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サプナの話はパイモンの絶叫と共に切られ、旅人たちは明日のラフマンの拠点に向かう為に早めの休息をとることになった。
──────────翌朝
「おはよう諸君!朝だよ、起きたまえ!」
「うぅ〜、朝からうるさいゾ」
「声量を考えてサプナ…」
「すまないね!」
「なおってない………」
「それはそうと、今日も私の花で
「急に
「あっはっは!」
「とりあえず、転移の件はよろしく」
「任された」
「おはようございます皆さん。昨夜は眠れましたか?」
「おう、キャンディスもいたのか」
「おはようキャンディス」
サプナの声と朝食の準備が整ったのを感じだったのか、読書をしていたアルハイゼンや、朝の鍛錬を終えたセノとディシアも戻ってきた。
旅人達は朝食を終え、アフマルの拠点に出向く
「さて、それでは出発しようか。転移するのは拠点の目の前ではなく少し離れたところ……それで良かったかい?」
「あぁ、頼む」
サプナが杖を掲げ、淡い
「到着!」
「あっという間についたー!」
「みんな、ラフマンの拠点はここから少し歩いた位置にある。方角は……こっちだ」
ディシアを筆頭にして旅人一行は歩きはじめた。
「────って、ちょっとまてー!?」
「ん?どうしたパイモン?」
「おいサプナ!その足下の花は何だ!?」
「ん?あぁ、これは私が能力を解放した時の副産物で私の意思とは関係なく勝手に出現して消えるんだ」
「何だそれ!?…………まて、お前のその花… もしかしてパティサラか…?」
「え?」
「旅人見てみろ!この花、ニィロウの夢の中で見た絶滅した花だゾ!?」
「………あぁ、君たちは夢の中とはいえど本来のパティサラを見ていたのか。これは迂闊だった」
「サプナ殿、説明してもらおうか。本来の赤紫色をしたパティサラは花神が逝去された際に全滅したはずだ。なのに何故貴方はそれを生み出せる?」
「ん〜、話せば長くなるから一言に纏めよう。私の能力は花神由来の力だから……かな?」
「なるほど、理解した」
知りたいことをしれたのか、アルハイゼンは目的地に向かって再び歩きはじめた。
「おい!もう行くのかよ!?」
「聞きたいことは聞けただろう?」
「それは……そうだけど………」
「ならここで立ち止まっている必要はない。俺は速く家に帰りたいんだ」
「自分勝手すぎるだろ!?」
「人間とは大なり小なり自分勝手にする生き物だろう?」
「屁理屈すぎる」
セノ達も文句を言いつつもアルハイゼンの意見に賛成なのかサプナにこれ以上質問せず目的地へと歩きはじめた。
ラフマンの拠点にて、グラマパラ*1の解放及び送り届ける事を手配させ、彼らを攫った犯人への尋問を行った。
結果は『神をつくる』、そのためにグラマパラを攫い缶詰知識を使って神の情報を入手していたことが判明した。
「今回の一件、裏にファデュイ執政官“博士”が持ちかけてきたものだ。つまり、」
「神になるのは
「そのとおりだ」
「……サプナ殿、この方法で神をつくる場合、教令院が望む『知恵の神』は完成するのか?」
「答えはYES。ただし、神になる
「なるほど、教令院はもはや神をつくることだけに執着してしまったわけか。学術の先にある愚昧さと傲慢さがこれか……」
「とりあえず
「あぁ、手配しよう」
「それじゃあ、アタシ達も戻ろうか」
「おう!」
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「お疲れ様でした皆さん。戻ってきたグラマパラ達には全員家に送り届け、世話係を付けさせました。また、あの学者達も厳重に監視しています。」
キャンディスが
「うぅ〜、雰囲気が重い…」
「無理もないさパイモン、本来であれば敬わなければならないだろう
「サプナ、余計な事言うなよ!?」
「旅人、やはり君はまだ隠していたのか」
「まだ確信は無かったし、サプナは全然答えてくれなかったしね」
「ハハハ、それはすまない」
旅人達がジト目を送るがサプナは何処吹く風だ。
「それに、皆が仲間だって確信を持てなかったしね。確信が持てた今、私がスメールに来て起こったこと、全てを説明するよ」
旅人はスメールに来て体験したことの全てをこの場に居る人たちに話した。
「まさか……ここまでとは………」
「相対する問題がここまで多いとは…」
「早々に計画を立てよう」
「そうだな、今ある全ての状況は「規則」を大幅に逸脱した行為だ。このまま事態を悪化させるわけにはいかない」
「皆さん、答えは出たのですか?」
「賢者を倒し、神を救う……それが俺たちの最終目標だ」
「うん、ありがとう……」
「……神を救うために一致団結する!なんていい話だ!」
