「僕さー、マリィと結婚しようと思ってるんだよね」 作:ヤンデレってよくない?
「!?」
相手はキャロに驚いたみたいだけど、すぐにこちらのポケモンを品定めするような目でみてきた。
「へっ、なんだただの坊主がきただけか。ついでにアーマーガアも獲っちまうか」
「やめとけ、それよりナンジャモを優先しろ!こいつのほうがいろいろと楽しめる」
やっぱり狙いはナンジャモさんみたいだ。
「ちょ、ちょっとぉ!?君、速く逃げなよ!リスナーなんだから逃げるのじゃあ!」
「大丈夫です、ナンジャモさん。この程度ならダブルバトルでやれますよ」
この程度、と言うのは正直賭けだ。この人たちがレベル60までなら行けるけど、70まで育ててるなら厳しい。
「あぁ!?やったろうじゃあねぇか!負けたらそのアーマーガアよこしな!」
「行きますよ、ナンジャモさん」
「えっ?あ、うん!」
僕はそのままキャロ。ナンジャモさんはハラバリー。
相手が出してきたのはヘルガーとゲッコウガ。ヘルガーにやられないように注意しないといけない。
まずはバフを盛っておこう。
「キャロ、キャメロット!」
『任せてねー、ハラバリーも守るよー!』
キャメロット。僕がキャロのキョダイマックスを見て翼を広げられないかな…と、思ったのが始まりで作ってもらったわざ。
効果は確か味方の『ぼうぎょ』と『とくぼう』をそれぞれ1段階あげて、代わりに自分の『すばやさ』と『とくこう』を下げる。
ただ、僕のアーマーガアはミラーコート。結果として相手にはね返るのだ。
「な、なんだ?ヘルガー、かえんほうしゃ!」
ヘルガーに起こった異変に気づかない相手はそのままかえんほうしゃをうってきた。
「ハラバリー、みずてっぽう!」
それはナンジャモさんのみずてっぽうで相殺される。寧ろ相手のほうに向かっていき、相手のほうがダメージを受けた。
「なっ!?」
「…ゲッコウガ、みずしゅりけんだ」
「もっかいキャメロット!」
キャメロットでハラバリーを守る。無駄だったみたいだけどね。
渾身のドヤ顔を決めるナンジャモさんの横顔がそう語っている。
「ふっふっふっ…ちょすいなんだよボクのハラバリー!でんきショックだー!」
もともとそこまでレベルが高くなかったのか、ハラバリーの一撃でゲッコウガがおちる。
「くっ、かえんほうしゃ!」
「キャロ、上に飛んで避けろ!」
懲りずにかえんほうしゃを撃ってくるのを避け、そのまま相手に突撃する。
「はがねのつばさ!」
きゅうしょに当たったようで、ヘルガーはそのまま倒れる。
「まだやるつもり?別に僕もまだまだ手札はあるよ?」
「そうだそうだー!諦めて帰れ!」
2人は慌ててこっちに金を投げ渡すと、すぐに帰っていく。
「ふぅ…怪我はありませんか、ナンジャモさん?」
「うん、大丈夫だけど…キミはたぶんボクのリスナー…で、合ってるよね?」
「はい。はじめまして…って言うとなんか変なんですけどね」
リアルで推しに会うなんて光栄なことなんだなぁ…もともと多分認知自体はされてるのかな。
「ほらほら、名前を言ってくれよ!それとも匿名希望?」
「いえ、ナタラシです…コラボの節は本当にお世話になりました…」
ナンジャモさんが一気にのけぞる。そんなに驚くことでもないと思うんだけどなぁ…キャメロットなんて本当に僕のことを表してるし。
「アステリオスはどーしたーのー?連れ歩いていないのかー?」
「いや、今ご飯食べたあとなのでお昼寝してると思いますよ」
僕は出したかったんだけれど、寝てるなら出すわけにもいかない。
「そっかぁ…一緒に連れてくれてるのかぁ…」
うんうんと1人頷くナンジャモさん。なにかを思いついたかのように体をこっちにずいっと寄せるとこう質問してきた。
「今から時間ある?」
「え、あ、ごめんなさい…まだ買い物が終わってなくて…」
特にまだ食料が買えてないから、家に戻ると苦労する。
ヤミィ達の晩ごはんは作っているけど、帰らないと困るだろうし。
「そーなのーかー!…じゃあ、夜って空いてる!?」
「うん、空いてます」
「それじゃー夜の7時にコラボねー!忘れないでよー?」
たったっと路地裏から出ていくナンジャモさん。
家に帰るの、急がないとなぁ。
てめえの罪(性癖)を数えろ
-
マリィ(ツンデレ)
-
エリカ(監禁排除)
-
カトレア(崇拝依存)
-
オカルトマニア(妄信狂拝)
-
ナンジャモ(孤立誘導)
-
その他()