主人公は超クズです。
事件の発端
百鬼夜行の時。
術師達は混乱していた。
「おいおい、ふざけんなよ。もうクリスマスイブなのに悟がいねーぞ。あの自由人が」
「おかしいですね。五条さんと連絡が取れなくなるなんて事はなかったのに。何かあったのでは」
「あの悟にそんなことあるはずねーだろ」
ついに百鬼夜行が始まってしまった。
だが、術師以上に呪詛師達は浮き足立っていた。
ソワソワと焦った様子で周囲を見回している。
「悟はどうした!」
「うるせー! こっちがしりてーよ!」
特に夏油傑の焦った様子は明らかにおかしかった。
そして、直ぐに呪詛師達は撤退していく。被害も被害者も0。訳がわからない。
そしてその日の深夜。
叩き起こされて、テレビを見るように言われた。
夏油傑が家族達と、血溜まりの中宣言していた。
『君の要求を全て飲もう。
1、呪霊真人を探し、手段を問わず、術式を熟達させる。
2、天元様を私の術式で取り込む。
3、天元様の日本を覆う結界と真人の術式、私の極の番、うずまきを使用し、少なくとも千人の非術師を術師に変えて見せる。
ただし、最終的に大勢の非術師を術師に変えるならば1〜3の手順は踏まなくてもいいものとする。
一年以内に千人以上の非術師を術師に変えられなかった場合、ペナルティとして私は提示された例の物を持つ者に絶対服従となる事を縛る。
以上の縛りを破った時、五条 悟及び私、現在の家族を全員殺されることも理解した。だから悟を解放してくれ……! 繰り返す。君の要求を全て飲もう』
「はああああああああ!?」
「五条さんが誘拐されてたんですか!?」
「おかか!」
「確かに姿は見えねーけど!!」
「条件がとんでもねーぞ!」
呪術界は大騒ぎになり、五条の行方を探すが見つからない。
再度会議が開かれた。
「五条悟が誘拐されただと!?」
「バカな! どうやったのだ!」
「狂言ではないか!?」
大いに揉めている間に、とうの五条が泡をくってやってきた。
「悟!!」
「ごめ、なんか急に意識がなくなって、気がついたら廃墟にいて体が痛いし服は汚れてるし、クリスマスだし、本当にごめっ どうなった!?」
「……契約は達成されたか」
「どういうこと?」
テレビを見た五条悟は絶句する。
「傑……!」
混乱する五条悟を尻目に、総監部は決定を通達した。
「改めて全術師に任務を通達する。全力で夏油傑の飲んだ条件の達成を妨害し、例の物とやらを奪取しろ。報酬は特級呪詛師夏油傑、その身柄だ!!」
全術師、全呪詛師を巻き込んだ、絶対に負けられない戦いがスタートする。
これは、禪院家の選民主義の術師に煽られた1人の非術師が絶対安全に術師になりたいが為に起こした歴史的事件である。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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