私の闘い〜終われないバトル〜   作:サクサククッキー

2 / 5
色朝-瑛翔と美佳の実の爺さん(瑛翔と美佳はそれを知らない)、瑛翔がヤンチャしていた頃に宵姉に突き出しされ精神と力共に磨いた、能力により、相手よりも早く急所を見いだし斬撃を食らわせる、なかった場合でも無理やり弱点を作らせそこに切り込む、その力により国をまとめる頭領となった
九陽-瑛翔と美佳の実の婆さん(色朝同様、瑛翔と美佳はそれを知らない)、国の政治や雑務を軽々とやりこなす、大抵の書類関係は全て九陽に任せるようだ
咲希(魔希)-わけあって、人の姿を乗っ取っている悪魔、基本的に人を襲う訳では無いし、かなり友好的である


1話

ーー家ーー

望美「はぁ...はぁ...ここなら...安全...」

宵「......」

瑛翔「.......」

美佳「.......」

みんな口を開こうともできなかった

それでも宵は聞く

宵「.....ねぇ」

望美「....何」

宵「あの子は...私の従者...いえ、私のサタエルはどうしたの...」

望美「…...分からない...でも...もう....」

宵「......どうして、どうしてあの子が...そろそろ人間に戻れる術式が完成するというのに...なんで...」

美佳「お姉ちゃん...」

瑛翔「.........」

望美「........」

宵「仇を...取らないと...」

瑛翔「宵姉...?」

宵「せめてもの救いとして...私が...!」

望美「........本気?」

宵「....今はただ、あの子をあんな事してしまうような私の弱さが...憎い...」

「えぇ...とても憎いわ、憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!!!!!!!」

瑛翔&美佳「!?」

望美「2人とも1度離れて、1番安全なとこ言って、これは私の問題でもある」

美佳「で、でも....」

望美「行きなさい....行けッ!」

瑛翔「ッ.....行こう、姉ちゃん...」

ーー少年少女移動中ーー

望美「少し...不味いね...私は統制役だけど力もあまりないし...抑えきれるかな...?」

宵「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!!!」

望美「暴走は実に...厄介だね...!」

宵「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!」

ーー宵がみるみる変わっていくーー

望美「えぇ....待ってよ...こんなのあり...?」

「...いや、ありね...今までいろんな動物を自分の身体を通して融合したんだもの...そのゲノムくらい彼女の身体に残ってるから...これは...もう、酷いね....原型が見れないよ」

宵「_____________ッ!!!」

望美「これ、私生き残れるかな...?」

「........いや、そうだね、そうしよう」

「これが私の覚悟....行くよ」

ーーーー

瑛翔「安全なとこ...ねーさんのとこか、自分の部屋...どうする?姉ちゃん」

美佳「どうするも何も....1度訪れる...?」

瑛翔「いや、待って、楼刀閣...ジジイのとこに行けば何とかしてくれる...?」

望美「ジジイって...色朝お爺様のとこでしょ...」

瑛翔「て、こんなとこで話あってるとこじゃなかった、早く行こう!」

望美「うん!」

ーーーー

望美「あっはは....どう...しよっかな...能力すら使えない私なんてここまで弱かったのか...」

(....これ...負ける...いや、死ぬ...絶対...)

「今まで怒りと面と向かって見てこなかったけど...凄いね...ここまで来るなんて...」

宵「ッッッッッッ!!!!!!」

望美「来な、私を倒せば...すぐ…全て...終わる…あいつなら...統制役である...私を...倒せば...あいつも...すぐ...死ぬ....これで、君の願いはきっと...果たされる...」

ーーーー

瑛翔「ハッハッハッ....早く...早く行かないと...」

美佳「そろそろ...だよね...」

瑛翔「ジジイ!いるか!」

咲希「わっ!?びっくりした...なんだお前か...」

瑛翔「魔希か!ジジイはどこだ!」

咲希「おいこらガキ、この姿のときは咲希だ」

瑛翔「んなもん今はどうだっていいんだよ!」

咲希「私にとっては良くねぇよ!?」

美佳「あ、瑛翔...?」

瑛翔「あ、そうだった」

(姉ちゃん、身内以外はコミュ障なの忘れてた)

「って、今はそれよりもジジイはどこだ!」

咲希「ガキ、ここでは、頭領か覇者って呼んどけよ...まぁ、覇者は城にいるんじゃねぇか?」

瑛翔「そうか、ありがとよ!」

美佳「あ....あぅ...」

ーー少ししてーー

瑛翔「ジジイ!理由は後で話すから是が非でも言わずきてくれ!」

色朝「.....まったく...急に来てすぐにこれか...」

望美「お、おじいさん...失礼します...突然ですが、お願いします...着いてきてください...」

九陽「ふむ...色朝、こやつら、恐らくかなり急いできたように見える、それに...大事じゃ」

色朝「そうか...仕方ない、また少し開けることになるが...九陽あとを頼むぞ?」

九陽「お任せを」

色朝「行くぞ、孫共」

「九陽、ゲートの準備も頼むかの」

九陽「既に済ませてありますよ」

色朝「流石じゃ、では行くかの」

瑛翔(生きててくれよ...)

