クロスアンジュ 天使と竜の輪舞~とあるノーマになった少年は   作:カオスサイン

18 / 29
年明けアニメいくつか二次書きたいの多過ぎるw俺を過労死させる気か!{歓喜・w・}



EPⅩⅤ「それぞれの憂鬱 後編」

「・・///~」

サリアさんの秘密を知ってしまった俺は混乱しそそくさと場を離れた。

「!?!?~」

その直後またサリアさんの声にならない悲鳴が響いてきたのは俺の気のせいじゃないであろう。

俺は猛ダッシュで自室へ戻り頭を冷やそうとベッドに横になる。

「・・///~」

駄目でした・・どうもサリアさんのあの姿が目に焼き付いてしまったのか思い出してしまい狼狽する。

「お兄ちゃんどうしたの?」

一足先に戻ってきていたリンナが俺の様子をを心配したのか声をかけてくる。

「おおういや、なんでもないさ」

「そ、そう?」

俺は慌てて心配無いと返答する。

リンナは納得してくれたようだ。

「・・よし・・」

こういう時は一っ風呂入るに限る。

カポーン!

「ふう~・・」

これでゆっくりあの時のサリアさんについて考えられるな。

まさか彼女にあんな趣味があったとは俺も流石に予想外だった。

普段のサリアさんの様子からじゃ想像出来ないはっちゃけ振りだったな・・。

ガラッ!

「ん?レント達か・・ってはい!?」

俺はてっきりレント達が入ってきたのかと思い後ろを振り向くとなんとサリアさんがいた。

「馬鹿!こっち見るな!」

「ちょ!?なんで隊長が・・」

俺の叫びを無視し入浴してくるサリアさん。

え・・何この状況?・・

急いで距離をとる。

「あ・・あの事なんだけど・・」

「あ、ああ・・」

俺は彼女の話を聞く。

彼女はストレス解消の一環でコスプレ演技をしていたようだ。

「俺は誰にも言うつもりなんてないよ」

「え?」

サリアさんは以外だったのかポカンとした顔をしていた。

「ま、まあ・・隊長があんな趣味を持っているのは俺も嬉しいかな?

俺だって同じ様な趣味持ってるし」

「そ、そう・・」

サリアさんはなんとか納得してくれたようだ。

「そ、それに・・コスプレしている時の隊長も結構可愛かった・・しな//」

「!///~・・」

俺は流石に恥ずかしい素直な思いを言うとサリアさんも顔を赤らめていた。

「だからそんなに隠す事無いと思うよ」

「・・」

俺は彼女にそう言って上がった。

その後・・

「う・・うーん・・」

サリアさんはヴィルキスの事もあってかアンジュにもコスプレ趣味を見られてしまっていたようで殺そうとしてアンジュを襲撃したようだ。

エルシャさんがわざわざ火に油を注いだようで大喧嘩に発展したようだ。

てかエルシャさん何やってるんすか・・

それでアンジュはのぼせで倒れてしまったようなのだ。

出撃欠席料一日百万って・・

そしてアンジュを欠いたまま出撃令が出された。

戦闘区域

「なんだあのデカブツ!?・・」

「見た事無いわね・・」

「サリアが見た事無いって事は・・」

「まさかまさか!」

「初物!?」

それは角のついたドラゴンだった。

確かに俺も見た事が無い。

「初物?」

指令室で見ていたエマは聞き慣れない言葉を聞いて首を傾げる。

「今迄に遭遇例の無いドラゴンの事ですよ」

ジルがエマの疑問にそう答える。

「コイツの情報持ち帰るだけでも大金持ちだぜ!」

「どうせなら初物喰いして札束風呂で祝杯といこうじゃないか!」

ヒルダさんとロザリーさんは歓喜の声を上げる。

「こちらサリア増援を頼む!」

「ええ!?取分減るじゃないか・・」

「ゾーラなら初物相手でもビビらなかったけどね。

ロザリー、クリスいくよ!」

「「OK!」」

サリアさんの対応を不満に思うロザリーさんとヒルダさんは先行していく。

「ちょっと!?三人共・・」

いくらなんでも初物相手に突っ込むのは駄目な気がする。

「・・」

「ヴィヴィアン?」

ヴィヴィアンが少し沈んだ表情をしていたので俺は声をかける。

「ピリピリする・・」

「?・・」

ヴィヴィアンの意味深な言葉に首を傾げるがすぐにその言葉の意味が分からされる。

「思ったより動きは鈍い・・背中は硬そうだな・・って事は・・ビンゴ!