「「「「「「………………………………(じー)」」」」」」
「ん?どうしたんだい君たち?」
「………いい加減答えろ、貴方は何を知っている?」
「……………………」
怒気を孕んだ旅人の言葉に流石のサプナも誤魔化すことをやめたのか
「わかったわかった。一人一つという制限はなくし、君たちの質問に可能な限り答えよう」
(全てではなくなった。つまり、隠したいことは隠すということか。なら……)
「ナヒーダは今どこで何をしている?」
「昔と変わらずスラサタンナ聖処で幽閉されているよ。ただし、意識は朦朧とした状態で私の呼びかけにも応えられないみたいだ。大方博士が何かしたのか、これ以上干渉されないために閉じこもったかの2択だろう」
「賢者達の創神計画は何処まで完了している?」
「ほぼ完成している……と思うよ。これについては
「いや、それだけあれば十分だ。つまりあまり時間は残されていないというわけか…」
「全ての要素を踏まえて、我々が今取るべき行動はなんだ?」
「それを私に問いかけてくるか〜。あーでも、そうだね…君たち、アーカーシャ端末は持ってる?」
「?あぁ、アーカーシャがどうした?」
「とりあえず、盗聴や偽装、遠隔通話等を追加するための改良を施して、連携をより簡略化できるようにしよう」
「…そんなこともできるのか?」
「もちろん。安心してくれアルハイゼン、
「確かにナヒーダもアーカーシャを通じてグラマパラ達の心を癒していたな」
「そうか、では頼む」
「任された」
アルハイゼン達は自身が持っているアーカーシャ端末をサプナに手渡す。サプナは受け取ったアーカーシャに何かしらの術を付与した。
「んん~?アルハイゼン君、君もしかして……アーカーシャ改造してる?」
「ほう、そのようなこともわかるのか」
「いやいやいや、こんな頭がおかしいくらいの魔改造をしていたら誰だってわかるよ。……仕方ない、他の皆のアーカーシャはもう終わったから返すよ。アルハイゼン君、君のアーカーシャの調整は一応終わっているけど、細かな調整は君からの要望を聞いて行うから準備ができたら言ってくれ」
「わかった。では演算部分について……」
「え、今から!?」
アルハイゼンは間髪入れずに改良に対する調整を細かく指示しはじめた。
「皆さん、アルハイゼンさんはサプナさんに任せて今日はゆっくり休んでください」
「おう!ありがとなキャンディス!」
「あ、ちょっと待った。今後の活動なんだが各々で情報収集をしてもらって、2日後に会議にて作戦を決定しよう」
「サプナ殿、それは何故だ?」
「あと2日は賢者側も動きに変わりが無いからさ」
「成る程…所でこの音響部分なんだが─────」
「わかった、聞く!聞くから少し旅人と喋らせてくれ!!」
「………少しだぞ」
「はぁ〜、彼の要望を聞くのは流石に骨が折れる。旅人、パイモン、君たちのアーカーシャには特殊な仕掛けを組み込んだ」
「ん?何でだ?」
「それは君たちに悪意があって近づく者がいると自動で逆探知する機能だ。君たちはまだ教令院ではお尋ね者扱いとなっている。それ故に尾行される可能性がある、存分に活かしたまえ」
「おう!ありがとなサプナ!」
「……サプナ、私は貴方に聞きたいことが───」
「その事に関しては全てが終わった後に答えよう。今は目の前の事に集中するんだ」
「─────────────────────」
旅人は確信した。
「なら、今はこれだけ答えて」
「…………なんだい?」
「お兄ちゃんは私を探してる?」
「いや、彼は君を
「……………………そっか、ありがとう。行こうパイモン」
「お、おう、わかったゾ」
旅人はパイモンを連れて退出した。
「……ふぅー。まったく、旅人に教えられる情報は言葉を選ばないといつ
「成る程、旅人の兄は
片足を膝の上に乗せ、凄く偉そうに本を読んでいたアルハイゼンが唐突に話しかけてきた。
「うわっ!?居たの君!?」
「当然だ、まだアーカーシャのデータベースについての改良が終わっていないのだから」
「……まだあるの?」
「当然だ、あと20カ所の改良をお願いしたい」
「ああもうやってやるー!!!」
忙しすぎて書く時間が全く作れない。あと、ナタの探索が楽しすぎて気付いたら休日全部消費してた。ナタ全土の探索率100%になったのはいいけどこれからどうしよう……鍾離、マーヴィカ、シトラリ…石足りるかな?
さて、サプナさんなんですけど、花神の能力が由来なのでバトルモーションでマーリンが花を出しているみたいにパティサラが勝手に咲いて勝手に消えてます。本人の意思でオン・オフは可能ですが、オフにしている間は手に力を入れ続けるみたいな感覚になるためあんまりしたくないそうです。
月2回は更新していきたいと考えているのでこれからも感想、評価、誤字報告よろしくお願いします。