「カード修正きましたね」
「いっつもコンパスの話しかしてねえな」
「まあいいではないですか」
なおアリスは外で自転車を漕いであちこち回ってる。
「帯毒帯電下方されましたね」
「維持が7秒になってクールダウンが32から34秒になったんだよね。結構な下方と思うんだけど」
「それは私もそう思ってます。実質的に有効時間が4秒増えたのは大きいことです。カードそのものが強いのは間違いないんですが、それでも桃鍋のような落ち着き方をすると思ってます」
「36秒から45秒くらいになって挙句12秒から9秒になっても見ることあるカードだもんねあれ。先生もそう思う」
「生徒会関連はどう思いますか?」
「ヒットストップ下方じゃないのが驚いたね」
「クールが軒並み22秒になって、ケンだけが防御パラメータ23%上がりました。なかなかじゃないですか?」
「22秒になったから近距離のフルークとかと差別化されたよね。でも正直あまり変わらないと思う」
二人はお茶を飲む。和菓子がいくつか用意されていて、先生はういろうをとって食べた。
「カード上方かなり来ましたよね」
「近距離カードの大々的な上方に、イエーガーとノガド系列のステ上方でしょ?特にイエーガー系に入るの嬉しいな、よく使うから」
「私もそう思います。ありがたや」
「でも連撃他のやつ情報入れる必要あった?」
「ないですね」
プレナパテスは目線を落とす。
「ヒットストップ短くなってクールも上がったらボンドルドが大変なことになると思うのですが」
「なんで生徒会でヒットストップ短くして壊れちゃったって下方したのに他のやつも上げちゃうの?しかもクール短くなるってどうしたらそんなことしちゃうんだ。頭イカれているのか運営は、イカれてるか」
「調整班急に壊れてしまった……私は悲しいです……」
「あと刃一発入れただけで大体回復するの良くない、どうしてあんなことしちゃうの!」
「それは、そうなんですが_____」
「でも何だかんだ色々なカードのパラメータが10%上がったりしたし、なかなか面白い環境になりそうなのはそうだよな」
「楽しみですね、恒常カードも大幅修正入ったのでもっと楽しくやれそうです」
カードの話をし終わった二人は、今度はヒーローの話をする。
「ヒーローは今回大体が上方修正でしたね。みりぽゆは_____まあ____」
「25%スキル必要量増えたのは妥当だね。あのドローンが3回飛んでくるの普通に地獄だったから2回に減っただけでもまあ」
「みりぽゆの通常ヒットストップには下方なし、防御力も上がったので以前とはまた違う戦い方になるかもしれませんね。前みたいにドローン出して悠長にシルブレはできなくなったと思います」
「そうだなあ。あ、そうだ!アクセラ体力0.5になったよ!」
「マジ!?」
二人してム○ハーンのツイートを見ている。
「本当だ!上がってますよ体力!前よりも処理しづらくなったんですね!」
「おめでとうアクセラレータ、これで君ももっと活躍できるよ」
「シノン」
「呪いの呪文やめて?」
ずっとコンパスの話をしているが、アリスは帰ってこない。なぜなら自転車で走っているからだ。
「ところで今回やっぱり思うんだけどなんでリュウを上方したんだろう、使うからありがたいんだけど」
「コンパスやってる層と致命的に噛み合わないせいで使用率が永遠に低いままなんですよ。何が上がったんでしたっけ」
「ヒーローアクションの移動速度上昇が14%UPになって通常攻撃の速度が25%上がって後隙が85%ダウンした」
「カードの発生とかも早くなったりしてましたけどとうとう通常攻撃もテコ入れあったんですね。この前がHA中転倒回避もありましたから、かなり強くなると思いますよ」
「で、使われるかどうか聞きたいんだけど」
「_____無理ですね!」
プレナパテスの動かないはずの口角がニヤける。
