オレカバトル&戦姫絶唱シンフォギア 聖帝はあの惨劇で何を視る・・・   作:morgan

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奏者と絶望の始まり・・・

奏者side

コンサート会場の控室

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

青い髪をして左側に髪をセットをしている女性は、風鳴 翼である。彼女は現在緊張している。

 

大きなライブ会場だからかもしれないが、とてつもなく緊張していた。

 

「うううう・・・・・・」

 

「どうしたんだよ翼」

 

「奏・・・ねぇ帰ってもいい?」

 

「駄目に決まっているだろ!!」

 

「・・・だよね、わかっているけど大きいだもん」

 

「だよな、でもこのコンサート自体はな・・・」

 

「えぇ、ネフシュタンの鎧の起動のためのコンサートだけど私たちにとっては大きなライブ会場だからね・・・」

 

「そうだな・・・言っただろ?あたしたちは二人でツヴァイウイング・・・」

 

「そうだったね・・・うん!!」

 

「さぁ翼行こうぜ?時間だ!!」

 

「あぁ行こう奏・・・・」

観客side

コンサート本番となり、翼と奏の二人は歌を歌い、観客たちはデットヒートになっている。

 

観客等は知らない。このコンサート自体が実験場となっていることを・・・その地下では二人の歌によって発生したフォニックゲインというエネルギーを得て、ネフシュタンの鎧を起動させるという実験が行われていた。

ある観客が言った・・・

「なんだ、何かが出てきたぞ?」

そう言った観客は灰になった・・・

観客の一人が声をあげる。たった一声、「ノイズだ」と

 

刹那!人々が悲鳴を上げながら我先にと逃げ出した!

 

「俺が先だ!!どけぇ!」といいながら女を殴り飛ばし、1番に出口に着いた男がいた。

 

男は(これで逃げられる!!)と思ったのか、一瞬、そう、ほんの一瞬だけ力を抜き、上を見上げた。見上げた先には___

 

空を埋め尽くす無数のノイズがいた__

 

「ぁ、」

 

と男が力なく呟いた時、空の大量のノイズが男の方目掛けて猛スピードで落ちて来る。

 

「ぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ!?死にたくない!死にたくないぃぃぃ!!」

 

と男が逃げようとする。しかし遅すぎた。

 

ノイズに貫かれ、炭素となった__男であったものが漂うだけであった。

 

『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ノイズだぁぁぁぁぁぁ!!』

 

他の観客達も一斉に逃げ出す。他人がどうあろうと構わないらしい。

そこには男であろうが女であろうが、障害持ちであろうが、老人であろうが妊婦であろうが、ただひたすらに、自分だけ助かろうとする醜い姿しかなかった。

 

ある男がいた。今日のライヴに嫁と子供と来た男だ。その男は、その二人をノイズに突き出し、自分だけ助かろうとして家族もろとも死んだ。

 

あるカップルがいた。そのカップルはまわりにバカップルと呼ばれるほどに仲睦まじかった。

しかしそんな二人は、お互いをノイズの方に押し出そうとして死んだ・・・

 

それで驚いた客たちは慌てて逃げる。

逃げていても空からも陸からも来るノイズに人々が次々に灰にされていく。

 

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