「僕さー、マリィと結婚しようと思ってるんだよね」   作:ヤンデレってよくない?

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バトルを目撃しちゃった。

エリカさんと会った日の翌日、僕は久しぶりに買い物に行くことにした。

一昨日のやけ酒の影響で食べものがもうなくなってた。ヤミィの宝石もなくなりそうだし…明日は鉱山で仕事かな。

その前に、交通を確認しないと。

 

「本当はキャロで空を飛びたいんだけど…外来種のナカヌチャンがなぁ…」

 

今朝のニュースを見てみると、誰かが逃がしたナカヌチャンの群れのせいでひこうタイプの被害が多くなったそうだ。

元いた地方で逃がしてあげるのならまだしも、ポケモンによって移動することが多い地方では致命的だろう。

僕はエリカさんからもらった香水をつけ、軟膏クリームを塗る。ほどよい花の香りが広がり、頭の中がすっきりしてきた。

 

 

『飛びたいけどー、それでナタラシに被害が行ったら元も子もないしー、とほじゃないー?』

 

「ん、わかった。じゃあついてくるのは誰かな?」

 

街に行くのに6体もいるとジュンサーさんに職質されちゃうからね。それにここは森の中だけど何度か強盗に入られたこともあるし、用心はしておいたほうがいい。

皆を連れていきたいんだけどね、しょうがないね。

 

『何言ってるの?前決まらなかったからナタラシが決めるって言ってたじゃない』

 

「そうだったっけ?よく覚えてないんだよね…でも、フィアが言うならそうなのかな」

 

『そうだよー、フィアねえがいってたのだー』

 

「じゃあ…フィア、アステリオス、キャロ…と、ブレイド」

 

僕はあまりポケモンといることが少ないからね、いつもは話しにくいポケモンと一緒にいくことにした。

 

『やったー、おでかけー』

 

「皆と会話するけど、変に疑われないようにするから注意してね」

 

同じように職質されたし、ポケモンバトルで潔白を証明しようとしたら怒られたしね。

まあ、しょうがないのかな。

 

『『『『はーい!』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

僕たちは森から走ってミアレシティについた。本当は空を飛べたらよかったんだけど、海を走るのも中々いいからね。

うんと大きく伸びをして、ポケモンを出す。

 

『う〜ん…肩に乗ってもいいかしら?』

 

「いいよ。アステリオスも乗るー?」

 

『のるー!』

 

フィア達を抱きしめ、肩の上に乗せる。もふもふしているからなのかなんかマフラーみたい。

こっちをじっと見ているけど、僕の体的に2人は無理だからなあ。

 

『あるじ殿、帰ったらお願いしていい?』

 

「いいよ。キャロは帰ったらブラッシングしたげる」

 

『もーふもーふーにしてね…?』

 

「がんばるよ」

 

キャロの毛並みって硬いところと柔らかいところがはっきりわかれてるからね。ダイゴくんからはカタナみたいって言ってたよね。

そういうキャロのことを書いたのは全部燃やされたけど。

 

「さて、買い物をしっかりやろうか。ブレイド、離れないでね?」

 

『あるじ殿は拙者をなんだと思ってるんでござるか!そりゃあカルボウのときは離れていたでござるけど…!』

 

「まあまあ、だから離れないでね?手ぐらいなら握ったげるから」

 

ブレイドの刃の部分を握る。ちょっと暖かいし、秋の季節にはフィア達と合わせてピッタリだ。

 

『その、よろしくたのむでござるよ…』

 

「ブレイドはただでさえこの中で目立つからね、場合によってはナンパされるから注意してね」

 

もともとブレイドってこの辺りじゃ見ないし、人型のポケモンって誘拐されることが多いからね。

 

「それじゃ、行こうか…今の時間ならいいのがあるかもね」

 

ミアレシティって観光も都市発展も成功してるからね、いろいろと売り切れてることが多い。特に今から僕が行こうとしてる他地方ポケモンのお手入れ道具の店はどちらの層からも人気だし、売り切れてることが多い。

案件を受けたこともあるけど、本当に使いやすいからね。

 

 

 

 

 

 

「…ふぅ。とりあえず欲しかったのは一通り手に入ったからよかったよ」

 

ほっとポケモンカフェで一息つく。最後の一つになっていたはがねタイプのお手入れブラシを取り、カゴからとられないように運ぶのは本当に疲れた。

 

『んっ…意外と美味しいわね、これ…』

 

『おにくおいしい!』

 

『ポケ豆ーおいしいー』

 

ブレイド以外は自分たちの思い思いのものを食べていた。ブレイドはゴーストタイプだからなのか、食事をしなかったりすることが多い。

 

「今度は皆で来れたらいいよなぁ…」

 

でもヤミィは嫌がるだろうし、やめておいたほうがいいのかな。

 

軽くポフィンを食べ、お会計を済ます。

 

 

「次にいくよ?」

 

『『『おなかいっぱい…』』』

 

「じゃあボールに戻ってね。おやすみ、皆」

 

僕はキャロ以外をボールに戻し、更に買い物をするためにお気に入りの店に向かって歩いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…って、思ってたんだけどなあ」

 

路地の方に3人の人影を感じる。1人はナンジャモさん。コイルの髪飾りを外していないところを見ると、どうやら仕事中だったらしい。

もう片方に対峙している2人は嫌な雰囲気が出ており、更にポケモンボールを構えていた。どうやら辻トレーナー…の、手合いではなさそうだ。それならハラバリーを捕まえようとする理由はない。

迷っている暇は、もうなかった。

 

「行くよ、キャロ!」

てめえの罪(性癖)を数えろ

  • マリィ(ツンデレ)
  • エリカ(監禁排除)
  • カトレア(崇拝依存)
  • オカルトマニア(妄信狂拝)
  • ナンジャモ(孤立誘導)
  • その他()
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