プヨプヨじゃないか!ロザリー、クリス狙いは腹だ!一気に決めるよ!」

「「OK!」」

「もらったよ!」

ヒルダさんが初物ドラゴンの弱点を探り三人はデストロイヤーモードになってドラゴンの腹部に狙いを定め・・ようとした瞬間・・

「グギャー!」

「!?」

「ヒルダ戻れ!」

ドラゴンがけたたましい咆哮を上げたかと思うと角が光りその瞬間周囲が何かに包まれた。

ヴィヴィアンが警告を促したが時既に遅くその何かにヒルダさん達の機体が囚われてしまった。

「んなっ!?・・」

「う・・動けねえ・・」

「一体何なのコレ!?」

『新型ドラゴン周囲に高重力反応!』

「「重力!?」」

オペレーターからの解析結果に俺達は驚く。

またドラゴンが角を光らす。

「!不味い!皆離れろ!」

ドラゴンが重力範囲を広げるかもしれないと察知した俺は急いで奴から距離を取り隊長達にも警告を促した。

が・・

「キャア!?」

時遅く捕まってしまい隊長達の機体は地に伏せられる。

「隊長!皆!クソ!・・どうすりゃあいいんだよ!?・・」

ブレイヴスには近接装備しか無く近付けば奴の重力の餌食になってしまうだけだ。

「く・・こうなれば機体を捨てて私達だけでも脱出を・・」

「それは駄目だ!今隊長達は機体の中にいるからいいが外に出てしまえば簡単に奴の重力の影響でペシャンコにされてしまう!」

隊長がそんな案をだしてきたが俺はそれを否定する。

「だったらどうすりゃいいんだよ!?」

ロザリーさんが苛立ちを見せる。

「み、皆を離せえー!」

「ヴィヴィアン!?」

ヴィヴィアンは機体が一番軽いのが幸いしたのかなんとか動かしブーメランアックスをドラゴンに向かって投げ突けようとしたがそれの重力影響でほんの少ししか飛ばず地に落ちた。

それでも諦めずに再度投げ突けようとしたが遂には機体の腕が捥がれてしまった。

「考えるんだ・・」

俺は奴の重力に捕まらないよう距離を取り旋回しながら突破口を考える。

ヒルダさんのお蔭で最大の弱点は分かっているがまずは奴の重力をなんとかしなければ話にならない。

コイツはどうやって重力操作をしたか。

そう頭部にある角だ。

だが・・それは左右に一つずつある。

片方を折ったからって重力が解ける保障は無い。

折角突破口が開けるかもしれないのに・・

「ゴホゴホ・・」

そんな事を思っているとヴィルキスの姿が見えた。

「アンジュ!?お前・・」

「うう~フラフラする・・とっとと終わらせよう」

ドラゴンに突っ込もうとするアンジュ。

「来るなアンジュ!重力に捕まるだけだ!」

「大丈夫よいつも通り私一人で十分・・」

それでも命令を聞かないアンジュ。

「いい加減にしろこの馬鹿女!単騎でやれる程このドラゴンは甘くない!」

安定のアンジュに遂にキレるサリアさんの怒号が響き渡る。

「!?」

「いっつもいつも勝手な事ばかりして・・死にたくなかったら命令を聞きなさい!」

「は・・はい・・」

勢いに押され渋々といった感じでアンジュは上昇する。

そうか隊長も俺と同じ事を思い付いたのか!

