すみません
好きなシリーズが多すぎてこちらのシリーズがあまり書けてないです
学業もあるのでかなりの亀となりますが、ご了承ください
人里から少し離れた竹林の近くで、エースと棘で覆われた怪物が戦っていた。
キュルルルル!!
「……あの棘の化け物も怪獣というやつなのか?」
妹紅は竹林の隙間から2人が戦っている様子を眺めていた。
◇ ◇ ◇
突然、池の近くにサボテンダーが現れた。
「また現れたわね、怪獣とやらが」
「姉さまどうするの?」
「まだあの怪獣が攻撃するとは限らないわ。様子を見て__」
レミリアが言いかけたときには、木々をなぎ倒しながら紅魔館に近づいてきていた。
「その必要はなかったわね」
「姉さま行こう!」
「ウルトラタッチ!!」
2人が手を合わせ、ウルトラマンエースとなってサボテンダーを投げ飛ばした。
トオォォア!!
紅魔館から離れるように投げ飛ばした後、サボテンダーに馬乗りになった。
だがエースが優位というわけではなく、サボテンダーの突進や棘を受けてむしろ劣勢になりかけていた。
ヌウゥゥン!!
「虹符「彩虹の風鈴」!!」
「不死「火の鳥-鳳翼天翔-」!!」
キュルルルル!?
そこに竹林から妹紅が、紅魔館から紅美鈴が駆け付けた。2人の弾幕でサボテンダーが怯んだ隙に投げ飛ばし、サボテンダーが起き上がる間に刺さった棘を抜いた。
エースが体を捻って光線を撃とうとすると、サボテンダーから青い煙が出てきた。エースがそれに困惑しているうちにサボテンダーは消えてしまった。
◇ ◇ ◇
エースから逃げたサボテンダーは道端に生えているサボテンに化け、飛んできた虫を花で食べていた。
「あら?こんな植物あったかしら?」
そんなサボテンダーに近づく緑髪の女性がいた。サボテンダーが虫を食べているのを見かけたらしく、根を傷つけないように鉢に植え替えて自分の家の近くに置いた。
しかし、場所が変わったとてサボテンダーのすることは変わらない。虫を食べ続け、しまいには小動物も標的にし始めた。ねずみやリスを食べ続けたサボテンダーはさらに大きな餌を求めた。
「この蔓は何!?」
サボテンダーは近くを通る妖怪に目を付けた。両翼を持った妖怪、狼の耳のようなものがついている妖怪などかたっぱしから喰い漁った。見られない夜に、しかも1人だけでいる妖怪を狙っているために質が悪かった。
そしてこの夕方、サボテンダーの近くにカメラを片手に近づく鴉天狗がいた。
「はてさて、最近噂の風見幽香の家の近くに来たわけですが?妖怪を喰うなんてものはパッと見た感じ見当たらないですねぇ~」
サボテンダーは鴉天狗に触手を飛ばした。が、上から声が聞こえた。
「尻尾を出したな!!ここで魔理沙様の登場だぜ!!」
文にお願いされて空中で待っていた魔理沙が上からスペルカードを構えた。
「恋符「マスタースパーク」!!」
マスタースパークはサボテンダー本体に直撃し、魔理沙は打ちながら勝利を確信した。しかし、サボテンダーは花をマスタースパークに向けることでマスタースパークのエネルギーを吸収し始めた。
「何で倒れない!?」
「魔理沙さん!!」
中々倒れないことに疑問を持った魔理沙よりも早く、異変を察知した文が魔理沙を掴んで逃げるように飛んだ。一瞬後、サボテンダーが一気に巨大化した。
キュルルルル!!
「こいつ少し前の!!」
「妖怪を食べて成長するなんてこの外道が!!」
このとき、サボテンダーにとって良いことと悪いことが1つずつあった。
良いことは
マスタースパークのエネルギーを吸収したことで元々の力を取り戻したこと、
悪いことは
噂を聞いた妖夢が退治のために近くに来ていたことだった。
◇ ◇ ◇
巨大化したサボテンダーはそれぞれ飛ぶ文と魔理沙を追いかけていた。
キュルルルル!!
「魔符「スターダストレヴァリエ」!!」
「風符「風神一扇」!!」
巨大化したことで2人の攻撃は効かず、徐々に距離を詰められていた。
「「っ!!」」
もう少しでサボテンダーの腕が届くという距離まで来た時、サボテンダーが頭から仰向けに転がった。
キュルルルル!?
2人が夢中で飛んで後ろを振り返ると、夕陽によく似合う銀と赤の巨人が立っていた。
「「ウルトラマンジャック!!」」
ヘェア!!
ジャックは幽香の家と反対方向へサボテンダーを投げ飛ばし、馬乗りになった。だがサボテンダーはマスタースパークのエネルギーを取り込んだことで格段にパワーアップしており、舌を伸ばしてジャックの首を絞めつけた。
そのままミサイルを発射し、避けきれずにジャックが吹き飛ばされた。
ヘェア!?
立ち上がろうとするジャックに対し、サボテンダーは丸まって突進をした。そのままジャックは倒れ、サボテンダーは舌で無理矢理立ち上がらせた。
キュルルルル!!
「風符「天狗道の開風」!!」
「彗星「ブレイジングスター」!!」
魔理沙と文は舌に向けて同じ場所を攻撃した。サボテンダーは苦痛の声を上げたが、ジャックが苦しんだままだった。2人はサボテンダーに一矢報いれないことを悔やんだが、ジャックはむしろサボテンダーに近づいて2人が攻撃した箇所に片手を振り上げた。
ヘェア!!
キュルルルル!!?
ジャックの渾身のスライスハンドが舌に直撃し、一気に形勢が逆転した。サボテンダーが怯んだ隙を逃さず、ジャックが流星キックやウルトラチョップで追い込んでいった。
丸まって逃げようとするサボテンダーに対し、ジャックはブレスレットをスパークに変えて投げつけた。スパークはジャックの意のままに動き、サボテンダーを十字に切り裂いた。
◇ ◇ ◇
ジャックは魔理沙と文が無事に浮いていることを確認し、空高く跳んでいった。
ジャックによって切り裂かれたサボテンダーだが、まだ辛うじて生きていた。小さなサボテンと化し、幽香の家の近くに生えた。しかし瀕死であることは誰が見ても明らかだった。
「あら、こんなとことにいたのね」
「!?」
そんなサボテンダーの目の前に幽香が現れた。
「本でしか見たことがなかったサボテンだったから育てようとしたのに、まさか怪物だったなんてね。もうあなたに用はないわ。二度とこの幻想郷を跨がないで」
幽香はサボテンダーに傘の先端を向けた。
「花符「幻想郷の開花」!!」
スペルカードを受けたサボテンダーは幻想郷の夕方に散っていった。
サボテンダーを出しました。夕方はジャックしか勝たん!!次は旧地獄編となります。首を長くしてお待ちください。