十日後、ライザー・フェニックスとリアス・グレモリーの両眷属による非公式なレーティングゲーム開催の日
「いいか小猫。あの鳥を貴様のその力で殺すがいい」
アークライトはその怒りを晴らすためにありとあらゆる
これにより小猫はどのような状況でも冷静に戦えるだけの力とその力を有効活用するだけの技術、そしてそれを使用する経験を積んだ
「あの地獄の日々が身を結ぶんですね」
小猫の目は笑っていない
それもそのはずである
アークライトとガチ戦闘を行い戦闘不能になりアーシアの
そしてすぐにまた戦闘訓練を行う
というどこぞの戦闘民族なら一気に強くなれるような訓練を毎日九日間行ったのだ
そして本番当日、やっと設けられた休息の日である
だがその休息も一瞬だった
ほぼ寝ずに九日間訓練を行ったのだ
睡眠だけで1日は潰れてしまう
「確かに強くなりました。あの時と比べると段違いで強くなってるのがわかります」
「当たり前だ。神であるこの私が直々に教え込んだのだ。強くならないはずがない」
「ですがもう少し休みが欲しかったです」
「その休む時間すら惜しんでいたのだ。その代わり今日で終わりだ。一応の形だがな」
「ありがとうございました」
「あとは貴様が思う存分やればいい。そうだな、リアス・グレモリーに私からの伝言だと伝えておけ」
アークライトはリアス・グレモリーに小猫を使い伝言を頼む
「そんなの通じると思ってるんですか?」
「通さなければ私が貴様をあの男の代わりに殺すと伝えろ」
「無理矢理にも程があります」
「それほど私はあの男に激怒しているし、小猫。お前には期待している」
アークライトのこの発言
普通弟子をとるものからすれば普通の発言だろう
だがアークライトがいったこの『期待している』という意味
よくよく考えればかなり名誉のあることである
「その期待に応えられるように頑張ります
「あぁ、行ってこい」
今、神、アダム・アークライトの使者《塔城小猫》が出陣する
♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎
「わかったわ…みんな、仕方ないけどこの申し出を受けなければ私達が危ないわ」
渋々といった形でリアス・グレモリーはアークライトの申し出を受ける
「うす、流石にアークライトさんの怒りは買いたくないです」
「あの人、イッセーくんの能力を覚えて限界というものがなくなってるからね」
「ふふふ、ですがそれで小猫ちゃんはいいんですか?」
「私は全然構いません。というかみなさんじゃ力不足です。この十日間何してたんですか、遊んでたんですか?」
小猫の冷たい発言
だがそれもアークライトとの地獄の日々があったからこそ言える強者の発言だ
「これでも私達もかなりレベルアップ出来たのよ?」
リアス・グレモリーは答える
「そうですか。ですがアークライト様の言う通り『このゲーム、私がリタイアするまでゲームに参加しない』でくださいね」
部員みんなが頷く
頷かざるを得ない
小猫にはアークライトという後ろ盾だけでなく間違いなくこの部室内にいる全員を無力化するだけの力があるのだから
「そろそろ時間です。皆様魔法陣の方へ」
銀髪メイド、グレイフィアに促されオカルト研究部の面々は魔法陣に集結する
「なお、一度この魔法陣で会場の方へ転移されますとゲーム終了まで魔法陣での転移は不可能となります」
つまり帰ってくるときは勝敗が決しているときである
そして魔法陣が光り輝き転移が始まった
♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎
塔城小猫side
こんばんは
塔城小猫です
とりあえず他のみんなには部室、本陣で待機してもらっています
私はアークライト様の作戦通りまずこのステージの中央に存在する体育館の正面に立っています
「…気配。敵」
やはり敵がいました
「そこにいるのはわかってるわよ!グレモリーの下僕!あなたがここに入り込むのを監視してたんだから!」
別に侵入するところを見られていたことくらい気付いているし見られていたって勝敗は変わらないんだけど
「『戦車』1人と『兵士』3人ですか」
双子がまず飛び出してきた
「解体しまーす」
と楽しそうな声でチェーンソーを振りかざしてくる
だけどそんなもので来たってなにも怖くない
アークライト様の拳以上に怖いものなんてない
「バラバラバラバラ!」
双子が床にチェーンソーを当てながら突進してくる
火花を散らして床に傷をつけながら私に向かってくる
そして私目掛けてチェーンソーを振り下ろす
「弱い」
私はアークライト様に教えてもらった能力を使いそのチェーンソーを二本とも折る
「バカな…チェーンソーが…溶けた…!?」
「なに!そんな能力を持ってるなんてきいてない!」
「
小猫が行ったのは仙術により超分子振動を起こさせチェーンソーを融解させたのだ
「次は、体です」
小猫は圧倒的なスピードで双子を掴むと再び火神の息吹を発動させ一気に2人を戦闘不能にする
そしてその勢いのまま戦車、残った兵士に襲いかかる
「くそ!くるな!」「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
逃げようと試みるがそれを逃がすほど甘くはない
「離れればいいなんて思っても無駄です」
「伝導・火神の息吹!!」
威力は多少落ちるが振動を伝わせその攻撃を遠距離にいる相手にも当てる
そして体育館に立っているのは小猫だけになる
「ふふふ」
小猫は笑う
「神にひれ伏せ!」
その後小猫は体育館を能力で燃やし尽くすとその火の手の中から現れゆっくりとグラウンドへと向かっていった
さあ始まりました小猫無双!
まず使ったのはアルカ・シルトさん操る火神の息吹!!
作中でもアークライトが好んで使った能力です
これはイメージとしてはPSYRENという漫画の朧のハーモニウスのような感じです
相手の細胞に干渉してそれを朧の場合は取り込むんですがそれを超分子振動に変えた感じですね
要は小猫さんが火神の息吹を使えるってことです