直哉「禪院やない、養子に出されたんでな 今は森田や」 作:ジャックマン二
スラマッパギー、最近繁忙期で連徹ばかりしてて休憩時間高専で七海と「宇宙と書いてそらとも読みますがうちゅうとの違いは?」「おちんち◯とオティンティン程度の差や」って言うのを真希ちゃんと七海嫁に聞かれて
流石にあん時はワイも七海も限界に近くてヤバかったわ。
なのにあのドブカス共はなんやかんや言って働かん事も多いし、ホンマ困るわな。
でも、その忙しさも今日までや!
「森田先生、なんか嬉しそうだね」
「しゃけしゃけ」
「ん?解る?解っちゃう?いっやぁ虎杖君は良い洞察力しとるわ〜」
今日は一、二年合同で軽いスポーツレクリエーションしとる。
流石に学生とは言え繁忙期でくっそ忙しいのに授業なんて身が入らんやろ。
リフレッシュやリフレッシュ。
「ウザ‥‥‥」
「まぁ、たまには労ってあげなさいよ真希」
「‥‥‥この間労った」
「この間言うと‥‥‥あぁ
あん時は助かったわ~、ワイも七海もヤバくて下手したら呪霊になっとったかもな〜」
「「笑えねぇよ(ないわよ)」」
でもそれくらいヤバいんよ繁忙期って。
呪術界って若者は使い潰して老害が生き残る形状やから、わりと洒落抜きで若い奴の死亡率が高いんよなぁ。
「それで何で嬉しそうなの先生?」
「お〜やっっっっと乙骨君が帰って来るんよ!」
「乙骨さん?あ、確かもう一人の特級の人だっけ」
「せやで、今空港に迎えが行ってるからそろそろ来るはずや」
そう言うとワクワクした感じの虎杖君。
確かに、自分と似た感じの立場で特級まで上り詰めた実力者とははよう会いたいんかな?
(東堂とやり合うくらいだし相当格闘技が強いんだろうな‥‥‥
どんな感じの人なんだろ)
それから数分すると二人の男が高専に入ってきた。
黒い髪はおろしてて身長は高く、そしてガタイは目茶苦茶良い。
後は‥‥‥口元に傷が有るくらいやな。
もう一人はダウナーな黒髪高校生や。
「よぅ」
「あ、おかえり〜」
ガタイの良い方が片手を上げて挨拶すると虎杖君が目をキラキラさせてそっちに近付いた。
およ?
「この人が乙骨先輩‥‥‥スゲェ、確かにコレなら東堂と殴り合えるよな」
「「「「「「ぶっふ!?」」」」」」
「あ?あ〜そう言うことか、どーもとっきゅーじゅつしのおっこつでーす」
「んふっ!?」
「押忍!虎杖悠仁です!」
アカン、この乙骨君はアカンわ。
何年留年した乙骨君なんかな?どんなに見積もっても最低でも十五年は留年しとるわ。
「どんな鍛え方したらそうなるんすか?」
「
「成る程」
あかん、そろそろネタバラシせえへんと皆がヤバい。
特に真依ちゃんなんて笑いすぎて全身がビクンビクンしててエチチな同人みたくなっとるぞ。
「いい加減にしろよ親父!」
「んだよ、この小僧が間違えたから乗ってやっただけじゃねえか」
「ふ、伏黒?」
流石に笑いを噛み殺すのが限界だからか恵君がそうツッコミやっと人違いだって事に気付く虎杖君。
そして申し訳無さそうにダウナーな男の子がオズオズと手を上げた。
「えっと‥‥‥はじめまして虎杖君、僕が乙骨憂太です」
「えっ!?じゃあ伏黒が親父って呼んだこの人は?」
「伏黒甚爾でーす、趣味はお馬さんとボートに投資することと銀色の玉を弾くことでーす」
「す、すいませんでした‥‥‥」
目茶苦茶恥ずかしそうに頭を下げる虎杖君。
いやぁ、めっちゃ笑ったわ。
「でもさ伏黒」
「俺も伏黒だぞ」
「えぇ〜‥‥‥じゃあ一年の伏黒?」
「コイツはクソ親父でいいだろ」
「おいおい恵ちゃ〜ん、久しぶりに会ったパパにずいぶん冷たい言い方じゃねぇの」
「クソ親父」
仲ええなぁ〜っと、せやったアレ忘れとった。
「ほれ甚爾君、頼まれとったもんよ」
「おうおう、馬券頼んでおいて良かったぜ」
「へ〜三連単一点賭けって勝負師っすね」
「まぁな」
「直哉さん、何言ってるかわかります?」
「さっぱり、ワイ殆どギャンブルせえへんもん」
てかそれで盛り上がっとる虎杖君ってまさか?
甚爾君は携帯を取り出して何か調べとる。
「あ〜クソ全部ハズレだ」
「うわ、しかもこのレースマンシュウっすよ」
「餃子?」
「なにそれ?」
埼玉に有るローカルチェーンの事やで。
ぎょうざの満洲言うて、そこそこ安くてそこそこ旨いなんちゅうか王将のローカル版みたいな物やね。
「直哉は買ってねえのか?」
「一枚買ってみたけどさ〜っぱりわからんよ」
「買ったんすか」
「甚爾君がよう買っとるから真似してみたんやけど、やっぱお馬さんは見るんやのうて乗るが一番やね」
「森田先生乗馬出来るの!?」
「せやで」
昔真依ちゃんが、白馬に乗った王子様に憧れとったから頑張って練習したんよ。
後は家の都合で流鏑馬とかやらされるからそれなりには出来るんよね。
「見せてみろ」
「うお!?三連単一点一万円賭け!?」
「勝負師越えて無謀じゃねえか、しかもドンケツシンボリー頭とか夢見すぎだろ」
「ちょっ!?甚爾先生!これ来てる!?」
「はぁ!?ドンケツ頭のスローペース、ヨボヨボアルキのロマン馬券だぞ!?」
「「?」」
ワイと恵君にはさっぱりなので解らんけど、虎杖君と甚爾君は物凄い驚いてる。
「当たっとるの?」
「おい虎杖、四、六でどうだ?」
「押忍」
「いやハズレだ、これは俺と虎杖で処分しとく」
「わかったか恵君、世の中一攫千金なんて無いんやから地道にコツコツが一番やで」
「ですね」
ちなみにその後は甚爾君と虎杖君は仕事とか言って早退するんやった。
まぁ、人生コツコツが一番やで。
馬券
その後、二人は両津並の不幸に巻き込まれて馬券は消滅するのだった。