キャラだと判断しました。6秒間くらいHPで動けなくなりますが、今までの暴れぶりからすれば大したことはないでしょう。私はゴンがやばいという結論でファイナルアンサーとします」
「そうだな……いやでもほんといいコラボだよこれ。使ってて楽しいキャラが増えるのは」
「コラーーーーーーー!」
「なになに!?」
いきなりシャーレの地下室の床を破壊して、ヘルメット被りながらピッケルを振って怒っているアリスが出てきた。
「やばいクレーマーのリセットさん!?」
「アリスの活躍する場面が無くなっちゃうじゃないですか!!!!!!何してくれてるんですか!?」
「いやでもしばらく暴れる理由無くなったし平和を謳歌するためにもゲームの話をしようかと……」
「これアリスが主人公なんですよ!なのに暴れることもできず、かと言ってブルアカなのに男二人がただ話しているだけなのは味気ないと思いませんか!」
まるでむさ苦しいと言いたげな様子。
「でもねアリス、よく考えて。プレ先と平和に話し合いができるって素晴らしいと思うんだよ私。だからそれに免じて見逃してくれたりは」
「するわけないじゃないですか!」
アリスは怒り狂っているようだ。これは多分、餌付けしたほうがいいだろう。
先生は冷蔵庫から冷やしたクリームパイを取り出してアリスに差し出した。
「これ、アリスが食べるかなって思って買っておいたクリームパイ。どうぞ」
「こんなんでアリスが満足すると……もぐもぐ……」
甘いものには逆らえないらしい性分が見えた。性別限らずに人間は基本甘いものに弱い。
しばらくアリスが食べるのを見つめているが、誰も言葉を話さない。余計な事を言えばきっと怒らせてしまうからだろう。
そしてアリスは食べ終わった。
「……今回は見逃します。ですが、次からはちゃんと活躍の場を用意してくださいね!さもないとこう……こう!ピッケルで殴り殺します!」
「すっごい物騒な発言聞こえたけど……善処します」
「うむ。では帰ります」
アリスはピッケルで掘ってきた道を辿ってどこかへといってしまった。先生はアリスが生き埋めになるのを危惧してしばらく穴は開けるつもりでいるらしい。
「なんかすごい存在に怒られてしまったね」
「まあでも仕方ないでしょう。ずっと更新してたのもあってネタを吸収する時期ですから」
「それ暗にネタ切れなの認めてない?」
「クリスマスプレゼントにサタンクロースがくれますよネタ」
「もっとマシなの頼むよ私は」
「何を?」
「ピザ」
それは普通に宅配を頼みましょう、プレナパテスはそう言った。
もう、年が変わるまで一週間。
それでものんびりすべきだろう。師走のウィニングランの始まりだ!