「僕さー、マリィと結婚しようと思ってるんだよね」 作:ヤンデレってよくない?
久しぶりに解禁された飲み会。酒に飲まれた僕はそう言ってしまった。
「…あるじ様、今なんと?」
酒に酔った中で自分のポケモンに対して言葉を重ねる。
「だって1年の付き合いで互いのことしってんじゃん?もうそろそろ自分の身でも固めないと貞操が危険かもなって」
『元々ナタラシは他の人から狙われてないから問題ないのでは?』
「いやねー、最近になって殺気とか何か怖いものばっか感じるからね。もしかしたら狙われててもおかしくないなって」
『あなたはいつになったら安定してくれるのか不安なんでしょうよ。確かソニアさんからも目をつけられてませんか?』
「あんなんただのリップサービスだし、そもそもソニアさんだって勧誘してるのもマジメじゃないでしょ。あんな人、僕がいなくても成り立つし。しかもこんな気味の悪い能力嫌でしょ?」
殺気なんで感じても気にしたくなかったんだけどね。そんなことを気にする暇をなくすために僕はさらに酒を注いで呷る。
『他の人とかはどうなんですか?ほら、ネット友達でオカルトマニアのキョーイさんとか』
「いやいや、何言ってるのブレイド。ネット友達としてならいいけど、まだ一回をオフセしてないじゃん。会ってから決めるくらいでいいんじゃないかな?」
ま、そもそもマリィに結婚を申し込むつもりだからないと思うけど。
「ま、もしそうやって会って飲み会ができてから考えるかな。結婚するってなるとリアルでしっかり向き合わないとだし」
『あの、推しのナンジャモチャンネルについては…?登録者の最初の一人じゃなかったの?』
「そうなんだよねー…もし推すのを許されるんならそのまま推したいんだけど…やっぱりアステリオスはやだ?」
『やだー、ボルトチェンジをくらうのだー』
「やめてよ、電撃はきついんだから」
『というかナタラシだってはいしんしてるでしょ!』
「そう、それも問題なんだよね…最近ナンジャモさんとコラボしたからかなり知名度があるせいで辞めるにやめられないし…」
ま、すっぱり切れるとは思えないからなあ。特に今やめちゃうと別の方だと勘違いされちゃうから駄目だし。
「はぁ…とりあえず明日にでもマリィと結婚したいって伝えようかな」
『『『『『『それはやめとけ』』』』』』
おっと、まさかの全会一致。そんな嫌なのかな?
「えー、別に自分の人生じゃん好き勝手させてよ」
『マリィのお兄ちゃんに許可もらってないから駄目でしょ。そもそも明日お見合いでしょ?』
『君は僕のトレーナーなんだからしっかりしてくれよ。そもそも相手の人ってかなりいい人じゃないか?』
「そうは言うけどさー、なんかエリカさんの屋敷が変なのよね。こう、なんて言うんだろう…死臭?」
『死臭!?』
よくわからんけどとんでもない隠し事をしていてもおかしくないんだよね。今日会った相手方の父親の目が虚ろなのも気になるし。
「ともかく、今回話した後はごめんなさいしてこの縁談はなかったことにしたいかなー…?」
『でもでも、ここで決めきるのもいいんじゃない?私としても同タイプの話し相手ができるのもいいし』
「フィア…君もか…ま、お見合いはおじゃんにしても交流は続けるつもりだよ。ヤローさんとしか交流がないのは不味いし…」
ヤローさんとかよく一緒にウールー追いかけてるし、色々とジム攻略した後でも話せることは多いからなぁ…
『それはそれとして不安は残るんだけどね…しかも次の週もお見合いでしょう?』
『カトレア様ですね。いいところのお嬢様でもありますし、普通に婚姻してしまってもよろしいとは思うのですが』
「あの人僕をヒモにする次元で甘やかしてきそうなんだけど…うん、まぁそういう自堕落には過ごしているのも悪くないと思う。だけどそんなことして嫌われるのもやだからやめよ」
『結局ナタラシはいやなのですか…?』
「マリィに惚れちゃったからなのかなぁ。よくわかんないけど一緒にいて疲れなさそうな気がするのよ」
他の人たちよりましなのかどうかはわかんないんだけどね。
「あぁ…なんか平和に結婚できないかな…」
そんな嘆きをしつつ、夜は更けていく。
あ、なんか外にロトムがいる。笑っとこ。
ナタラシ→女たらし
てめえの罪(性癖)を数えろ
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マリィ(ツンデレ)
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エリカ(監禁排除)
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カトレア(崇拝依存)
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オカルトマニア(妄信狂拝)
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ナンジャモ(孤立誘導)
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その他()