ブースに戻ってきた。
みんな結構元気だ、先ほどはあまりはしゃがないようにしていたのか結構休めていたらしい。
「あと話数にして何話残ってる?」
「そうですね、10話くらいです」
「結構返したんだね」
「それでも語ろうとするなら次まで続きますよ」
「皆さーん!最後までよろしくお願いしまーす!」
勢いを戻すべく、アリスは声をかける。
観客席も大騒ぎ、ってほどではないがみんな笑顔だ。
「よし!これで最後まで行けそうです!」
「じゃあ返信行ってみよう!」
元気な声がブースに響いた。
終わりも見えてくる頃合いである。
コイントスで運ゲーをしたかったアリス
「よかったねカカワーシャ!この時空なら恩人も死ななくて済むよ!」
「勇者が運ゲー仕掛けてくるのが嫌とはいうけど、積極的に運ゲー仕掛けてくる勇者だっているじゃないですか、任天堂キャラ大集合の某ゲームで。まぁちゃんと勝負する勇者もいますが。」
ラインハルトではない金髪の男が入って来て、ゲスト席に座る。
「この振り返りのゲストはこの方!アベンチュリンさん、改めカカワーシャさんです!」
「あのねアリスちゃん、おかしいとは思わない?僕はね、スターレイルのキャラなの。二次創作とは言え気軽のキヴォトスでやっほーなんて挨拶できる訳ないじゃないか。それに男だよ」
「なんだ男か」
「僕の中の人カミーユじゃなくて三日月だからね?」
アベンチュリンは困った顔を見せた。
「しかし、アベンチュリンさん……その、一つ聞きたいことがあってさ」
「なんだい?」
「あなた宛のこれどう思う?」
先生は一つ目のコメントを彼に見せた。
「うーん。残念だけどね、スターレイル側は普通なんだ。普通にアベンチュリンだよ」
「だよなあ……あ、そうそうもう一つ聞いていい?」
「今度は何?」
「当然あなたがここにいるって事はカンパニーもまたここを認識していると言っていいんだと思う。けど、じゃあスターレイル側から見たらキヴォトスがどう見えてるか聞いてみたいな〜って」
ああ、とアベンチュリンは相槌を打つ。
どう言えば伝わるか少し考えてから、彼はゆっくりと語り出した。
「ここは惑星の名前がない星だね。オンパロス、という星と大体同じ扱い。だけど一応こちらから見た場合は、ミュトゥスの強い庇護下にある星だとなってたね」
「そりゃ神秘の恩寵でみんな強いし……司令とまでは行かないけど、行人レベルの生徒はいるんじゃない?」
「僕の考えだと行人は先生じゃないかな」
「えっ」
先生は固まったが、時間を無駄にしないためにもアベンチュリンは話し続ける。
「星そのものが強い庇護下にあり、祝福を受けられる以上は身体能力の向上+特殊技能の付与はあって当然って話なのさ。この特殊技能ってのは君たちの言う神秘って訳。先生はその恩寵を受けれない上で特別なアイテムを貰って、彼女達のIGLという大役を預かった。見込まれてね。
そしてどうやってここに来たかは覚えてない。と、するならば……神秘の星神ミュトゥスが直々に一瞥したと考えるほうがいいだろう。ただこれは僕個人の見解だから、あまり当てにしないでね」
「なるほどなあ、ありがとうございますアベンチュリンさん」
「気にしないでよ」
話が終わったタイミングで、アリスはもう一つのコメントに言及。
「確かにあの勇者はパルプンテして来ますね。忘れてました……」
「大丈夫、僕最強だから」
「アベンチュリンさん?」
声が違います。
「僕だったらパルプンテでも望み通りのもの引けるから面白みに欠けるんだよね」
「そりゃそうでしょあんな豪運なら」
「そうだねえ」
さて、話せる分は話しただろうか。
「んじゃ、僕は観客席に行くね〜」
アベンチュリンが離れて、コメント返しが再開する。
デュエルで決着をつけるアリス
「ほほぅ、アリスは今回は『DD』を持ち出しましたか…興味深い…!あのテーマ、やれる事の幅が広すぎて型が把握できないイメージではありますが…やっぱり触れておくと何やってるのか何となく見えてくるというものです 不良ちゃんも得意分野でアリスと遊んでくれてありがとう!!」
幕間 中の人のキャラがランダムに入れ替わってる
「入れ代わり先が総裁でよかった 魔性菩薩だったらキヴォトスが終わっていた」
「まずデュエルの方から、その……返していきましょうか」
アリスが少し、勢いが止まっているような声を出す。
「どうしたのアリス」
「DD使ってると思うんです。あの……どこか展開を間違ってるんじゃないかって」
「あー、あるよね。プレミを気にするの」
実際、発動前に永遠の魂に無効化を仕掛けたのはプレミだった。ちゃんと手札を見ていれば、もう少し圧をかけれたのではないか。
