せっかく都市に転生したなら全力で介入したいと思うのは強欲ですか?   作:駄文量産機

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8人のシェフって人肉使ってなきゃ、都市最高峰レベルの料理人なんだよな。



『商売 8人のシェフ編』

『支店一つずつにオーナーの体を置いてあるから移動はできるけど支店の状況がヤバいんだよなあ。』

モブ店員の視点は地獄絵図だった。

店の前にいる8人のシェフは今か今かと待ち、顧客たちは8人のシェフに近づけず、少し離れたところから様子を見ていた無謀な奴が店に特攻したことで均衡が崩れ、外で料理が始まってしまったのだ。

 

「早く開かないかねえ。待ちくたびれて食事にしてしまったよ。」

「まあまあ、かなり珍しい肉を売っていると噂になっているので開店準備しているのでしょう」

「対価が必要みたいだが、金で良かったのか?」

「駄目なら店員もろとも美味しくいただくだけさ。」

 

『どうしようか、8人のシェフ歓迎祭みたいな作るか?流石に金は持ってるだろう。店員は下がって退避、店の裏口辺りを警戒しておけ、今回は8人のシェフ貸し切りだ。』

『さて、扉を開けろ!歓迎会だ!』

 

 

(まずは生贄を使って誘導。)

『店の前で料理をするのはご遠慮ください、8人のシェフ様方、今回は貸し切りです。どうぞ中に。』

「やっと開いたねえ、おお、いい素材の香りがするじゃないか。」

「貸し切りとは、随分と太っ腹だな。」

「まあまあ、ゆっくりと材料を見て、レシピを考えましょう。」

 

(そしてオーナーで迎える。)

『いらっしゃいませ、料理の材料をお求めのご様子。ささっこちらに、、、、ああ、すでに行ってしまった。』

やっぱり肉の香りを嗅ぎ分けたのか、7人ほど先にいってしまった。

 

「あんたが23区店オーナー?私は8人のシェフのグレタ。よろしくね」

『グレタ様、よろしくお願いします。なぜこの場所に?貴方様なら材料を調達するのは容易いでしょう。』

「新しい刺激が欲しかったのさ。都市というか23区に人肉を売る店なんか無かったからねえ。」

『そういうことでしたか、最近開店したばかりでして。』

「なんだい?これ、真四角な肉なのにまだ脈打っているじゃないか。こりゃすごい」

『ソレは肉ブロックですね、長期保管には向いていませんが新鮮さと旨味は保証します。』

「上に吊るしている人間はまだ生きているの?すごいわねえ。」

『ええ、品揃えは豊富にあります。じっくり考え、選んでください。』

 

「意識がはっきりしている肉はあるのか?」

『はいはい、これですね。口枷を外してもらえれば意識が覚めます。』

 

「皮だけはあるか?」

『ここにあります、部位ごとに分けてありますのでお好きなものを。全てつながっているのはオーダーメイドになります。』

 

「お前の肉はあるか?」

『ここにないので無いですね。』

 

「料理器具はあるのかしら」

『それなら向こうのエリアに置いています。ご案内しましょう。』

 

 

 

 

 

 

 

『ご注文は決まりましたか?それでは対価を払ってください。対価になるものなら何だって良いです。』

「金ならあるけど足りるかしら。」

御婦人が大きな袋を取り出した、ずっしりと重いので全て金なのだろう。

 

『いえいえ、こんなにいりません。この三分の一程です。』

「そう言うならそうなのでしょうが、商売として成り立っていますか?」

 

『そうおっしゃるならぜひこの店を宣伝してください。8人のシェフのお墨付きをいただければ元など簡単に取れます。』

「そう?まあいいわ。よかったら私の店に肉を下ろさない?値段は元のままでいいわ。」

「ちょっと待て、こっちもソレを言おうとしていたんだ。なあこっちの店の専属になってくれないか?」

「ずるいぞ!私も勧誘しようとしていたんだ!」

「ならオーナーに決めてもらおうじゃないか。」「「「!」」」「そうだナ!なあ。理解ってるよナァ」「私は定価より高く買うぞ!」

未来で自分自身をフルコースにする人たちの店についてもなぁ。でも断っても23区で商売ができなくなるしな、、、

『皆様方は良い肉がほしい、私は良い顧客がほしい。それならこうしませんか?』

「「「「「「「「?」」」」」」」」

『この支店を8人のシェフ専属、という形ではどうでしょう。本店の方には私が交渉します。』

 

 

 

 

 

