すみません、ブルアカ書くのが楽しすぎて更新怠っていました。
今回はそんな久々の回ですが作戦会議回です。戦闘はない。
そして恐らく駄文となっている。
──────────2日後
「やぁ旅人!遅かったね!!」
少し遅れてアアル村にやって来た旅人は、村長の家で会話していたサプナとキャンディスに出会う。
「そんなこと言って、どうせオイラ達が来る所を視ていたんだろう?」
「久しぶり」
「お久しぶりです。他の皆さんはもう中で待っています」
「わかった。パイモン、行こう」
「おう!」
「おや、私は無視かい?」
「ロクでなしには丁度いいだろ!」
「あ、待ってください」
「……ん?どうしたキャンディス?」
少し緊張した顔立ちでキャンディスは旅人達には顔を近づけた。
「実は……お二人にお願いがあるんです」
「…ん?なんだ?」
「絶対に、誰も犠牲にならない作戦を立ててください」
「……もっちろんだゾ!」
「わかった、ありがとうキャンディス」
「いえ、私は助けにいけませんので……こんなことしか言えなくてすみません」
「いやいや、その言葉だけでも十分だゾ!」
しょぼくれたキャンディスをパイモンが慰める。
「君たちー、そろそろ中に入るよー!」
「おう、行こうぜ旅人」
「うん」
旅人達が中に入ると、セノ達が無言で座っていた。
「お、お前ら、なんで喋ってないんだ?」
「お前達が来る前に会議が一度終わったからだ」
「え?もう終わったのか!?」
「もともと私が作戦を立てていてね。彼等はそこに軽く自分の要望を入れて終了したね」
サプナが横から会議が終わった経緯を説明してくれた。
「ちょ、ちょっとまてー!?サプナはさっきオイラ達に会いに外に出たんだよな?」
「ん、そうだが?」
「それってつまり……オイラ達が来る前に終わってたってことか!?」
「うん、その通りだ!!」
「ニコニコしながら言うなー!!」
「茶番は終わったか?ならば作戦で決まったことを話そう。もし直してほしいことがあったら遠慮なく言ってくれ」
「……おう」
パイモンは何か言いたそうな顔をするが、アルハイゼンの淡々とした声を聞いて諦めたのか、ため息を吐いた。
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「旅人、サプナ殿。少しいいか?」
会議は無事?終了し、作戦の為に各々移動を始めていた時、アルハイゼンは旅人とサプナにあることを尋ねる為に呼び止めた。
「君が聞きたいこととは
「あぁそうだ。
「アレってなんだ?」
「《禁忌の知識》についてだよ」
「き《禁忌の知識》!?」
「何かわかったの?」
「あぁ、《禁忌の知識》は人を狂わせる。だが、このことはスメールの人々は知らなかった。このことは俺もあの遺跡で聞いたのが始めてだった」
「だから彼は私に聞いてきた『今まで発狂していた学者や傭兵たちは《禁忌の知識》の影響を受けていたのか?』ってね」
「で、どうなんだ?」
「答えはYES。ただし、教令院はこのことを知らないみたいだけどね」
「そこが問題なのだ」
アルハイゼンは砂漠と森を隔てる大防壁を眺めながら告げる。
「調べてわかったが死域、魔鱗病、砂嵐……これらは《禁忌の知識》によって世界樹が汚染されたことによって起こっていることかもしれない」
「そ、それが本当ならまずいゾ。早くなんとかしないと……」
「……サプナ、ナヒーダに知らせられない?」
何か思いついた旅人は、サプナにナヒーダに連絡が取れるか問いかけるが、サプナは首を横に振る。
「残念ながら我が神はまだ囚われの身だ。ここから知らせるのは
「クラクサナリデビにはこの状況をどうにかできる策を持っているのか?」
「鍵は
旅人はハイパシアに会った時に見た時に見た夢について説明した。
「『世界が……私を忘れて……』か。ふむふむ、読めてきたぞ〜」
「サプナ殿、何かわかったのか?」
「……う〜ん。現時点では私の推測になってしまうため、すまないがここでは言わないことにするよ。けど、草神を救うこと即ち世界樹を救う為にも必要ということだけはわかっておいてくれ」
「わかった。旅人、すまないが付いてきてくれ。これとは別件で君の手が借りたい」
「わかった」
「サプナ殿頼む」
「任された!それじゃあ、行こうか」
「ちょ!?オイラの意見はっ…!?」
