呪術界でデスノを拾ったら   作:かりん2022

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気力体力がある時に清書するかも。
ひとまず1話読切で短編でプロット風味です。

1話のプロットをもとに連載始めました。


非術師がデスノを拾ったら プロット
デスノート拾いました


私は、今、一番頭を働かせていた。

頭に傷を負った変な教祖に変な物を飲まされそうになり、大ピンチだった。

なんとか、なんとか助かりたい。

必死である。

変な宗教にハマった両親はまじで死ね。

 

「ぐっ!?」

 

 そしていきなり教祖は倒れた。

 現れたのは砂と黒いノート。

 私は、咄嗟にそれを引っ掴んで逃げた。

 なんだか知らないけど、教祖を中心にすごい事になってた。

 いや、見える。化け物が見える。

 私は必死こいて逃げた。走馬灯のように、前世の記憶が流れる中、私は全力疾走し続けた。

 

「……知らない名前。そりゃそっか。羂索も偽名だよね」

 

 奇跡的に助かり、隅っこに隠れながらノートを見ると並ぶ名前。私はノートを閉じた。

 

「呪術廻戦とデスノのクロス世界かー! 地獄に地獄を足してんじゃないわよ!」

 

 私は叫ぶ。

 どうしようかなぁ。

 ラスボス死んだから、もう良くない?

 あ、宿儺の本名知らないや。死神の目……うーん。

 とりあえず、いらないかな。効くかもわからないし。

 ああ、ここがクロス世界なら、命を賭けてでも絶対にやらないといけないことがある。

 

 まずは、五条悟の写真を手に入れようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 補助監督になった。あのどさくさで呪霊が見えるようになり、その後も見えっぱなしだったのでこれ幸いと呪専に入ったのだ。

 誰とでも、そう、どんなに偉い人とでも写真を撮りに絡みに行くので、恐れ知らずと思われている。そうしてもおかしくない花の女子高生で良かった。

 ちなみに、犯罪者の心臓麻痺事件は起きている。クソッタレ。

 

 

 

 

 

 

 だがしかし、間に合った。

 

 

 

 

 

 

100万の呪霊が都心で解放されてその対処におおわらわになり、夏油傑の遺体が弄ばれていたことがわかって五条悟がピリピリ状態になり、ついで犯罪者がどんどこ死んでいく事件である。もうやめて! 呪術界のライフはもう0よ!

 

そして、五条悟の姿を模倣した者の犯罪が多発し、写真が流通した。

異例の事として、五条悟は要人なので殺さないようにと政府の犯人への呼びかけ。

 

それはそれとして、交流会である。

 

「よろしくお願いします! ささ! 記念写真撮りましょ! そんな変な仮面なんか取っちゃって!」

「このご時世で正気かお前」

「何もわかってないって言ってたわよね」

「えー! 大丈夫だって! 写真の流通には気をつけるよね、ミサ!」

「はい、ミサミサは補助監督を目指す身……絶対に流出させません! 思い出になりますし」

「さあさ、無粋な仮面なんて取っちゃって!」

 

 嫌々ながらも、最強には逆らえず写真を撮る彼ら。

 ……よし。流石に生徒ぐらいはね。

 

 

 

 

 その夜、私は仮面をつけて、無辜の民を脅していた。

 

「さ、そこに五回名前を書け。写真の下に書かれた名前とそいつの顔をよーく見てなぁ!」

「ま、まさか、これ、キラ……」

「間違うなよ? わざと間違って書いたら、お前が代わりに死ぬかもなぁ!」

「ヒゥッ」

 

 無辜の民は、震えながら指示された通りに名前を書こうとする。

 

「確保ー!」

「ちょっと待った!」

 

 私の周囲を京都校の生徒が囲み、私を五条先生が庇う。

 

「何故庇うんです! 現行犯ですよ!? それとも本当にあなたは共犯者なのか! 五条派閥の者、五条が会いに行った者だけが呪殺を免れている!」

「共犯者ではないけど、やってる事は検討ついてたかな。どこまでが儀式かわからないから様子見してたけど」

「悠長な!」

「ミサ。儀式続けられるなら続けて」

「は、はい! オラ! 名前を書くんだよぉ!」

「ひっヒィィッ」

 