勝ったはいいものの、やはり気になるらしい。
「DD難し過ぎませんか?融合とシンクロとエクシーズを同時にやるの。頭が転がって仕方ないです」
「そのデッキ組んだのはアリスだよ」
「クリスタルウィングとサイフリートとカリユガを並べるルートを学んでもやってる途中で思考と思考で対消滅しちゃって」
「あーわかる。動画見ながらやらないと覚えられないよね」
遊戯王は1ターンの動きが大体長い。するとやっているうちに迷って手が止まり、そのせいで展開も頭も止まる。
「しかしこの人不良にもお礼言ってるね。どうしよう、不良を呼ぶ?」
「ああでは私が呼んできましょうか。控室にも観客席にも居ないですが……」
プレナパテスは控え室から出て電話をかけた。
「でも勝ててよかったよね。デュエルの方は相手の動きを止めれたのが大きいね」
「まさかドローでスワラル・スライム引けるとは思ってなかったのでびっくりです」
「あれ本当にすごい一手だったね。いきなり召喚してトラップ防ぎます!だから、不良も驚いたと思うよ」
「アリスの右手が光りました!」
ふふん、と自慢するアリス。
それと同時にプレナパテスがやってきて、電話の結果を伝える。
「ただいま戻りました」
「どうだって?」
「今すぐは無理だそうです。急いで向かうからとのこと」
「何やってたの?」
「デュエマやってたみたい」
「あー、まあいいでしょう」
先生は、話の区切りを確認してから次のコメントを拾う。
「総裁でよかった、ね」
「ブローニャさんとラクスさんが一緒に居たとアリス聞きました」
「そうだよ、多分今観客席に居るんじゃないかな。公開収録を聴きに来るかはわからないけど」
観客席を見てみる。
口にした名前の当人と、それぞれの横には紺色の髪をした女性と、茶色の髪をした男がいる。
「あー大変です。恋人や友人と一緒に生えてきています」
「あとなんか赤いドラゴンも建物突き破って顔生えていませんか?」
「あれは多分鬼丸『覇』だね。なんで?突っ込む音も聞こえなかったよ」
「なんかブースで言ってますね」
まだ居るホシノマリーンの一体にマイクを渡し、白い髪をした少女に話を聞く。
「なんか職質されたから全部蹴散らしてきたのだわ」
「あのさあ警察のことなんだと思ってるの?カンナ多分泣いてるよ」
「で、でも仕方ないのだわ。間も無く最後の扉が開くのだわ!」
「後で謝りに行こう。違法ミラミスは良くないよ」
「先生!違法マイクみたいに言わないでください!」
「ミラミスが許されてた時期なんてありました?」
先生は総ツッコミを受ける。注意しただけなのに。
「まあでも、そうだね。あれあまり問題が起こらずに済んでよかったよ。それにコメ主の言うとおり魔性菩薩だったら確かに終わってた」
「あにまんだと生徒総魔性菩薩では?」
「あのさあプレナパテス、そう言うのを女性の前で言っちゃダメだよ」
「いいではないですか、私結婚する前に死んだので」
「はぁ〜〜〜〜」
ため息が聞こえた。
「そういえばこの時の後処理で、それぞれの部活に連絡を取ったんだ」
「ほう」
「ヒナがヒナヒナになってたから、あの日は慰めるためにも彼女と一緒に寝た」
「メグメグとメリュジーヌの相手ですもの、疲れて当然では?」
「お竜さんは大丈夫だったらしい。トップが一時的に機能しなくなるだけなら、問題はなかったみたい」
「で、残り3名は今も元気なので大丈夫。か____いやあ、本当そう考えるとハズレを引かなくてよかったですね」
「総裁がちょっと危なかったけど今はもう彼氏さんといるし大丈夫でしょう。え、ちなみにキヴォトスへはどうやってきたの?」
ブースの向こうで口を開いても聞こえないのか、ラクス氏はなんか話している。
すると鬼丸『覇』がそのまま顔を引き抜いて、開けた穴の向こうで何かの首筋を持って見せた。
そこには借りてきた子猫のようになっているマイフリが。
「なるほど、宇宙飛んできたんだね」
「舞い降りる剣、ですね」
「懐かしいなあ」
さて、二つのコメントを返し終わって、先生は時計を見る。
「じゃあ、次行ってみようか」
今度は一話に二つ、コメントが来ていた。
壁画になったりカンテラで相手を破壊するアリスのようなもの
「AL-1Sという古代文明の産物の容姿を古代文明の様式で描くとはこれいかに。」
「ひぃぃ中々にエグい戦法を取る…と思ったけどこれまでも別ベクトルでエグい戦法をぶち込みまくっていたのでドット絵アリス&いるかも知れない戦法で精神的に追い込んで敵指揮官のケツに火ぃつけるのもアリっちゃありなのかな…」
「あ〜これですね。磁性液体を利用した装備のテストの時です」
