連続更新してます、ご注意ください!
「疲れたぁ」
「お疲れサマンサー! 頑張ったね、月」
「お久しぶりです、五条先生」
番組の収録後、私達はにこやかに挨拶をする。
でも私、怒ってるんだからね! 最近付き合い始めた海斗くんに引かれちゃったじゃん!
「お仕事貰えたのは嬉しいんですけど、あれは強引過ぎますよ! おかげで海斗くんにフラれちゃったじゃないですか。どうしたんです? 急に」
「いやぁ。野薔薇達がすっごく心配してさ。なんなの、完璧なイケメンに騙されたいって」
「言葉の通りですが?」
「ハァァ……月が何考えてるのか、さっぱりわからないな。とにかく、海斗は良くないよ。こっちで調べたけど、悪い噂も絶えないし」
「でもイケメンで性格以外完璧超人ですよ?」
「それ、僕もだよね」
「ええー。それはそうですが」
私は、その手を取られた。
「僕に騙されてみるのは嫌?」
「えっ……」
宇宙のようにキラキラした青い瞳が、私を貫いた。
「はい、五条先生。私、五条先生に騙されちゃいます……」
そして私は、ハロウィンの日。居酒屋で伏黒くん達を相手に管を巻いていた。
あっ もう皆、20歳を超えてるよ! 任務も明日休みにしてもらえたから、大丈夫!
皆、神父様に仮装してパシャパシャ写真を撮っている。
「そこで本当に騙してくるのが五条先生なんだよねー」
「そういうの月が震源地だろ」
「騙されたかったんだからいいじゃねーか」
「そうよ。こっちも海斗なんかに渡すよりよっぽどホッとするわ」
「危険度で言えばこっちの方が上なんだよなぁ」
私はマスコット呪術師として呪術界に出戻ることになったのだった。
結婚? ないない。あるわけないでしょ、一般人と御三家が。
せいぜい頭を撫でられるぐらいである。
おのれ、割り切ってイケメンをこれでもかと駆使してきおる……。
しかも撫でが段々上達してきおる……。なんかもう多幸感でふわっとする。
「でも、呪術界に非術師スッゲー増えたんだぜ!」
「仕事が楽になったって評判よね」
「休みも増えたし、福利厚生も良くなったし、ギスギスしたのもねーし」
「あの番組の放映と行政のメスが入ったおかげよね。ルナルナも頑張ってくれてるんでしょ? ありがとっ」
「でも月。なんで補助監督にならないで術師なんだ?」
「バカ、虎杖!」
「私は帳を下ろせないから、術師になるしかないのよね……。窓だと規定で権限なさすぎるから」
「ええ……。それってなんかおかしくね?」
「今まで、術師、補助監督、窓しかいないのがおかしいんだって。見える人間少ないんだから、組織運営に非術師も入れておけと。特にカウンセラー!!」
「今入れてんじゃない」
「そうなんだけど」
「ま、ま。月には感謝してるって! 後で五条先生達も来るって。ちょっと遅れたけど、月とレムとジェラスありがとう会だからな、今日。プレゼントも用意してるから、楽しみにしておけよ〜」
「は?」
「ジェラスが月の運命を変えたのが分岐点だったんだろ、記憶の」
「ああ……多分ね」
「俺、あの記憶のおかげで強くなれたし、今の幸せを得られたし、何も失わないで済んだ。本当に感謝してるんだ」
「俺も」
「もちろんあたしもね。片目にならずに済んだし、術師の人数は増えたし、こそこそしなくて良くなったし」
「いやぁ。私はもう、いっぱい感謝をもらってるし、お礼ももらってるし、映画で主役ももらえたし、これ以上もらったらもらい過ぎになるよ」
「あたし達が感謝したいのよ。ほら、五条先生達が来たわよ」
おー。てかなんで神父様の仮装? えっハロウィンに限り呪術師が仮装して写真撮るとたまに故人が映る? マジで? ハロウィンの奇跡?
私がこそこそワタワタしていると、五条先生は咳払いした。
「夜神 月。ありがとう。君が新世界を作ったんだよ」
私は、目を見開いて、そして笑った。
私は、新世界の神になったらしい。
ところで乙骨先輩と里香ちゃんがラスボス役ってマ?
そこはCGにしておこうよ、余波で私死んじゃうよ……。
やったー! 完結できたー!
これも全ては皆さんの応援のおかげです!
ありがとうございます!!!
感想、ここ好き、評価、お待ちしてます!
本当に、本当にありがとうございました!!!
話の展開上、一部術師を非難する発言がありましたことをお詫びします。
メカ丸のあれは、呪術界の汚いところもきちんと見せる、という方針ゆえのことです。
念の為。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
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