ーーーー

瑛翔「.....!?」

美佳「.........なに...これ....」

色朝「おいおい...酷いという話ではないぞこれは...」

瑛翔「お、おい、あれって...」

ーーそこにあったのはただの亡骸だったーー

望美だったもの「___________」

色朝「....実に惨いの...」

美佳「待って、宵お姉ちゃんは...?」

瑛翔「そういえば....まさか」

美佳「これを...お姉ちゃんが...?」

ーー望美だけならぬ家自体が廃屋のようでもあったーー

瑛翔「遅...かった...?」

色朝「まぁ、待て、少し望美の記憶でも見よう、死人でもその前の記憶はわしなら見れるはずじゃ」

「開示」

ーーーー

望美「終わり....だね....まさか...私が....死ぬことに...なる...なんて..........いや...これでいい...私が死ねば…元凶も...潰れる....」

「来たまえ....宵....あなたの手で...終わらせるのよ....」

宵「________!!!」

ーーそこからの記憶は途切れているーー

瑛翔「..............」

美佳「..............」

色朝「なるほどのう....身を呈してお主らの敵を葬ったのか...」

瑛翔「そ...そうだ...宵姉....」

色朝「お主も見たじゃろう、記憶で見たあれを、あれこそがお主の宵という者じゃ」

瑛翔「あ...あっはは...そ、そんなわけ....」

美佳「嘘よ!!」

「わたしのお姉ちゃんがそんな化け物なわけないじゃない!」

瑛翔「そ、そうだよな!!あれは俺たちの姉ちゃんじゃない!」

「ちゃんと探せば俺らのいつもの姉ちゃんが見つかるはずだ!」

色朝「まったく...人の話を聞かずにおって...自己暗示は意味をなさんぞ」

瑛翔「そうだ...探せばきっといる...!」

美佳「私たちのお姉ちゃんが...!」

ーー少しした後ーー

瑛翔「い、いた!」

美佳「やっぱり、私たちの宵お姉ちゃんはいたんだ!」

宵?(.........私が.......初めて......人を..........)

瑛翔「宵姉!」

美佳「宵お姉ちゃん!」

宵?「!」

「く、来るな!いや...来ないで!」

瑛翔「あ...あれ...?宵姉ちゃん...その格好....」

宵「来ないで!!!来たら...あなた達を苦しめる....」

「.....ヴッ...」

美佳「お姉ちゃん...!」

ーー美佳が宵に駆け寄ろうとした時ーー

美佳「____ッ!?」

「い、痛い....」

ーー美佳からかなりの血が多く出るーー

宵「駆け寄らないで!!!」

「あなた達まで殺したくない...」

色朝「ふむ...破壊の権化となったか」

宵「...誰」

色朝「お初にお目にかかるの、瑛翔の師匠でもあるしこやつらの実のお爺じゃ」

「早速で悪いがの、死んでもらおう」

瑛翔&美佳「!?」

瑛翔「おいクソジジイ!どういう事だよ!なんで急に宵姉を殺すことにしてんだよ!」

色朝「早い話、このまま放っておくと世界的に脅威となるからの、今すぐにでも処しておかねば、この世界は今すぐにでも滅んでしまってもおかしくない、それほどの力を持ちながら脅威と化している、本来死ぬことのできない望美を殺してしまった、それだけの事をやったのだ、よって、殺す」

宵「.....そう、いいわよ、来て、私はもうこの世界に存在しては行けない...理解してるわ....でも、どうやって殺すのよ、私は死にたくても死ねないのよ」

色朝「安心せい、ワシは力で言えば望美より強い存在じゃ、すぐ送ってやろう」

瑛翔「なんでだよ.....なんで、宵姉が死ななきゃ行けないんだよ!!」

色朝「お主らがわしの考えをはいそうですかと聞いて落ち着くやつでは無いと知っている、よって、ロック、お主らを動かせんようにしてやった」

美佳「!?」

瑛翔「な!?ありかよ!?」

宵(ごめんね...私もう、どうしようも無いの....どうしようもない私を許して.........)

色朝「生涯を振り替えせたかの?」

宵「えぇ、思う存分、やって頂戴」

瑛翔「宵姉ーーー!!」

宵(ごめんね....瑛翔...)

美佳「宵姉ちゃんのバカーーー!!」

宵(ごめんね....美佳....)

色朝「<赤目>」

宵(ごめんね...サタエル....でも.....すぐ行くよ...)

色朝「攻撃は無慈悲に来る無意識の斬撃、そして、見にくい、じゃが、その程度、わしにはなんの問題もない、むしろ遅い、終わりじゃ」

ーー刺す刀は1切り、2切り、3切りーー

宵(ようやく...死ぬんだ....サタエル....会えると...いいなぁ...)

