直哉「禪院やない、養子に出されたんでな 今は森田や」   作:ジャックマン二

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玉玉編はこのギャグ空間に合わないと思って削除しました


ワイって音楽出来るボッチやし、まさにボッチ・ザ・ロックやな

 

はろはろ〜この間ワイの術式だとどこまで出来るか虎杖君が興味津々やったから少し出来ることを見せたら目がものっそいキラキラしててほんまかわええ生徒持ててワイは幸せ者やなって再確認した直哉君やで〜

 

ほら、ワイの同級生って恵君みたいなクール系の七海に人懐っこい陽の灰原雄やんか、何か懐かしい気持ちになってなぁ〜

でや、そんなかわええ教え子の為にお兄ちゃんが一肌脱いだろうって思ったんよ。

 

時刻は夜明けの少し前、ワイは高専内の家庭科室におる。

ここは昔にヤッさん学長がドブカス共としょーこちゃん先輩の料理の腕を知って、授業に組み込んで食育の為に作ったんよ。

 

「直哉さん……あの、どうして僕が?」

 

「朝早くからすまんな乙骨君、実は一年ズにお弁当持たせよう思ってな

乙骨君には試食をお願いしたいんよ」

 

「それはいいのですが何で私までなのですか先輩?」

 

「いじっちーはほっとくと仕事の虫やからな、こうやって強制休憩や」

 

ワイの向かいの席には夜勤明けの乙骨君と、それの送迎をしとったいじっちーが座っておる。

何でお弁当って思うかも知れへんけど、呪術師って二級までの給料ってめっちゃ低いんよ。

ましてや遊びたい盛りの若者にとって食費ってのはかなり嵩むから、こうやって美味いもの食べて節約して青春を謳歌して欲しいンゴ。

 

先ず虎杖君の分。

あの子は滅茶苦茶食う、好き嫌いは特に無いけど術式が無いから怪我しやすい。

てな理由で虎杖君の弁当箱はこの体育会系御用達のドデカ弁当箱や。

下にたっぷり米を敷き詰めて、レバーと粗挽き肉で作った肉の塊ことワイルドハンバーグをドーンと乗せる。

後は鮭のほぐし身を散らして卵焼きを四切れ。

別添えの小さなタッパーにほうれん草のおひたしとデザートのグレープフルーツや。

シンプルやからこそ、このデカい肉とほぐし身ってのが食欲を誘うんよね。

 

次は恵君の分や

恵君も結構食うし、虎杖君のよりは少し小さめのに。

メインは生姜焼きで、手早く調理してっと。

六割くらいはコメにして、下にとろろ昆布を敷いてから生姜焼きを乗せる。

こうすることで汁気をとろろ昆布が吸って米にいかんようになるんや。

後はアルミの小さなカップにプチトマトのポテトサラダ、直哉君特性ぬか漬け、タコさんウインナーや。

忘れちゃいけんのはこれやな。

みじん切りにした生姜と大根の葉を軽く炒ってごまと麺つゆを少々使って味付けし、それを米にかけて完成や。

 

最後は野薔薇ちゃんの分やね。

あの子は彩りを気にするタイプやし、ちょいとお兄ちゃんとしての腕前披露や。

ご飯は鯖のほぐし味やシーチキンを使って混ぜ込みご飯にして半分に詰める。

んで、チーズやハムを使って可愛い猫ちゃん(肉球付き)を作成。

おかずは唐揚げ、ベーコンの野菜巻、旬の山菜の特性蒸しに出汁巻きや。

 

何で皆おかずバラバラかやて?そら、皆で見て楽しくシェアする為や。

男臭い弁当かも知れへんけど、こうやって青春を謳歌して欲しいから敢えて皆バラバラのおかずなんやで。

 

「直哉さん……凄い手際いいです」

 

「昔から美々子さんや菜々子さんに作ってあげてましたからね、先輩の料理の腕は凄いですよ」

 

二人の前には弁当の残りの材料で作ったおかず、それと白米ドーンや。

弁当じゃないからちゃんとお味噌汁も着けとるで。

 

「凄い美味しそうです!夜ごはん豚骨ラーメン(替え玉16)しか食べてなかったから助かります」

 

うん?何か今不穏な言葉が聞こえた気がするけど気の所為やよな?

あの乙骨君が胃袋バグとかあり得んよな?

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