誤字脱字あると思いますが、ご了承ください。
0話 プロローグ
ここは月面。何も起きずに時々新しいクレーターができたりしている。だが、今は違う。計4人の巨人が謎の生物と戦っている。赤の2重線が銀色の体に走る巨人と、肩と胸にプロテクターのような模様がある赤い巨人が、紫色の光弾を避けている。
そんな中を銀色の体に赤の線が走る巨人と、肩に赤の2重線がある巨人が駆け抜けていく。
駆けていく先には青い目をもち、4本の触手のような腕と棘だらけの体をもった怪物がいた。
グワアアァァァ
怪物は腕を十字に組んだ巨人を触手で吹き飛ばし、1度に4人の巨人の動きを封じていた。
すると、怪物の目の奥に手がかぎ爪になっている人型がいた。
「Uキラーザウルス、我らヤプールの怨念全てが集まって生まれた究極超獣。ウルトラ兄弟、お前らに勝ち目はない!!ここで死ぬがいい!!」
フハハハハ!!
「何て強いやつなんだ!」
「もしこいつが地球に飛来すれば、大変なことに!」
「絶対防いでやる、たとえこの命に代えても!」
「そうだ!俺たちは負けるわけにはいかない!」
長い触手から2人の巨人が何とか拘束を逃れたのを気に、巨人たちが集まって光線を合体させて強い光線を繰り出した。だが、怪物は身軽な動きで光線を避けてそのままジェットをふかして青い惑星に向かって飛んでいった。すぐに巨人たちは怪物を追いかけたが、怪物はそれを読んでいたかのように背中の棘をミサイルとして巨人たちを追尾した。その数、最低でも千発は撃ったと思われる。
巨人たちが高速で飛んで棘を全て躱し、それぞれ別方向から光線を繰り出そうとしたときにある巨人に止められた。
「待て!!」
「「「!!?」」」
一瞬遅れて残りの巨人たちも今立たされている状況に気づいた。
「この状況で光線を外したら!」
「俺たちの光線が、地球に直撃してしまう!」
「愚か者め!!」
躊躇した瞬間、怪物の中の声が声を発した。直後、怪物が光って巨人たちが目潰しを喰らった間に伸びた長い触手が巨人2人をはじき飛ばした。
「このままでは、4人全員やられてしまう!!エース!!」
「よし!!」
だが、どこまでも伸びる触手がついに追いかけていた2人の巨人を捕えた。
「ひねりつぶしてやる!………ん?」
直後、どこかから光の輪が飛んできて巨人を捕えた触手を切断した。
怪物が飛んできた方を見ると、そこには巨人の1人がいた。その隙に、反対側から飛んできた何かがもう1つの触手を切断してもう1人の巨人を解放した。飛んできた方には赤い巨人がいた。
怪物に攻撃をした2人から、再度光線を両方から喰らって両腕を失った。一気に形勢が逆転し、解放された2人の巨人が合体光線を放って怪物は地球に墜落していった。怪物は大気圏に突入し、燃えながら落下していった。
◇ ◇ ◇
燃えながら落下していった怪物は大きめの湖に着水した。
巨人たちは着水したところの上に何かを感じたのか、睨み続けていた。すると、怪物の目の奥にいた精神体のような人の形をした何かが現れた。
「おのれ………ウルトラ兄弟……!!だが我らの怨念は不滅だ!!再び蘇り、この星を恐怖と絶望で包んでやる!!」
「何という恐ろしいやつだ!」
「それが……ヤプールです!」
こいつはヤプール。かつて地球を侵略しようと企てていた異世界人である。
「こんなにも強烈なマイナスパワーを封じ込める方法は、たった1つしかない!」
「………ファイナルクロスシールド」
「ただしその技を使えば、光のエネルギーのほとんど全てを使い果たしてしまう!」
「そうなれば、我々の変身能力が失われてしまうだろう」
4人の巨人が目を凝らすと、湖からそう離れていないところに集落があった。
「………やりましょう。私たちが愛した、この地球を守るために!」
「たとえ俺たちがいなくても、人間は自らの力で立派に戦い続けるでしょう!」
巨人たちは頷き合って覚悟を決めた。そしてヤプールを4方向から光で囲み、溜めた光をヤプールの頭上に集めた。
「何をする!?」
すると、巨人の胸に付いていた青い光が赤い光で点滅を始めた。
「やめろぉ………やめろおおぉぉぉ!!」
ヤプールがもがき苦しむほど光が溜まり、ヤプールはピラミッド型に形成された光の結界に押し潰される形で封印された。巨人たちは封印し終わったときに発生した謎の風によって吹き飛ばされ、全員が違う場所へ吹き飛ばされた。この地に降りたせいか、巨人たちの変身能力は失われなかった。この地に流れ込む妖力か何かが助けてくれたのだろう。
◇ ◇ ◇
この巨人と怪物の戦いは双方しか知らないはずだったが、
「赤い館から出てきた2人の女の子」
「2本の刀を持った白髪の女の子」
「黒帽子を被った白髪の女の子」
「赤い半袖のメイド服を着た金髪の女の子」
計5人はそのことを知ることになる。のちにこの地の運命を動かすことを知らずに………
これがプロローグとなります。最後に出てきた5人、東方ファンならお分かりですか?次話をお楽しみに~!