買い物が終わって、少しは楽になったと思ったら。

「こっちの店に少し多く下ろしてくれないか?」『このくらいはいかがでしょうか。足りなければこちらの方で調節します』

「みんなに内緒で、、、、」『はい、そちらの店で取引しますか?その方が良いでしょう。』

「肉だけじゃなくて料理器具の方もお願いできる?」『食器も必要ではありませんか?セットでお得にいたしますよ?』

「他の支店からも下ろしてほしい」『ソレは難しいですが、取引の量を増やすことはできます。どうしますか?』

「もっと良質のものはあるか?」『それならこちらに、量、種類をこの紙に書き上げてください。』

「このくらいなら何がどのくらい買える?」『その対価ならこの量になりますね、少し対価を増やしていただければ、、、、、』

「屑肉とかアレばこの場所に」スッ 『これはこれは、うちの従業員が行きます。ご贔屓に。』

「いい肉だね、他のメンバーには内緒で個別に売ってくれないか?」『グレタ様、ソレでしたらこのプランが、、、、』

なんで8人別々に来るかなあ?良い太客ができたし収入源になるけどバレたらフルコース一直線なんだけど?

 

 

[疲れています?お疲れ様です]

[寝不足です?糸になりますか、よく眠れます]

『ああ、すみません、最近いそがしくなりまして。』

『ヌオーヴォ生地、確かにもらいました。お気をつけて』

(ヌオーヴォ生地をたくさん持っとくといつか青キチの交渉が楽になりそうだ、加工屋でもやろうかな?)

 

 

 

「どうした?ため息ばっかりじゃないか。」

『すまないなローラン。商店のほうが忙しくてな。』

「ああ、そのことだが23区の方で有名になってたぞ?【対価の価値商会】だって。」

『全く関係ないと言っていいが、他の支店だな、23区にお得意様がいてな、8人のシェフって言うんだが。』

「ええ?ってことはもしかして23区店オーナーって人食好きなのか?」

『いや、、、、、分からん、向こうの23区店オーナーとは絡みがなくてな。』(これ、多分23区の支店がアレなだけで普通に受け入れてもらえているってやつか?)

「、、、、ちなみに、この話はどんぐらいの対価になる?」

『一杯はタダにしてやる。稼ぎはあるみたいだ、こんくらいなら怒られん、ほらよ。』

「プハァ 美味えな。ちょっと飲みすぎたか?」ガクリ スースー

『また寝やがった、アンジェリカともあってないみたいだしまだまだ先か。』

『【対価の価値商会】か、危険度聞くの忘れてたな。まあ良いか。ジュラかグレーセの方で確認できるだろ。』

 

 

 

 

 

 

 

【何処かの巣に近い裏路地】

『他の区でも営業しないといけないからなァ。』

カランコローン

『いらっしゃi、、』

「あの!ここ【対価の価値商会】で合ってるか?」

『』

「豆挽きとかあるとありがたいのだが。」

『ああ、こちらに。』(野生 の カフェイン が 現れた ! 巣のかなり近くに立てたからなんかあるかと思ったけど若いカフェインが釣れるとは、、、、)

 

『お客さん、研究者か何かで?』

「わかるのかい?おっとこの豆が良いな、対価は?これで足りるか?」

『ああ、足りている』

 

「聞きたいんだが。【対価の価値商会】は何でも揃っているのか?」

『特異点の情報とかは売ってないぞ?』

「無いものが特異点の情報って出てくる時点でこの店の品揃えが理解できたよ。じゃあ。」

(もしL社が出てきたら職員の調達とかこっちに頼んで来るのでは?旧L社の裏路地にも立てておくか?戦争屋するのも金になりそうだ。)

 

『ジュラの方で確認したら支店ごとに脅威度を分けているみたいだな。まともな店している支店があらぬ噂に対して23区が都市伝説になってるし。』

『シ協会、グレーセの方は相変わらずブラックだし。ヴォルトスの方も進展なし。金は腐る程あるんだよなあ。』

『有り余っても困るし、、、、、、、そうだ!研究には金がかかる。外郭の研究所は最もだ、スポンサーになれば研究員、代行事務所の分け身を送り込めるのでは?一応準備しておこう。』

 

『23区、、、、行ってみるか?一応8人のシェフの関係者だし、人肉を使わない店もあるだろ。、、、、、多分』

『23区店オーナーは顔が広いし、探索するか!』

 




網膜に認知フィルターを付けたのでグレタさんがレットガン定食のババアみたいになってしまう。



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