サプナは止める間もなく長杖で地面を叩き、
「うぅ〜、目が回るゾ」
「ここは……」
「エルマイト旅団の基地だ」
「え!?なんだってこんな所に……?」
「君にはここでやってもらいたいことがある」
アルハイゼンは基地に顔パスで入ると、あるテントに入る。
「準備はどうだ?」
「えっ?アルハイゼン書記官?」
「は、はい!準備は整っています」
テントでは、捕らえられたはずの二人の学者が作業をしていた。
「なんでこいつらがいるんだよ!」
「ここで技術的な仕事をさせていたんだ」
「彼等には私が修理した
「これ?って、缶詰知識を抽出する装置じゃないか!?なんでここにあるんだよ!?」
「これを利用して希望を届けるためだ」
アルハイゼンは真顔で突拍子のない言葉を口にした。
「…………………ん、希望?どういうことだ?」
「クラクサナリデビを助ける為には信じる心が必要なんだ」
「だからどういうことだよ!?」
「落ち着いてパイモン。これはね、アーカーシャを失ったスメール人に対して用意したものなんだ」
「サプナ殿の言う通り、コレは生まれた時から側にあったアーカーシャを手放すという選択をスメール人自身にさせるために必要なモノだ」
「作戦が成功すればスメールは大きく変わるだろう。その変化に戸惑い、絶望する人も必ず現れる。だから、その後に希望を見せるためにナヒーダに近く〈草元素の祝福〉を受けた旅人の協力が必要なんだ」
「で、でも危なくないか?」
「そこは安心してほしい。万が一のことがあっても私が必ず助けよう」
「そういうことじゃないだろ!?」
「……いいよ、やる」
「た、旅人!」
「これが必要なんでしょ?」
「……あぁ」
旅人は恐る恐る装置を取り付ける。
「では、想像しろ………今俺たちの計画は過ぎて完了した。クラクサナリデビの救出にも成功し、スメールを変えられた…」
「………………………………………」
「…全てが順調に進んでおり、人々も俺たちの功績を認めてくれている……」
「……うん、出来た」
「目を開けてごらん」
アルハイゼンの声に耳を傾けて救出出来た瞬間を想像出来た旅人に対して、サプナは優しい声で目覚めを告げた。
「うん、完成だ」
「旅人、大丈夫か?」
「うん、全然問題よパイモン」
「一応いつでも対応できるようにしていたが……旅人、変な物とか見なかったよね?」
「うん、まったく」
「よかった……って、お前は何しているんだ?」
アルハイゼンはサプナ達が話している間に装置を動かし始める。
「……ん?ここで君ができることは終わった。早くセノの場所へと行くといい」
「おおおい!?その言い方はあんまりだろ!?」
「あはは、確かにここで旅人ができることは全て終わったね。今彼が行っているのはアーカーシャの最終調整だ。さて、セノの所へ………おや?」
「どうした?」
「………………成る程。旅人、ここからは別行動だ。君たちはパルディスディアイでティナリと合流してくれ」
「え?セノの手伝いには……」
「そこは
サプナは普段は感情が見えない瞳をこちらに向けながら指示を出す。
「お、おう。わかったゾ」
「うん、行ってくる」
「何かあったらアーカーシャで連絡する」
サプナは旅人達がパルディスディアイに向かうのを確認するとディシアにも連絡を入れる。
『ディシア、聞こえるかい?』
『うぉ、なんだ!?』
『落ち着いて、これは改良したアーカーシャに付属されている通信機能だ』
『……サプナか、どうかしたか?』
『すまないが今すぐパルディスディアイに向かってくれ』
『はぁ!?なんだってまた……』
『すまないがセノと隠密行動をしたい。よろしく頼むよ』
『あ、ちょ!?』
ディシアが引き留めようとするがサプナは聞く耳を持たず通信をきった。
「それで、隠密行動とはなんだ?」
作業をしていたはずのアルハイゼンが、いつの間にかサプナの後ろで腕を組んでいた。
「さっき
「ほう?」
「だが、
「……どういうことだ?」
「博士は
「コピー、いやクローンか」
「そういうことだ」
アルハイゼンは眉を寄せながら冷や汗を浮かべる。
「今から旅人達が見てくる博士は帰る博士だ。だが………」
「スメールに残っていた博士が油断した所で暴挙に働くというわけだな?」
「恐らく
「この事は旅人には…」
「知らせない。彼女達には
「…………ならばどう対応する?」
