村正と朧火   作:旅人0605

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時には、他者への相談は必要なもの


経験相談

翌日

 

俺は訓練場に足を運ぶ、一応副隊長なんて役職をもらっているため、そこそこに身体を動かすために来た次第だ

 

「おう、幽斗じゃねえか」

 

そこには俺を呼ぶ声が聞こえた、そこにいたのは、

 

「んだよ、ナギ」

 

白髪に赤い目の白衣を着た男、(もとい)三途川ナギが居た、こいつはハルト等とは違い中学からの仲だが、結構たまに飲みに行くことが多い

 

「いや、お前を訓練場で見るのは久しぶりだなぁ〜って」

 

確かに、最近は用事が部屋で任務以外のときは部屋でずっと寝てたし、

 

「何やってんだ?」

 

俺は三途川ナギに尋ねる、三途川ナギの目の先で、異能力を鍛えている少女がいた

 

「今あいつを鍛えててな、ハルトの馬鹿に頼まれたんだよ」

 

俺は少女を見る、確かに異能力の精度は良い、だが、

 

「あいつは誰だ?」

 

まだ異能力については問題ないが、近接戦で体術などで戦った場合、百パーセント憑从影の戦いで生き残れない

 

「あいつはハルトの娘の黒神マキだ」

 

ああ、なるほど

 

「あいつが頼もうとしたことはこれか」

 

俺は小さな声で呟く。

 

「何か頼まれたのか?」

 

ナギは俺に質問する

 

「あいつに若手を育ててほしいって頼まれたんだよ、まあ断ったけど」

 

俺は先程買った茶を飲む、あいつは何で俺に頼んだんだ、俺は

 

「ナギ、お前はもし自分が鍛えた弟子が任務で死んだらどう思う」

 

今日は訪ねてばっかだなと俺は思う

 

「そいつは命をとして人を守ったんだって、誇らしく思う、じゃ駄目か?」

 

俺の弟子は人を守れたのだろうか、命をとして最後まで戦えたのだろうか

 

「少しでも、お前の弟子も人を救ったって信じてやりな」

 

ナギはそう言うと、マキの方へと行く、弟子を信じる、か、それにしても

 

「奥さんからの弁当食わなくてもいいのか?もうお昼だぞ」

 

俺はからかうようにナギに聞く

 

「うるせえ、今日は飯はここで食べるって話してあんだよ」

 

そうか、

 

「相変わらず、ラブラブで羨ましいねえ」

 

本当に羨ましい、恐らく俺は生涯独身だな、

そんなことが思いながら、煙草を吹かす

 

「俺はあいつの娘休ませて、飯でも食ってくるが、来るか?」

 

ナギは、俺を飯に誘うが、

 

「悪い、やることができた」

 

そうか、とナギは言い、マキを休ませに行く

 

「前を向かない俺も悪いか」

 

俺は携帯を取り出す、そのまま流れでハルトに電話を掛ける

 

「もしもし、ハルト」

 

『どうかしたか、幽斗』

 

「この前の、面倒を見てほしいっての受けてやってもいいぞ」

 

ガシャン、と電話の向こうから何かを落とした音が聞こえた、

 

『マジで?』

 

「ただ条件がある、その条件を受けるんだったら構わない」

 

『条件?』

 

そう、別に鍛えること自体に意味はない俺は異能力に関しては、そう異能力に関しては

 

「条件は___」

 

俺は条件を並べた、さすがに俺でも結構きついと思っている

 

『それは』

 

「これが飲めなきゃ無理だ、そもそもこの程度でギブアップするなら殲滅部隊では生き残れない」

 

『・・・・正直言うなら厳しすぎる気がするが、マキの為だ』

 

黒神マキ、ハルトの娘とか言ったが、さあどれだけ肝がある奴か、指南するのが少し楽しみに思えた。

 

 

 

 




不定期ですが、これからも更新を続けていきます。

マキはこの物語で生存させた方がいい?

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