はい!アリスは戦い方を学びます!ゲームから!   作:らんかん

42 / 85
特別幕間おまけ-好きなゲームの曲は?

 ブースを綺麗にして返却し、帰ってきた一行。

 

「いや〜疲れましたね」

「はい!アリスもちょっと休みたいです」

「じゃあ、打ち上げやるか」

 

 三人はシャーレ地下室の、いつものルームに入って炬燵に侵入。

 

 なお、そこにはすでに他人も他のこたつに入ってた。

 

「あのさあ。管理者よりも早く入るのどうなのそこのホヨバ卓のみなさん」

「あら、私なんかおかしいことしたかしら」

「いいじゃんいいじゃん」

「見逃してくれますか?私だって今から地球に帰れないですから」

「仕方ないな」

 

 先生はコタツのみかんを一つとって食べ始める。

 

「ああ、そうだ。ゲームの話した後だし。なんかゲームに関連する話題でもしようよ」

「あんまり重くすると雑談って感じはしないですよね……では、軽くで良いのでゲームの、そうですね。曲の話でもしませんか?」

「あーいいね。それしよう」

 

 先生達三人はとりあえず外客ほっといて話を始めた。

 

「じゃあまず先生から話そうかな。一個ずつだとすぐ終わりそうだから、二つくらいで。先生から行くよ?と言ってもまあまず……Stop Your Self Controlかなあ」

「いきなりユーロビートですか」

「秋名の雪が構難しくてクリアするまで聴いてたんだよね。あれ、ユーロビートの中ではかなり好き。どう?ユーロビート……アリスはあんまり聞いてなさそうだからプレ先はどう?」

「ああ、私ですか」

 

 男二人は話す。

 

 考えているうちに、アリスの手の指示によって不審者三人組はスマホを持ちながら撮影の準備をする。と言うより既に軽く配信は始まってて、それを見届けるという形なのだが。

 

「私はやっぱり……いやでもどうだろう、Seventiesって言って浅いとか思われるの嫌ですね、第二次ブームを引っ張った曲ですし。だとしたらFastwayのNumber oneとかになると思います」

「あーNumber one……リメイク版と古いやつあるけどどっちが好き?先生は最初の方が好き」

「奇遇ですね、私もです。女性の方の声がすごく可愛いのでNumber oneは古いほうが好きです。しかし良いんですか?これ話ついていけなくなっていくとまずいですよ」

「じゃあゲームの曲についてに戻るか」

 

 先生は二つ目の曲を出した。

 

「二つ目か……悩むけどやっぱZeroかな?」

「エスコンですか?」

「そうだね。アリスの言う通りだ」

 

 いつのまにかこたつに復帰したアリスは、話に加わる。

 

「The Unsung Warも大好きなんだけどやっぱりZeroの方が大好き。かっこいいし」

「なるほど……と言ってもアリスはエスコンやったことないので分からないです」

「多分ミドリが持ってたと思うから聞いてみて」

「分かりました!」

 

 先生の方は紹介が終わった。

 

 次はアリスのばんです!と彼女は手を挙げる。

 

「アリスはあれが好きです!WHITE NIGHT!」

「ピノコニー編の!良いよねあれ」

「結構ピノコニーから話が大きく動いたから、かなり印象深い曲です」

 

 アベンチュリンもそうだと言ってます。

 

「いや〜、マシュちゃんが言ってた宮本武蔵のアレみたいだったわ。あの自滅者ちゃんの一撃。見事じゃない?」

 

 待ってアベンチュリンじゃないぞあれ。

 

 それは置いといて、とアリスは話を続けた。

 

「もう一つは『野火』です!」

「あ〜〜〜〜!先生大好き!ベロブルグ飾るのに一番いい曲だった、ありがとうホヨバ。カカリア様を大活躍させてくれた恩は絶対に忘れねえ。いや忘れてるわけないもんな、あの変身シーンを入れてくれているし週ボスとかほんとにもう、もう」

「うるさいねこの人」

「どうする?処す?処す?」

「あのデュランダルさん、処すって言わないで。割とその声で言うの洒落にならないから」

 