色朝「終わりじゃ」

瑛翔&美佳「「(お)姉ちゃーーーーん!!!!!!」」

宵「_________________」

色朝「......終わったの」

美佳「お姉ちゃん.............」

瑛翔「...........................クソジジイ」

色朝「なんじゃ」

瑛翔「________のか...?」

色朝「なんと?」

瑛翔「殺す以外方法は無かったのかと聞いているんだ!!!」

色朝「ない」

「どうしようも無い、既に人すらにも戻れんようになっていたからの、それに放置してたら今度こそ自我を失い、ただの怪物となっていた、ならば、今、ここで、殺すしかない、そう判断しただけじゃ」

瑛翔「........宵姉.....宵ねぇ.......」

美佳「お姉ちゃん....お姉ちゃーーん!!」

「うわぁぁぁぁぁああん!!」

色朝「行くぞ」

瑛翔「.....断る」

色朝「何?」

瑛翔「殺すしか判断できなかったお前について行かない、それに..,廃屋になったけど...ここは俺たちの家だ、宵姉とサタ姉の思い出...簡単に捨てたくない....捨ててたまるか....殺したヤツにはわからねぇけどな!!!」

「ここは、俺の...俺たちの大切なとこなんだよ!!」

美佳「瑛翔!」

瑛翔「ッ....兎に角だ....俺はあんたについて行かねぇ」

色朝「そうかい、勝手にするがよい」

「お主はどうする?」

美佳「私は.........私も....ここに残ります...」

「私も瑛翔と同じくここには色んな思い出があるの.....そんなの....捨てれない....捨てたくないよ.....」

色朝「揃いも揃ってまったく...わしはもう行く、あとは適当にしろ」

ーー色朝はいなくなったーー

瑛翔「なぁ、姉ちゃん」

美佳「なに、瑛翔」

瑛翔「俺ら....これからどうしようか...」

美佳「分かんないよ......」

瑛翔「......思い出って言ったけど...空っぽになってしまったな...ここは...」

美佳「...うん....」

瑛翔「静かすぎる......」

美佳「うん.......」

瑛翔「.............」

美佳「.............」

瑛翔「宵姉....サタ姉に会えているのかな...」

美佳「..............ヒッグ....エッグ....」

瑛翔「そうだよな.......ヒッグ...」

「男だからとちゃんとしようと思うのに....涙が....止まんねぇよ.....」

美佳「ヒッグ......ウゥ........」

瑛翔「.......姉ちゃん....俺たちの家に帰ろう.....」

「.........そこで落ち着いて寝よう」

美佳「........うん」

ーーーー

ーーーー

ーー望美が倒された後ーー

朔愛「さて、そろそろ侵略をはじm.....ウッ...」

「なんだこれ.....急に気だるく....あれ...?」

「....え?どうした!?私の身体!なぜ壊れてきている!?」

「わたしは死ぬはずがない!死ぬはずがないのに!!!!」

「何故だ!!!」

「!?」

「まさか.....忌々しい、望美めが!!」

「こんな方法で私を殺せると思うなぁぁぁあ!!!!!」

「だ....だめだ........崩壊が止まらん、終わらん....決してここでおわらせるものかぁ______________________________________________________________」

ーー朔愛は完全に消滅したーー

ーーBad Endーー

ーーーー

瑛翔(なぜこうなった...)

「............」

???『ほんとにこれで終わりでいいかい?』

瑛翔「だ、誰だ!?」

???『そんなことはどうだっていい、もう一度聞こう、これで終わりでいいかい?』

瑛翔「そんなもん....ダメに決まっている...」

「こんなのは...ダメだ....」

???『そうか、それでこそだ、君にやり直させるチャンスを与えよう』

『この力で、君が思い描く未来を掴み取るんだ』

ーーBad End...ーー

ーーEnd.......?ーー

 




色朝「ふわぁ.....」
九陽「眠そうでございますね」
色朝「しょうがないじゃろて、久々にあの力を使ったんじゃ、余計に疲れたわい」
九陽「それだけじゃありませんでしょう?」
色朝「まぁの、今やあの状態、孫たちだけで生きてられん」
九陽「そうですね、でも、断られたんでしょう?」
色朝「うむ....ちょいと寂しかったの.....」
九陽「おや、あの覇者が泣き言ですか」
色朝「泣き言じゃないわ、勝手に勘違いするでない!」
九陽「まぁ、そういうことにしておきましょう」
「そういえば、作中最後に出てきたあれってなんでしょうね」
色朝「さぁの、ま、どうやらあれのおかげで今後のストーリーが変わるらしいが」
九陽「正しき道に進むか謝った道に進むか、あの子たちが進む道が楽しみでございますね」
色朝「できれば正しき道がいいんじゃがの....」
九陽「さて次回、やり直しの行先は」
色朝「楽しみに待っておくんじゃぞ〜」
九陽「そういえば、爺様、こういうのも発掘しましてな」
色朝「む、これは....」
九陽「これもまたじきに出るかもしれませんね」
色朝「そうかもな」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。