「やっぱりか。先生は悲しいよ」
「こればっかりはキャラデザが噛み合わないのが問題ですね。テスカトリポカが最初に出た時と一緒です」
「今オレに意見したか?」
「違うよ」
「そうか」
金髪の男は外へと出ていった。
「あと普通にボイドの体力倍率1になったの耐久スプとしてやばいって思うんですけどどうですか」
「あーやばいと思う。耐久スプで貫通に耐えれて回復積めてHSでカチカチになってHP半分以下だと足早くなるんでしょ?普通に相手取るの嫌すぎる、ただでさえいつもボイド相手にするの嫌なのに」
「もっとカードがあればレベル関係なく活躍できるスプとしての地位を確立していきましたね。次回のアイコン取った人の反応が楽しみです」
「あとレムちょっとの段差は超えられるらしいよ」
「あ〜見ました、初速から結構上に上がるから登りやすいってやつですよね。グレウォは無理とは言ってましたが、あれならだいぶ活躍できると思います。周囲アタッカーとしてとんでもない」
「あとなんか話すようなやつあるっけ」
二人は調整内容を見ながら考えると、声を上げたのはプレナパテス。
「あとはまあそんなに騒ぎ立てるような内容はないかと思います。ラヴィが遠距離早くなったり、某の貫通クールダウンがもっと早くなったりしたり、といった感じなので」
「ならここまででいいか」
なんて話していると、アリスが戻ってきた。
「こんにちは!」
「こんにちは」
「アリス、ポケモンの孵化をやってました!」
「こんな寒い中お疲れ様、ちなみに何を?」
アリスが抱えているポケモンはカジッチュ。
「可愛いカジッチュだね」
「はい!この子をタルップルにしようと思ってるんです!」
「というより卵どこで手に入れてきたの?」
「落ちてました!」
「神の鍵もそうだけどいろんなもの落ちすぎだよねこのキヴォトス」
「一番落ちてるのは倫理観ですよ」
「そんな落ちてないでしょ、過剰な先生アンチも生徒の闇堕ちもないんだよ?」
「ブルアカって言っておきながら他作品のキャラの方が出演数多いって話です」
「ごめん落ちてるわそこらじゅうに」
先生は頭を抱える。アリスが持っているカジッチュは彼女に懐いているのか離れない。
「まあでも実際書いてる人のせいですし、実際書いてる人はリオ当たらなかったそうですよ」
「ほれみろ!ザマアミロ!」
「でも水着おじさんとヒナとヒマリと応援団ウタハを当ててましたよ」
「なんでそれは当たるんだよ!」
「ヒエロニムスの方を更新した翌朝にヒエロニムスぶっころマシーンが当たったって落ち込んでました」
「いいじゃん喜びなよ、限定で強いんだよ」
「先生としての威厳はどこいったんですか!生徒一人一人大事にって!」
「そもそも私は生徒に対し低レアとかガチャで出ないで欲しいをいうと顔真っ赤にして誹謗中傷したりブロックしたり言論弾圧するような人とは違うから_____誰も愛してないから誰も欠けないんだ」
「愛してないっていうと過激ですね」
「友愛は持ってるけどじゃあそれ以上の感情持ちますかって言われたら困るんだよね、大人にも好きな人がいるし、性癖っていうのも存在してる。そしてそれらはただ若い、未熟な女性で満たされるものでもないんだ。女が男にスペックを求めるように、男だって女にそういった複雑なものを押し付ける。厄介な話だね」
「言ってることシャアと変わりませんよそれ」
アリスはツッコミ疲れて、同じコタツに入ってきた。カジッチュは嬉しそうにしてる。
先生は話を変えて、彼女にカジッチュをどう育てるか聞いた。
「ところでタルップルに育てるって言ってたけどどうするの」
「オボンのゴーストテラスで呪い型です」
彼はまた頭を抱えた。
「それだけはやめてくれ」
トラウマが刺激されたようである。
そんな情けない会話をしていても天気は晴れ。
恵方巻きを食う日も、近づいてきているのであった。