 五条先生が牽制している間、ナイフを閃かせ、傷をつけて脅す。

 無辜の民は謝りながら、泣きながら名前を書いた。

 私は、奪った紙と写真を燃やす。

 

「すんだね」

「はいっ これで大丈夫なはずです!」

「な、なんてことを……」

「私たち、死んじゃうんですか!?」

【三輪! そんな……】

 

 パニックになる京都校。

 

「もう言っていい? と言っても、僕も予測でしかないけど」

「あー。認知が重要なので、最低限の種明かしになりますけど。これで守らないといけない範囲は終わったと思うんで、いいです」

 

 聞いてくる五条先生は、事情を知っているようだった。

 

「じゃあ、自分で言ってくれる?」

「はい。あの、私がやってる事は、今問題になっている呪殺の予防です」

「よ、ぼう?」

「そうです。呪殺を防ぐ儀式。やり方を分かった状態で儀式をしても、効力がなくなっちゃうどころか、関わった人間が死んじゃうんで。だからほら、安心していいよ。もう行きな」

 

 被害者の無辜の民さんに声を掛ける。

 念の為時間を測っていたが、ちゃんと時間も40秒を過ぎている。よし。

 

「では、写真の横流しは」

「してたよ。一応、普段のいざこざは置いといて分け隔てなくチャンスはあげたつもり」

「な、なんで言わなかったんですか!」

「いや、認知が重要って言いましたよね? やり方広まったら予防どころか死んじゃうので、何も知らない状態でいてもらわないとなんです。ということで、ミサミサの予防接種はバレた時点でこれにて終了です」

「やっぱりそう来ちゃう? 参ったな。だから放置してたんだよね」

「本人の認知が問題なので、広まれば広まるほど危険性が増すんですよね。ここまで広まった時点で遅かれ早かれダメかなーと。もし、脅して儀式をさせる人が実は呪術関係者とかで知ってたらそれだけでアウトなんで」

「知るって何を?」

「バラせばバラすほど解呪の可能性減りますけど、いいですか?」

「いや……」

 

 戸惑う京都校の生徒達。そうだよね。

 

「それでも、可能な範囲で事情は話して貰えるかな? 一応、君が呪殺の犯人ではないであろうこと、呪いを祓いに来たんじゃなくて、僕らを守りに潜入してきた事はそれとなく分かったけど、それくらいしかわからないんだよね」

「どう転んでも厄介ごとなんですよね。どこまで言っていいのか……。下手に教えて、それが広まって、似たような呪霊が発生したりしたら収集つかなくなるし」

「名前と顔が分かれば殺せる呪霊より、名前と顔が分かって儀式すれば殺せる呪霊の方がマシかなー」

「それは……確かに……」

「でもまあ、上層部だけで情報は留めとくよ。それでいい?」

「はい」

 

 こうして私は捕まったのだった。

 

「死神様方の所有する、顔を思い浮かべながら名前を書くと殺せるばかりか、死因、死亡時の行動まで操れる不思議なノートがあるんです。世界に六冊まで流通可能な、デスノートって言うんですけど」

「これね」

 

 当然のように、隠しておいたノートを出される。

 

「六眼で見ても何の変哲もないノート! でも死刑囚の名前を書くと、40秒で死んじゃったんだよね。こわ」

「私は、死神様に助けられてこのノートを授かりました。このノートで、意図せず4回名前を間違えて記入すると、以降デスノートは効かなくなります。ただし、間違っていると知っていて名前を書くと、書き込んだ人間は死に、予防効果も出ません」

「そう。ノートは誰でも使えるみたいだね。手放す気は?」

「現状、最低限の安全は確保できたと思うので、あとはいかようにでもお任せします」

「任せなさいっ!! 頑張ったね」

 

 最強が優しく頭を撫でてくれて、私は報われた。

 




マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
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