 しかし、当の処すと言った人はすでにタブレットを持っていた。その画面には、配信のコメント欄が。

 

 彼女はそっと、先生にそれを手渡す。

 

「えっなにこれは」

 

 デュランダルは設置したスマホを指差した。

 

「あっそう言う……なにしてんの!?」

「せっかくなので配信して見てもらってます。どうですか?」

「どうですかじゃないよ。な◯おさんか何か?」

「とりあえずコメント見てください。いろんな生徒がコメントしてますから」

 

 生徒達のコメントを見る。

 

『ん、ブルアカの楽曲も発表すべき』

『えー、ウチはこれでも良いと思うんだけどなー!』

『踊れ先生ぇ!死のダンスを!』

「サティスファクション満足学園の生徒さんから脅迫が届いていますね」

 

 しかし、真っ当なシロコからのコメント。

 

 ブルアカのキャラが、しかも生徒がスタレの曲しか言ってないのはブルアカ二次元

SSとしては大変なことである。

 

「どうしましょうか、先生。Unwelcome Schoolとでも言っておきますか?」

「それでいいの?」

「そもそも好きな曲が別にブルアカでなくても良いではないですか!」

「いやそうでもないよ。先生はUsagi Flapとか好きだし。あとStep of Terror」

「Step of Terrorってなんかエヴァが発進する時のBGMのタイトルと似てますよね」

「細かすぎて伝わらないネタかな?」

 

 そもそも自分の生徒のテーマでそんなこと言うんじゃありません。

 

 ……と言うわけでプレナパテスの番。

 

「私、ですか。ゲームミュージックでしょう?Trash Candyは」

「あのそれ文ストのOPだよ」

「でもコンパスで流れてたし」

「晴明神社があるから陰陽道も神道って言うくらいの暴挙だよそれ?」

 

 プレナパテスは考える。

 

「ではコンパス内の……フィフティキャリバーパニッシュメント?」

「まだちーちゃん来てないからそれは却下にしよう」

「困りましたね」

「もっとこう他にあるでしょ」

「ではそうですね……The Gun of Disとか」

 

 それで分かる人が居るかどうか。

 

「ああ、ディストラナガンの?」

「そうです。最初の入りがとにかく最高なので、あれとても好きです。ディス・アストラナガン自体も強かったのもあって結構思い入れがありますね」

「もう一つは?」

「Welcome schoolで……あそこから私達の付き合いが始まりましたし、呪縛が解かれたのもあの時ですから……」

 

 プレナパテスの顔は変わらない。当然機械なのだから、変わるはずもない。

 

 だけど、その声と当たる柔らかい光はその表情すら笑顔に見せた。

 

「プレ先……」

「これでも結構感謝している方ですよ。それはもちろん振り回したりとかはあまり旨みはないですけど、こうして平和になれる日が来るとは思ってもみませんでしたから。ありがとうございます、先生」

 

 微笑ましい声で、お礼は締めくくられた。

 

 先生は照れくさそうに頭を掻いて、誤魔化す。

 

「どういたしまして。まあ、振り回す分書類を代わりに書いてくれたら言うことはないよ」

 

 アリスも、端っこにいる人たちも頷いて二人を見た。

 

 さて、曲の話は終わったが……アリスはここで、一つ話題を出した。

 

「そう言えば二人とも知ってますか?昨日でゲージが4個になりました」

「……え?」

「ゲージ4個目に!成りました!」

 

 そう、この作品もついにゲージ4本目になったのである。

 

 無論人気作には到底及ぼないが、それでも4本目になってくると結構な数だ。とても嬉しいです、ありがとうございます。

 

「ああ、みなさんありがとうございます」

「来年もよろしくお願いしますね」

「アリスからもよろしくお願いしまーす!」

 

 そうして、また時間は過ぎていく。

 

 そろそろ年も越す時間。とは言え、まだ時間はある。数時間ほどだ。

 

 アリス達は、配信しているスマホの前で個人的な思い出話に花を咲かせるのでありました。

 

 天気は冬、だけど妙に明るかった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。