【タクマside】
たくさん空気を吸って身体中に酸素を巡らせるのが全集中の呼吸だったはずだが、なんというか酸素が体の奥深くまで馴染み切ってない感覚がある。
空気中に含まれている酸素を吸う力が弱いのかと思って酸素ボンベも使ってみたが、正直さほど変わらなかった。
この感覚なんて言えばいいんだろう…
わかんねえや。
炭治郎も漫画やアニメだと一瞬だったけど作品内の時間だと習得するまで確か2年くらい経ってたんだっけ…
そんで確か最後は錆兎と戦って岩を斬って…
岩を…斬って………?
ああ
あああああああああ!!!!!!
武器が合わない感覚ってこれじゃん!
そりゃそうだよ合うわけないじゃん!!!!
俺が練習してるの剣術体系の一部なのに銃撃ってるんだもん!!!!
クッソなんでこんな初歩的な事に気付かなかったんだ!!!!
こうしちゃいられない刀か剣か探してすぐ訓練しないと!!!!
□□□□□□□□□
〈副委員長!!
ここの武器庫に刀剣の類って置いてますか!?〉
「刀剣…?
そんなものあったかな…」
今まで気にした事が無かったので全く思い当たらなかったのだが、キヴォトスでは刀剣に馴染みがない。
近付いて斬るよりも離れたところから銃を撃っていれば事が済むからであり、個人の膂力に依存する武器よりも最低限の火力が保証されている銃火器の方が信頼性が高いからだ。
なのでガンカタ染みた戦い方をする剣先先輩はキヴォトスにおいてはかなり異端である。
呼吸の真似事をする以上ソレは絶対に必要だし、何より敵から奪った武器も弾切れしたら戦う手段が無くなるのであった方が良い。
そしてそれ以外に刀はやっぱりかっこいいので欲しい。
そんなわけで正実で使用する武器を管理している高等部の副委員長の元を訪れた。
ここには数多の武器が収納されており、ガンショップなどを除けばトリニティで1番貯蔵されている武器が多い。
馴染みがないとはいえそれに類する物の1本や2本はあるだろうと踏んでいた。
「うーん、お探しの物は無さそうだな。」
踏み損ねた。
「ただ、リスト上にないってだけで実はあったりすることも…なんてザラだからとりあえず探しに行こうか」
〈………それ、リスト管理する必要あります?〉
「言うな」
そんなわけで副委員長と一緒に武器庫探索をする事になった。
□□□□□□□□□
「ここは使用しなくなった武器や押収した武器などが保管されている」
〈押収したものもですか?
そういうのって返さなくていいんですか?〉
「大体は不良達やカイザーの連中などから取り上げたものらしい。
暴れて人に迷惑をかけることしかできない奴らにわざわざ返してやる必要などないだろうということだ」
〈うーんそれは確かにそうですね〉
「まあ不良共はともかく、カイザーなどは押収したところで次から次に武器を作り出すからイタチごっこだと思うんだけども」
〈まあその分最新の武器をタダで確保できると思えば〉
「それに、回収されるのが嫌なら暴れなければいいだけの話だからな」
そんな会話をしながら広大な倉庫内を探し回る。
対戦車ライフルや大型のガトリング砲などの大物から、リボルバー式のショットガンなど珍しいものがゴロゴロ出るわ出るわでテーマパークに来たみたいだぜ。
〈ここにあるのって使えるんですか?〉
「ああ、いつでも使えるように時々整備はしている。
いつ何時何が起こるか分からないからな」
〈ほぉーん…
押収したものがあるってことは不法改造されたやつとか法規制で違法になった弾とかもあるんですか?〉
「いや、そういう保持していて面倒ごとにしかならないやつは連邦生徒会に全部押し付けてる。
ここにあるやつは全部合法だから安心するといい」
〈なら安心ですねぇ〉
「ん… タクマ、ようやくそれっぽいものを見つけたぞ」
〈マジですか?
どんなんです?〉
副委員長が見つけてくれたソレは40cmほどの銃身の下部にブレードが固定されているストレードグリップタイプの大型拳銃…銃剣?だった。
ていうかこれさ…
「んんん……?
かなり変な構造をしてるな。
ガチャガチャ…ガコン
お、外れた。
銃身兼刀身と銃の本体部分とグリップ…グリップっていうかストックか?
これ、左手でどう支えるんだ…?
刃の部分には触れな…あ、横からフォアグリップ展開するのか。
さて銃本体は… これ、もしかしてコンテンダーか…?
興味が尽きない代物だ」
ミリタリーチックにしてバルブ外したスチームブレードじゃね…?
いや、真ん中にあるのトランスチームガンじゃないけどさ… それにしか見えねえよ…
ぱっと見はコンバットナイフだけど銃身と同じ長さの刀身がくっついてるから脇差みたいだな…
「どうする? これ使うか?」
〈いいんですかこれ使っても。
副委員長研究したそうでしたけど〉
「元々はお前の武器を探しにきたんだ。
最優先はお前だろう?
使い心地や構造などの研究はお前が使いながらでもメンテナンスがてら出来るだろうしな」
〈じゃあ、もらってきますねー〉
「なんかその言い方ゾワっとするな…」
なんだかんだと一週間開いてしまいましたが生きています。
今回のイベントマジで面白いです。
トリニティ×ミレニアムは余りにも俺得すぎるので今書いてる序章すっ飛ばして時系列も飛ばして番外編で今回のイベント書こうかと思ってるくらいです。
アスナとセイアは確保したので明日からのガチャでリオを確保すればもう何も言うことないです。
意志もちゃんと天井分残っているので。
さて本篇ですが、スチームブレードとは仮面ライダービルドに出てくる武器です。
本分にも書かれていますがあくまでそれっぽいというだけでソレそのものではありません。
そしてまあ例によって例の如く主人公君も刀使うことになりますので。
理由はカッコイイからです。
あと呼吸(?)使うからにはやっぱり刀でしょと。
現在主人公君がキヴォトスに来てから正実の中でどう成長し立ち回っているのかを書いているのですが、これからの展開について
・時間軸に沿いながら原作に入っていく
・現在書いている「序章」が終わったらそれまでの時間を一気に飛ばして原作に入り、飛ばした部分をおいおい書いていく
のどちらにしようかと考えています。
各順番が変わるだけで内容は変わらないのですが、いつも読んでくださっている皆さんはどちらが良いか気になったためアンケートを取らせていただこうと思いました。
下にアンケートを置いておきますのでもしよろしければ投票いただけると嬉しいです。
次回は現在執筆中ですのでもう少々お待ちいただけると幸いです。
それでは。