アクア「MEMちょのために高校を紹介したら彼女も着いてきた件」 作:ムテキング
MEMちょが新生B小町に入隊して1年。
アイドルフェスでのファーストライブの成功、ミュージックビデオのヒットもあり、新生B小町の知名度は徐々に上がってきた。
星野ルビーと有馬かなの人気も凄い。
だけどMEMちょはユーチューバーとしての知名度はあったが、人気がいまいち伸び悩んでいた。
「お願いアクたーん! 私だけ人気が出ないの! 何かテコ入れ考えて!」
MEMちょにお願いされたアクアは新生B小町を一流アイドルグループへと成長させる為に、MEMちょの成長は必須と考えた。
「たしか最近の配信でMEMちょの古参ファンから、そろそろ高校6年目だけどまだ卒業できないのかと弄られていたよな」
MEMちょは現役高校生ユーチューバーとして活動しているが、もう28歳である。高校は無期停学中なので実質現役と自称しているだけのただのニートだ。
「ここはやっぱりちゃんと高校を卒業するしかないんだろう」
アクアは正論で論破した。
「そして花の現役JDアイドルとして成長することで新しいファンを掴むんだ」
それは本当に素晴らしい助言でした。
「だけどアクたん、私、高校停学中だから、卒業するなら新しい高校に入り直さないといけないよ。3年間の学費なんてないよ」
MEMちょは新人アイドルなので低賃金だ。
苺プロは零細アイドル事務所なので時給は1000円である。
その上、毎月レッスン代で何十万も払わないといけないため、超過密バイトでなんとか食いつないでいる生活だ。
「そう言うと思って、俺が良い学校を調べておいた。なんと国立で学費全額無料だ」
「何その神な学校!」
「しかも卒業すると何でも希望を叶えてくれるそうだ。紅白出場できるぞ」
「神じゃん!アクたんそこ入るよ!でも一人じゃ寂しいからアクたんも一緒に入ってよ」
「良いぞ。そう言うと思ってもう推薦取り付けて置いた。入学試験を受けに行くぞ」
「流石アクたん!段取り良すぎだよ」
こうしてMEMちょとアクアは高度育成高等学校へ入学することが決まった。
だがこれは全てアクアの復讐計画の一環だった。
(計画通りだ。アイを殺した奴に復讐するためには高度育成高等学校を卒業することは必須だ)
アクアは母親のアイを殺した父親に復讐するために行動していた。
だが、復讐のため父親を殺すということは殺人をすると言うこと。
そうすると殺人者になってしまい逮捕されてしまう。
ルビーも殺人者の妹として芸能界を追われてしまう。
(だから俺は高度育成高等学校を卒業してマーダーライセンスを取得しないといけなんだ)
日本で人を殺して良いのは自衛隊だけだ。
だが自衛隊に入ってマーダーライセンスを取ったとしたら俳優の道は断たれてしまう。
(母親のアイは俺に俳優になって欲しいと言っていた。
だから俺は自衛隊に入らずに、高度育成高等学校を卒業特典でマーダーライセンスを貰う)
入学したら外部と3年間連絡が取れなくなる高度育成高等学校にアクアが入学したいと言ったら反対されるだろう。
だがMEMちょを入学させて、そのサポートするためなら新生B小町の仕事として許可が下りる。
MEMちょには悪いが、利用させて貰うぞ。
こうしてアクアとMEMちょは高度育成高等学校に入学するのだった。