「なかなかエグい戦法取ってると言われてるけど本当にそうだと思う、先生も怖いもんあれやられたら」
まさか液体が操作されて本当に絵が動いてるように見える挙句に、それが自由な形を構成して攻撃してくるのはホラーゲームの説明である。しかし再現しようとしたのはゼル伝……何もかも噛み合わなかった。
「この一件でかなりの不良を減らせましたよね。とても効果があってアリスは嬉しかったです」
「相手は年の瀬にとんでもないことされて戦々恐々だっただろうね。あれで年始でちゃんと楽しんでたら精神強いだろうなあって先生は思うよ」
しかし、脅かした側はあまり話すことはない。脅かされた方がいれば話は膨らむのだが_____
そう思った先生は、ゲームの話をすることに。
「ゼルダの伝説の中でさ、好きなアイテムというかあったらずっと持ってる!っていうのはみんなあったりする?」
「私はフックショットが大好きですね。やっぱりあれで移動するときや相手を引きつけるのは快感です。あとボムが大好き」
「先生は、そうだなあ……トライフォース2のハンマーが大好きかな。結局あれで殴り倒すの好きなんだ。あとロッド系列大好きだな!アリスはどう?」
「仮面なし」
「あのねアリス?バグ技の話はちょっと違うと思うんだ先生は」
「でも有名ではないですか」
「そりゃそうだけど」
有名なバグ技も生まれるくらい愛されている時のオカリナ、アリスはミドリから聞いたことを話す。
「そう言えば、マリオRPGだと時のオカリナをプレイしてエンディングを呼び出す技がありましたね」
「何を言うてはるんですかアリス」
「本当ですよ!RTAで実際にあったんですから!」
アリスは仕組みを説明した。
まずは時のオカリナをプレイし、デクの樹に向かう途中でバグ技を使用。それで手に入れた無のデータを特定の角度で配置することで、エンドクレジットを呼び出す命令を64本体の拡張パックに記録。
その後にいきなりマリオストーリーのカセットに差し替えてプレイ開始、最初のボスであるクリキング戦に挑むと二度目のクリキング戦が開始する上にバトル中なのにハンマーを振れるなどあり得ない状況が発生する。
あとはメニューを開いてひたすらハンマーを振り続けるとエフェクトが蓄積してゲームがクラッシュ。再起動したら時のオカリナでエンドクレジットを呼び出す命令が作動してマリオストーリーのエンディングが出るのであった。
「そんなことあったんだね……えー、理解を絶するね」
「来年はそう言ったネタも取り上げていきたいって書いてる人は思っているらしいですよ」
始まって2ヶ月しか経ってないけどRTAから色んなゲームのネタ引っ張ってこれるからね。私もそれでやっていく予定。
これでこの話の返信は一応終わった。
「んじゃ、また休憩行こっか」
「いや、もう最後なので軽く水飲んでからすぐに再開しましょう」
「えっそうなの」
「もうそろそろで返し終わりますよ」
「じゃあ五分くらいゆっくりしてからやるかあ」
先生達は背伸びする。あくびも出して、ちょっとリラックス。
そろそろ終わりが近づいて来た。師走の振り返りで、この話も幕を閉じるだろう。
《お知らせ》
次は22時3分投稿です/次で終わりです
《与太話》
どうモーらんかんです。実は最初に謝っておかねばならないことがあります。
実はこれ結構頑張って書いたのですが、3以降が最初の方での観客席反応が少なくなっていますよね。書いてるうちに間に合わなくなってこうなってしまいました。とても申し訳ない。
今回の振り返りだと……やはりデュエルの件の話でしょうか。
私はMDで本格的に始めた身なのですが、その前から決闘者オルガシリーズを観てたりと割とデュエルに関してはよく見てる方でした。それでも完璧に覚えられる方ではないので、結構プレミをやらかします。最近はRRを使うことが多く、素材なしアーセナルファルコンからカリユガを相手ターンに出すのが個人的なブームです。ただ、アニメは結構見てたので、再放送のGX、初代も見ましたし、一番世代だったのはやはり5D’sでしょう。実際マスターデュエル始まってから最初に組んだデッキはジャンドですし。みなさんはどうでしたか?もしよろしければ初めて作ったデッキを教えてください。リアルだと真面目に組んだのはホープです。
あと振り返りですが、中の人が入れ替わるやつで魔性菩薩だったら終わってたという感想は結構笑いました、ありがとうございます。確かに魔性菩薩だったら結構やばいですね、淫乱花嫁の出来上がりだ……ASMRかな?あと不良にも感想きてたのには驚きました。ありがとうございます、不良も愛してくれるなんて良い人だ。
と言うわけで次が最後!今年最後の話です。