俺も急いで上昇する。

ヴィルキスが来た今これで突破口が開く!

「アンジュ!俺に合わせろ!」

「え、ええ・・」

アンジュが右の角を俺が左の角に狙いを定める。

「思いっ切り蹴りなさい!私にやったみたいに!」

アンジュとサリアさん一体どんな喧嘩したんだ?

まあそれはおいといてブレイヴスブレードで突撃しようとも考えていたが俺もキックに変更する事にした。

「1、2の3!いくぞ!」

「「はああああー!」」

重力に引かれ落ちながらヴィルキスとブレイヴスのキックが見事ドラゴンの角にヒットし砕ける。

そして角が砕けた瞬間重力が解かれサリアさん達が解放される。

「解けた!」

「全機突撃!」

解放を確認し丸腰になったドラゴンへ全員突撃し倒した。

戦闘後

「うひょおー!こんな大金夢みたいだ!」

「夢じゃないよ!」

ロザリーさん達は山積みにされたキャッシュを見て顔を綻ばせていた。

あの新型ドラゴンはフリゲート級と新たに認定された。

てっきりグラヴィトン級とでもされると思ったが。

後調査によるとどうやら片方の角だけでもよかったようだ。

「少ない・・」

アンジュと俺は角を折っただけなのでキャッシュも少額だった。

「ま、仕方無いさ。とりあえずアンジュのお蔭でも隊長達は助かったんだからな」

「そうね。アンジュ、カリトありがとう」

「どういたしまして」

サリアさんが礼を言ってきたので俺は返す。

「ん」

一方のアンジュは迷惑料請求をしていた。

お前な・・

「~・・さっきの感謝取り消し!・・」

「秘密・・バラすわよ?」

「ひっ!一生寝込んでなさい!」

「なんて酷い事を!」

「たはは・・」

俺は苦笑するしかない。

「皆、ちょっといいかしら」

すぐにサリアさんは隊長の顔を取り戻し語り出す。

「色々あったけれど私達はこのチームでやっていかなくちゃいけない。

アンジュも報酬独り占めやめなさい。

アンタは放っておいても稼げるんだから

これは隊長命令よ」

「誰もアンタの言う事なんか聞きやしないって・・」

ヒルダさんが否定する。

「良いわよ別に私の足さえ引っ張らなければね」

アンジュは予想外に肯定する。

「私も良い・・かな・・」

クリスちゃんがそう言ってくる。

「アンジュが来てくれなかったら私も下手したらカリト以外全員死んでたかもしれないから・・それにカリトも確信を持って行動出来なかったかもしれないし・・」

「その通りだよクリスちゃん」

まあその心配は結果的には無下に終わった訳だが

「ま・・まあこの金がある内はアタシも良いかな」

クリスちゃんに感化されたのかロザリーさんも賛同してきた。

「アンタ達何言いくるめられてるのよ!?」

ヒルダさんだけは納得いかないのか一人叫ぶ。

「そ、そういうワケじゃないけど・・」

「チッ・・裏切り者」

クリスちゃんの弁明も聞き入れずにヒルダさん一人は離れていってしまった。

「ヒルダ・・」

「はあー・・」

これはなんとかしないといけないな。

「それじゃあいきましょうかあ!」

アンジュはエルシャさん達に連れられていった。

女子会かな?

「お兄ちゃん!」

「リンナ?どうしたんだ?そんなに慌てて?」

リンナが凄く慌てた様子で俺の帰還を待っていたようだ。

「あ、あのねマナ通信でアリヤお姉ちゃんからケイが見つかったかもしれないって!」

「何!?本当か!?」

俺はすぐに話を聞く。

「だけどね・・そのケイの様子がおかしいみたいなの・・!」

「何だって!?・・」

リンナから話を聞き俺は驚愕を隠せなかった。

 

 

 




あ~・・アブデュオ、ファフニール、聖剣禁呪もやりてえ・・
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。