呪術界でデスノを拾ったら   作:かりん2022

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呼び出しを受けた日

「約束のイケメンです! 伏黒 恵だよ! 君と同い年!」

 

 さりげなく同級生って言ってくれなかったな! 負けないぞ私!

 

「……」

「夜神 月です。よろしくお願いします!」

「……呪力。一般人にしか見えないけど」

「そだよ。あっ そうだ! せんせー! 私、呪具買いたいです!」

 

 私は、カバンをドンっと出し、ありったけの遺産や家を売ったお金を出す。

 

「これでなんかいい感じの呪具売ってください!」

「えっ 生徒だから呪具くらい貸与するよ」

「売ってもらった呪具が呪霊に壊されちゃったりしたらその時、相談に乗ってください。あまりおんぶに抱っこはね。私みたいな一般人はこういう所から気を使っていかないと!」

「やる気十分だね……」

「はいっ!」

「ふぅ、これから、伊地知が空いている時に軽く揉んでもらいます」

「はいっ!」

「それで駄目と思ったら、転校手続きしてあげる。合格したら、呪具の扱いを教えて呪具を売ってあげるよ」

「はいっ! 質問です!」

「はい。僕は流石に訓練してあげられないよ? 無駄だし」

「いえっ 準備や後始末は時間が掛かると思います。くっそ忙しい五条さんのサポートをする伊地知さんは、輪をかけて忙しいのでは? 空いてる時間ありますか?」

「まあ、皆忙しいしね。時間は作るもんだよ」

「私としても、思うところがありますし、そこは心配しなくてもいいですよ」

「ラジャです! ありがとうございます!」

 

 こうして、私は訓練を始めた。

 伊地知さんだが、当たり前だが、普通にめっちゃ強い。

 そりゃそーだ。一般人だもの、私。

 伊地知さんは術師になろうと思うくらいには呪力があるし、五条さんや七海さん達にも認められている。いや、普通に上澄と言っていい。

 

 でも私は頑張った。

 

 ぬいぐるみにぶん殴られながら、呪力を流す訓練に四苦八苦していると、伏黒くんは聞いてきた。

 

「お前、わざわざ金出すって事は、お金の為じゃねーの」

「ん、お金は大事だと思うよ。呪具だってお金で買うんだしね」

「そうじゃなくて。呪詛師にお前の両親殺されたんだろ?」

「気づいたら死んでた」

「……気づいたらって」

「そもそも私の両親、その呪詛師に私を捧げてるんだよなぁ」

「……それは」

「あ、気にしないで。捨てる神あれば拾う神ありってマジでね。私ね。ある人に、命と引き換えに助けてもらったの。そのおかげで生きてるの。だから全然落ち込んでない。むしろ、ありがとー! って感じ。本来は死んでたわけだし、今はボーナスタイムってとこ」

「……」

「しかも、そんなボーナスタイムを与えられたのに運命を感じちゃうほどの使命をみっけたの。呪霊が見えるようになった。だから人間を守れるっていうね」

「はぁ? たかが見えるだけだろ? お前に戦う力なんてない」

「守りたい人も見つけた! 私の命を、献身を捧ぐに足る人! 私は、五条先生を、人類の至宝クラスのイケメン、五条先生を守りたい、力になりたいって目標が!! うおおおおおおおおおおおやればできるやれば出来るやればできる!!!」

「はぁぁ!? お前ごときに守れる人では全然ねーだろ」

「心構えが大事なのだよ! 覚悟! 悪知恵! 努力! 成せばなる!!!」

 

 実際なったしな! 五条先生は死神にデスノートで名前を書かれても死なない。

 多分、リュークは現れる。その時、必ず私の守護は力になる。

 

「わかった。お前、頭がおかしいんだな」

「恋は人を狂わせるのだよ、恋を知らないお子様くん!」

「はぁぁ? 非術師を相手にするわけねーだろ、五条さんが」

「そうね。私は忙しすぎて子供を残さずに死んじゃう可能性を心配している……はよ結婚すればいいのに。あんなイケメン、ほっておく女がいる?」

「五条先生が好きなんじゃねーのかよ」

「好きだけど、流石に担任の先生にイケメンだから結婚しろとか頭おかしくないですか……? しかも一般人の分際で、一目でわかるほど家柄いい人相手に」

「それは確かに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前、変わってんな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お、笑った。

 

 それから、伏黒くんは色々コツを教えてくれた。

 私は四苦八苦しながら、武術と呪具の手入れを覚えていった。

 伏黒くんかぁ……。

 

 どうしよう。

 

 伏黒くんを(友達として)好きになっちゃった。

 デスノートの餌食にはしたくない。

 

 でも、伏黒宿儺は怖いんだよなぁ……。

 

 死滅回遊や真人の改造がないって事は、日車も術師にならないって……こと……

 

 

「ああああああああああああああああああっ!!!」

「なんだ急に!?」

「アニメ見逃したぁぁぁ!!!」

「なんだ、脅かすなよ」

 

 た、大変だ……!! ラスボスがいないから、虎杖悠仁がそもそも受肉しないぞ!??

 

 呪肉した方がいいの!? 駄目なの!?

 

 どうすればいいのよー!!!!

 

 

 悩んだ末に、私は駄目もとで呪胎九相図と宿儺の指を譲ってもらえないか交渉をしてみる事とした。

 

 

「はあ!? 誰から聞いたの? どうして譲ってもらえるなんて思ったの?」

「ワンチャン聞いてみるだけならタダかなって。呪具より術式が欲しいし」

 

 まだ入学してもいないのに、先生から進路指導室への招待状が来た。ガチ目にお話し合いをさせられるようだ……。

 

 私もどうしたらいいかとか、どうすればいいのかとか全然わからん。

 




マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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