あくまで似たような能力を持ってしまった人物が主人公です。
本当は本人を出したかったけど、マーリンの設定的に無理でした。
だが、その
どこかで誰かが死ぬ。
けれど
手を差し伸べることも、声をかけることもできない。
ただ、視ることしかできない。
それ故に
だが、そんな
天空の城、モンドの巨木、璃月のとある屋敷、稲妻の城の天守閣、スメールのスラサタンナ聖処、フォンテーヌの最高審判官の部屋、ナタの夜神の国、スネージナヤの
10歳の時、世界に絶望していた
最初は体が震えて目を閉じてしまった。
けれど
そして、3日という時間をかけてようやく体の震えが落ち着き、目を開くことができた。
目にしたのはスラサタンナ聖処の内部、そこには閉じ込められた
なぜ?なぜ
アーカーシャは
世界の書物も
やっぱり
そう結論づけた彼は、次の瞬間不思議な場所に居た。
「
そこには閉じ込められているはずの
「あら、固まってしまったわ」
理解ができなかった。
なぜ
「私たちがここにいるのはあなたが覗いてくれたからよ。一時的だけどあなたと私の間に
神の質問に皮肉を込めながら返す。
「…………僕は変な目を持った人間だよ」
「変な目ね、どんな目なの?」
「最悪な目、現在全てを視せてくれるのに未来も、過去も視せてくれない。」
神は人間とは違う価値観で行動する。それ故に彼に酷な質問を容赦なくしてくる。
「あら、それのどこが最悪なのかしら?」
「この目は呪いだ、誰かがどこかで死んでいる。それをただ見ることしかできない!手を差し伸べることも、声をかけることもできない!この目になんの意味がある!?」
神の容赦ない言葉に、怒りを込めながら反論する。
「そうね、今を視る目では過去に何があったかも、未来で何が起こるのかも知ることはできない。」
「だったらー「でもね」!?」
神は人間とは違う価値観で行動する。それ故に人間では想像もつかない答えを返す。
「あなたは観測した現在をもとに未来を予想することはできる。」
「予想…?」
「えぇ、例えば敵がこれからどんな計画を立ててくるのか、あなたは視ることができる。そしてそれをもとに対策をとることができる。」
それは天啓だった。この目には他の使い道があったことが知恵の神によって証明されたのだから。
「……確かに。」
「それにあなた、まだ他にも秘密があるわね…」
「え?」
神は彼の体に触れた、すると彼の体内から元素と別の何かが溢れ出てきた。
「その体…ほんとに人間?」
「えっ?」
「あなたの体、半分夢境の力で構成されているわ。その体は生きながら死んでるわ。そんな曖昧な状態で活動していたため、能力がうまく制御できず目が暴走してしまったのね。」
「待ってくれ両親はただの人、のはずだ。少なくとも神の目や特殊能力の類は持っていなかった──────────いや待て。確か母の系譜がかつて花神?
彼が恐る恐る
「花神の眷属*1、あるいは
「……そうか」
確定らしい。しかも眷属ではなく神様本人の力が由来だとは…ん?
「………もしかして、治すことができるのか?」
一縷の望みを持ちなら
「残念ながら、根本的な解決は不可能よ。精々その目をある程度制御させるぐらいはできるけど…」
「………そうか………」
彼女の言葉に
「それで、貴方はこれからどうするの?」
「………わからない。僕はこれからどうすればいいんだ?」
「そうね…旅をしてみるのはどうかしら?」
「旅?」
「えぇ、貴方が今まで視てきたものを、実際にその場所まで行って体感するの」
「…それに何の意味が?」
「世界はまだまだ捨てたものではないわよ」
「………それ、今閉じ込められている貴方が言います?」
「フフッ、それはそうわね。ならもう一つ理由をあげるわ、動けない私の代わりに
「………それはズルい」
──────────突然夢の空間に
「どうやらここまでのようね。それで旅に出てくれるかしら?」
「……わかったよ、旅に出よう。ただし条件がある」
「聞きましょう」
「貴方の代わりではなく貴方と一緒に旅に出たい」
「……それは無理だわ。だって
「なら、せめて僕が見たものを君に伝えたい!……また、会いたい!」
「…なら、正式な
「構わない、それで君が近くに感じられるなら」
「これで貴方は私の眷属よ。最後に貴方の名前を教えてくれないかしら?」
「………僕はサプナ。草神クラクサナリデビの眷属、サプナ」
「それじゃあサプナ、またね」
「あぁ、また」
夢の空間に広がった
現実に戻った時、今まで勝手に様々な場所を移していた
「…さっきのは夢、だけど夢じゃない。僕は確かに
そこからの僕の行動は早かった。親を説得し、旅の準備を整え、次の日にはスメールシティを出た。
幸いにも神の目を持っていたからか、親もすんなり了承した。ただ、花神のことや夢境のことは親には伝えなかった。伝えて怖がられることを僕が嫌がったことも理由の一つだか、1番の理由は夢で
「さて、まずは隣国の璃月でも行ってみるか!」
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…その後の話?おかげで様々な場所を巡ったよ。その道中、恐らく自分の
………ともかく、100年以上時間をかけて七国全てを旅し、私は旅の果てにとある場所に引きこもることを決めた。
え?理由?そんなの決まっているじゃないか、ハッピーエンドを迎えるためだよ。
これは
息抜きで書いたので、続きは書きたいけど実際に書くかは未定。
ちなみにサプナ君が生まれたのはカーンルイアの災いから約100年後位でナヒーダが拾われて見限られ、閉じ込められた後になります。
旅人(蛍)達が活動を開始した時には完全な引きこもりニートとなってしまったが、千里眼で情報は確保し続けています。