ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね? 作:ウオカワ
「ぬおああああああ…!!」
「な、なんだ…?体がどんどん巨大化している…!?」
「大猿さ…!本当は満月がないと変身できないんだがな、このパワーボールさえ作れればこの姿に変身できるんだ…!」
「ふん、ベビー様が貴様らのことを猿と呼んでいたのは、そう言うことだったか」
「へへっ…言っときな…この姿になったサイヤ人は、戦闘力が10倍になるんだ…!さあ…行くぜ…!」
「ふふ、面白い…10倍か………ん?ベビー様…?」
「おごっ…おおおおっっ……!!」
「べ、ベビー様ぁ!」
「お、お気を確かにぃ!!」
「があああ…っ!かああああああああっ!!あ………」バタリ
「えええっ!?」
「べ、ベビー様!?」
「………………」むくっ
「ベビー様!?だ、大丈夫ですか?!意識ははっきりして」
「黙れ」
「へっ」
「リルドは…あそこか…」ギュンッ
「リルド」
「ベビー様…?どうなされました?さっき倒れていましたが大丈…んっ?!」
「リルド…体を…寄越せ…!」
「べ、ベビー……様…………!?がっ………」
「…………」ぐっぱ ぐっぱ
「…よし」ギュンッ
「え…あ…べ、ベビー様…で…すよね…?」
「ふんっ」ズドッ
「ぐえっ!?べ、ベビ様!?」
「わからんのか?合体だよ…ハイパーメガリルドだ、早くしろ!」
「は、はい!!おいお前ら!早くしろ!」
「「「りょ、了解!!」」」
「ふーう……さぁて…覚悟しろよサイヤ人……」
お気づきだろうか、これ、俺じゃありません、ベビーです。どう言うことかと言うと…あの頭痛がキツくなった後、気づいたら俺は気絶したと思ったら体が勝って動いてリルドに寄生して、メガキャン部隊と合体してハイパーメガリルド化…この一連の流れが全部俺じゃなくて、俺の体であるベビーが勝手動いてやってるんだけど…この状態なんかめっちゃ疲れる…!
「おいおいどうしたんだよお前ら?」
「我々の真の力におそれをなして仲間割れでも初めて」
「ぬあっ!」ギュイイイン!
「ぬおおっ?!め、目があっ!!」
「お、おい!?お前初っ端から目にドリル突き刺すとか正気」
「でやあっ!」ドゥドゥドゥン!
「あぶねえっ!ちょ、ちょっとお前少しくらい話をだな」
「黙れ!サイヤ人は皆殺しだ!サイヤ人の見方をするものは俺が寄生してやる!全員俺の奴隷となるのだ!」
「しょ、正気かよてめえ…」
「ふざけるんじゃねえ!俺の故郷である惑星ツフル星はお前たちサイヤ人に滅ぼされた!だから今度は貴様らを…ぬああっ!!」
「お、おい!?」
「ぐううっ……!な、生意気な……!お前も俺のことを知っているのなら、こいつをどうにかするまでは大人しくしていろぉっ!」
怒られてしまった…なんとかして体の主導権を取り戻せないかと思ったんだけどなあ、どうしたもんかなあ…
「な、何一人で喋ってるんだお前…」
「放っておけ…!それとだが…貴様、後ろに注意したほうがいいんじゃないか?」
「はあ…?何を言って…なっ!?」ドカン
「今俺の使った気弾は返ってくる性質があるんだ!」
「く、くっそお…てめえ…よ、よくもやりやっが」
「ふんぬっ!」ガッ
「うわっ!や、やめろ!俺の尻尾を掴むんじゃない!?」
「くくく…貴様、感謝してやろう…!貴様の方の記憶で、サイヤ人の弱点がここだと分かったんだからな…!」ギュイイイン
「ぐあああっ!や、やめろ!俺の尻尾をドリルで削るんじゃねえ!ぐうう…ぐああああああ!!」シュウウウウウ…
「くっ…あ、あいつ…よくもオレの尻尾を…はっ!」
「よお…サイヤ人…?」ギイイイイイイイイ
「ちょ、ちょっとおまっ!何する気だ!?」
「何度も言っただろう…サイヤ人は皆殺…ぬおおおっ!!」
「うおっ」
「ぐうう…貴様!まだ抵抗するか!」
そいつ殺しちゃったら体どうするんですか!こっちも色々考えてるんですから!安心してこっちの方で見ててくださいよ!
「ぬうう!くっ…まあよかろう…首尾よくやれよ…!」
「っ……!ああ………ぬあっ!」ずるり
「うおっ!?か、体からなんか出てきた?!」
「り、リルド将軍…意識はあるか…?」
「…あ、ベビー様……?」
(き、気を渡してやらねえと…!)ズオッ
「!?な、なんだ…?体にパワーが戻って…?」
ふう…よかったよかった…なんとかパワーを渡せ…て…ん……?
フラッ
「え?ベビーさ」
「…あ」ヒュウウウウ
まずい…そういえばここ、結構高いところ……
「……べ、ベビー様!?くっ…」
「行かせるか!」
「なっ!き、貴様スラッグ!やめろ!邪魔をするんじゃない!」
「貴様に目をやられてまだ痛むんだ!たっぷりお返しをしなければ気が済まん!おい!トワ!」
「わかったわよ!ターレスも!それっ!!」
「ぬおおおおおおお!!」「ぐっ…があああああああ!」
「くっ…やるしかないのか…!」
(ベビー様……!!)
拝啓、俺今、落ちてます
次回「俺、研究の実験体」