ふるタピさん、評価8ありがとうございます!!!
感想もお気に入り登録も評価も、モチベ維持のうちの一つとなっております。感謝してもしきれません。今後も私の作品とショウの復讐劇に付き合ってくださると幸いです。
次回から話が進むはずです。
ひとまず彼女らを家に入れ、みんなを椅子に座らせた。
「取り敢えず、自己紹介といこうか。俺は利便ショウ。ついさっきここにベアトリーチェに連れられてきた」
「マダムにか…なるほど。ちゃんとした仲間というわけだな。私は錠前サオリ。この3人の姉的立ち位置にいさせてもらってる。よろしく頼むぞ。ほら、お前らも自己紹介しろ」
姉貴的存在ってのは間違ってなかったな。
「私は秤アツコ。よろしくね」
紫っぽい髪色の少女は…なんていうのかな。儚いって感じがする。うん。あまり上手く表現できないけど。
「つ、槌永ヒヨリです。よ、よろしくお願いします…」
水色?緑?髪の少女はちょっと内気だな。シャイなのか?
「…」
「…」
あこの流れで自己紹介せんやつおるんや。
「…ミサキ」
「…戒野ミサキ」
あ、姉からの言葉はきちんと聞くんだ。尊厳はありそうでなにより。
手に包帯を巻いてる少女は警戒心が少し高いね。めんどくさがってるだけかもしれんけど。
「悪い…ミサキはこういう性格なんだ」
「あ~…まあいいよ。」
もっとやばいの経験してるから、これくらい辛くもなんともないしな。
「…ごくり」
「そんなにのり弁が気になるのか…?」
「あっ、そんなあからさまでしたか…?」
「うん」
「うぅ…」
「…食うか?」
「えっ!良いんですか!!!」
え急に元気になるじゃんこわ。
「おおびっくりした…別に良いぞ。じゃんじゃん食え」
俺は密かに携帯電話で黒服に連絡した。
『黒服、のり弁の追加ってある?』
【『おや、足りませんでしたか?』】
『いや、アリウスの奴らを家に招いたから、ついでにあげようかと』
【『なるほど。では今すぐ追加のものを送りますね』】
『ああ。助かる。いやマジで』
「ふう…これで飯関係は大丈夫そうだな。」
すると、物音がしたのでそちらに向かう。
「マジで一瞬だ…」
さっき要求したであろうのり弁が4つあった。あれ?俺個数まで教えたっけ?
まあいいや。*1取り敢えず持ってくか。
「ほら、他の奴らも食え」
「えっ…良いのか?」
「駄目だったら言わんが?」
「それもそうなんだが…」
サオリはためらっている様子だった。1名がっついてるが。*2
「まあ、食べないってんならそれでいい。それはそれとして聞きたいことがあるんだが、ここって治安悪いのか?」
「ん?どういうことだ?」
サオリはよくわからないと言った様子で首をかしげた。
「いや、なんでこんなに家がボロボロだったり、お前たちの服がボロボロだったりするんだと思ってな。」
「ああ…vanitas vanitatum et omnia vanitas…全ては虚しい。どこまで行こうとも、全てはただ虚しいものだという意味でな…ここアリウスでは、幸福を望んで夢を見る事は悪とされ、厳しく罰されてしまうんだ。」
「…は?」
俺は理解出来なかった。
「なんで、そんなことを」
「…わからない。ただ―」
サオリは、隣でのり弁を食べてる3人を見て、にっこりと笑った。
「今はこの時間が、とても愛おしい。ありがとう、ショウ」
「―ッ」
俺は言葉が出なかった。感謝なんてされたことも無いし、こんな笑顔も見たことがなかった。
「んなっどうしたんだ!?」
「え?何が…」
気づいたら俺は、涙が出ていた。
「なんでっ、涙がっ…」
すると、サオリは俺を優しく包容してくれた。
「!?なっ何を…」
「こうすれば、みんな泣き止むんだ」
「…そうか」
姉貴的存在にいる理由が、よくわかった気がする。
「悪い、取り乱した」
少し経った後、俺はようやく涙が止まった。
「いや、いい。こういうことはよくあるからな」
「…そうかい」
「なあショウ。言いたくないならそれで良いんだが…
過去に何があったんだ?」
「…そうだな。教えるか」
俺はトリニティにいた頃にのことを話した。
「なるほど…やはりトリニティは悪か」
「やはりって?」
「ああ、マダムからトリニティとゲヘナは悪だと言われててな。君の言う事を聞いて信憑性が高まったよ」
なるほど。俺の復讐と似てるってのはこのことか。
「じゃ、俺達は復讐仲間、いわば共犯者だな。これからよろしく頼む」
「ああ、よろしく」
俺はサオリと握手をした。
「な、なんか弁当に夢中になってたらよくわからない状況になってる…」
あ、この3人のこと置いてけぼりにしてた…
おい主人公、そこ変われ。
因みにご飯がのり弁の理由は特にないです。
アンケート結果としては、アビドス1章から介入するが1番多かったのでその方向性で行きます。では
名前どっちがいい?
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利便ショウ
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利便シンジ