「決まってる」
サプナは得意げな顔で告げる。
「裏の裏を突くまでだよ」
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「……了解した。俺の役割がもう一つ増えたということか」
「うん、頼むよ」
「裏を突く時にはエルマイト旅団を上手く騙していた幻術を使うのか?」
「あぁ、君は大賢者を捕らえたあと私が幻術で隠すからスラサタンナ聖処で待機していてくれ」
「了解した」
サプナはセノと密談するためにキャラバン宿駅に来ていた。
「しかし、博士か。ファデュイ執行官第三位以上は神に匹敵するか上回ると聞くが……相手は第二位「博士」だろう?こちらとしても負けるつもりはないが……援軍は俺一人でいいのか?」
「むしろ多い援軍は邪魔だ。視ていた限り、博士は精神感応攻撃ができるはずだ。援軍より守る味方が増えるほうが不利になるだけだ」
「なるほどな、俺も万全の体勢で臨めるよう準備しておこう」
「すまない、よろしく頼むよ」
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時は過ぎ、場所はズバイルシアター。
セノや旅人達は各々の活動結果を報告し合っていた。
「……っと、言うわけでこちらは問題なく終わったよ」
「そうか!」
「俺もアーカーシャ端末の改造は完了した」
「旅人達はどうだった?」
「こっちは面倒くさい事態になった。博士は帰って行ったのを確認したんだが、
「…………………」
「セノ、怒りを抑えたまえ」
セノは目を閉じて深呼吸をし、感情を整える。
「……………続きを頼む」
「博士については心配しなくてよくなったが、
「まぁ、そこは旅人に頑張ってもらうとしよう」
「おい!!」
先程まで緊張感でいっぱいだったのに、いつの間にか和気あいあいとした雰囲気へと変わってしまっていた。
「さて、策戦に必要な人材を……」
「………あれ?みんな集まって何しているの?」
「あ、ニィロウ!」
「あれ?お邪魔しちゃったかな?」
恐る恐るといった表情でニィロウは旅人に尋ねた。
「ちょうどよかった。俺たちは君を探していた」
「へ?」
「やぁやぁ、私はサプナ。すまないが君にお願いしたいことがある」
「へっ!?」
サプナは自分の自己紹介をしつつ、
ニィロウは最初は驚愕した表情で聞いていたが、途中から興奮した表情になっていた。
「クラクサナリデビ様の救出作戦……あなたたち、とんでもないことを決行しようとしているね!!」
「それで、君にも手伝ってほしいのだが……」
「うん、皆の役に立つなら!ズバイルさん達に迷惑をかけてしまうのは申し訳ないけど……うん、やるよ!」
「ありがとう。では、アーカーシャ端末を貸してくれ」
「わかった」
サプナはニィロウのアーカーシャを受け取り即座に改造した。
「はい、出来たよ」
「はやーい!!」
「ハハっ、ありがとう。これで君にも通話ができるようになった。通話方法は……頭の中で繋げたい人をイメージして……」
『あ、こう?』
『飲み込み早っ!?』
どうやら試しにパイモンに通話したみたいだ。
「さて、明日が決行日だ。各々今日は明日に備えて解散としよう」
「おう、おやすみー!」
「あぁ、おやすみなさい」
旅人達は明日に備えて各々の拠点へと帰っていった。
そして………
「旅人達は行ったかい?」
「あぁ、ここにいるのは俺とアルハイゼンだけだ」
「では、博士の対策について話そう」
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「ふぁぁ、よく寝たゾ」
「おはよう、準備はいいか?」
「あれ、アルハイゼン?サプナはどうした?」
「彼ならもう配置についている。今頃は……」
『……スラサタンナ聖処の屋根に私はいるよ』
「うわぁサプナ!?ど、どこから言ってるんだ!?」
『アーカーシャだよ。僕は
「うん、行こう!」
「おう!ナヒーダを解放するぞ!!」
旅人とパイモンはアルハイゼンと共に教令院に足を踏み入れた。
マジで書くの辛かった。説明だけだし戦闘ないし……多分今までで1番の駄文になった。
そして、やっと次回ぐらいから
あ、サプナさんは基本的に裏方です。1番の見せ所は………お楽しみに!!
最後に感想、評価、誤字報告よろしくお願いします!