堕天使side
「おい!なにもんだ今の一撃ぶっ放した奴は!」
堕天使を纏めるトップである男が声を荒げる
「今確認中です!」
確認を行っていた堕天使がすぐに返事をする
『世界よ。我に従え。私はアダム。アダム・アークライト』
堕天使の一人がこの男の姿を映し出し音声を拾う
「アダムだと?」
リーダーの男は眉をひそめる
『神だ』
その一言を言い放った事により堕天使達は騒然となる
「アザゼル様!」
「わかってる!今調べてる。だがアダムと呼ばれる神は一人しかいねぇ。そんな奴他にもいられちゃこっちだってたまったもんじゃねぇ」
アザゼルと呼ばれた男は全力でこのアークライトという男のことが書かれた文献を探す
だが見つかるはずもない
元々アークライトはこの世界の住民ではない
つい先日この世界に流れ着いただけなのだ
「くそ!どこにも"アークライト"なんて名前は見当たらねぇぞ!」
「ではやはり神ではないのでは?」
「馬鹿野郎!神クラスのいや、そんじゃそこらの神と比べもんにならねぇ力をぶっ放しといてまだあれだけ余裕なんだ。あいつは確実に神か魔王クラス、いやそれ以上のそれこそサーゼクス達と同じ超越者クラスだ。俺なんかじゃ太刀打ち出来ねぇクラスのバケモンだ」
アザゼルの一言
自分じゃ勝てない
その意味が堕天使達に伝わるまでかなりの時間が有した
堕天使トップのアザゼルがこの男に敵わないと言った
その意味が中々伝わらなかったのだ
「くそったれ!あれだけの力持ってんならなんで今動きやがった。よりにもよって今!」
アザゼルは狼狽する
「くそったれ!また世界が荒れるぞ!」
堕天使sideout
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天使side
「今のはなんだ!?」
天使達は騒ぐ
恐らく先のアークライトの攻撃でなんとか大丈夫だったと言えるのはこの天界だろう
「調べていますが場所が駒王町としかわかりません!」
堕天使達とは違い個人の判明まではいってはいない
「駒王町といえば現魔王サーゼクス・ルシファーの妹がいる町か!」
「セラフォルー・レヴィアタンの妹もいる」
「奴等め、なにを見つけ出した?」
天使達はありもしないことを話し合う
むしろアークライトは自分達にとっては味方に近い存在なのだから
「神器による攻撃ではないだろうね。あの攻撃は超破壊的な力を持っていた。あんな一撃、あの二天龍の一角であるドライグを封じた神器『赤龍帝の籠手』でどれだけ強化しても放てるのは超越者クラスの者だけだからね」
椅子に座り落ち着いた雰囲気で話すこの男はミカエルといくこの天界の中枢機関ゼブルを纏めるリーダーである
「暫くは様子見といこう。何名かこちらから使いを出させる。それで報告を待つことにする」
「しかし!そんなに悠長にしてはいられないだろう!」
「いや、もしあの攻撃を放った奴がまだどの勢力にも付いていない奴だとすればどの勢力も手に入れようとするだろう。そうすると待っているのはお互いがお互いの腹の探り合い。とれだけ奴の情報を得るかがカギになる」
その言葉で渋々納得する天使達
「では、誰を使いに?」
「エクスカリバーの使い手を出す」
「なぜ!?」
「もし仮に戦闘になってしまえば並の人間では太刀打ち出来ないだろう。ならこちらが出すカードも強力なものでなくてはならない。それ位危険な相手を僕達は相手にしているんだ」
「わかりました」
「検討を祈る」
天使sideout
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悪魔side
「やはりあの攻撃はリアスから報告のあったアークライトという男だろうね」
「ソーナちゃんからも話は聞いてるわ」
「もし報告が本当なら人間なのにバアル家の滅びの魔力を使ったってことになるね」
「………」
「ファルビウム、今は寝ていていいときじゃない」
「…ん〜。だってまだ特別なにかしたわけじゃないでしょ?妹さんの件だって先にちょっかいかけたのはその男じゃないんだし。今はまだ様子見でいいよ。報告にあった『覚えた』という発言からしてもなんかその男ヤバいし」
と珍しく意見する
だがこの男の考えは正しかった
まだアークライトの能力がはっきりとしていない以上下手に手をだして文字通りこちら側が覚えられたら取り返しの付かない
「それに自分のことを神だって言ってるんなら天界側の動きを見てればいいよ。もし保身に動いたら天界がクロ。排除に動いたらシロって事になるからね」
「流石ファルビウムだ。今回はファルビウムの案に乗り暫くはこの男の監視に入る。なんの因果か知らないがこの男の出現位置は駒王町。リアスとソーナの両眷属に監視は任せることにする」
悪魔側の動きは決まった
悪魔sideout
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アーシアside
こんにちは。アーシア・アルジェントです
今私は凄く喜ばしいことに神様の、主の誕生の瞬間を目の当たりに出来たのです!
その名はアダム・アークライト様です
アークライト様は神イエスと同じ死からの復活を果たしたんです!
私は確かにその死を見ました
確かにあの時のアークライト様は絶命したはずです
そして命を蘇らせる神器は存在しません
私の神器も命あるものの傷を回復しかできませんし
でもアークライト様は復活しました
そしてなによりアークライト様は仰りました
「私は神だ」
そうアークライト様は神様なのです
天界から追放された身ではありますが神に祈りを捧げ続けた結果とでも言うのでしょうか
追放されても神は私に微笑んでくれました
そしてその神様は今私を見ています
見てくれているのです
なら私が取るべき道はただ一つ
「神よ、あなたに全生涯を捧げます」
神は今私を見ています
この私を見てくれています
「勝手にしろ。ついてくるならついてくればいい」
神は仰りました
ついてきても良いと
なら私に出来るのはこの命を神に、アークライト様に捧げることのみ
「一生ついて行きます!」
私はアークライト様の姿を追いかけて行きます
アークライト様こそ今の私の生きる意味になったのですから