とりあえず本編どうぞ。
【セイアside】
こうして私はミレニアムから走り去っていったヘルメット団を追いかけて地下道まで下ってきた。
流石にここからだと遠いな…
もう少し近づく必要がある。
どこか身を隠せるものなどないものか…
む、これは…
サイズ的にもピッタリだ。
□□□□□□□□□
「約束のブツだ。
報酬はしっかり用意してあるんだろうな?」
『勿論です。
契約書もすでに交わしているはずですが、今更それを疑うのですか?
上手くいけば生じた利益の25%をお渡しする約束です。
最も、成功するかどうか。
そしてどのくらい利益が生じるかに関してはあなた方の働き次第ですがね』
「それにしても、EXPOをめちゃくちゃにして金を稼ぐだなんて悪いこと考えるもんだ」
なんだと…?
「普通なら自分たちでなんとか頑張ろうとするもんだろ?」
『そんなんだから大きく稼げないのですよ。
お金持ちというのは斬新なアイデアを実現できた人がなれるものです』
「人の成果をめちゃくちゃにすることが斬新ねぇ…」
「私たちが言えたことじゃないけど相当なカスだよアンタ。
まあそんなことどうでもいいけどね。
金が手に入るならどうでも良い」
ミレニアムEXPOをめちゃくちゃにして大きく稼ぐ…?
一大事じゃないか…!」
「あれ?
今なんか聞こえなかったか?」
「いや別に?
誰かに聞かれたりしたらマズイけど…」
「計画がばれたら一巻の終わりだ。
報酬も何もなくなっちまう!」
「なんか視線も感じるし…
とりあえずずらかるぞ!」
「おう!」
マズイな。
早く誰かに…とりあえずタクマにでも知らさなければ。
彼ならミレニアムの生徒とも繋がりがあったはずだ…!
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今大変なんだけど!?
それよりもEXPOが
大変なことになるかもしれないんだ。
先程ヘルメット団の
跡を付けて行ったんだが、
ミレニアムEXPOをめちゃくちゃにして
大金を稼ぐ計画を考えているらしい。
そして、そのヘルメット団を
裏で動かしている者がいる。
○○という地下道にいる
めちゃくちゃ離れてるじゃねえか!?
わかりました
そこから動かないでくださいよ!?
【タクマside】
何をやってんだあの女は…!
〈一ノ瀬さん角楯さんちょっとセイア様探しに行かないといけないからここら辺で終わりにしてくれ話なら後でいくらでも聞くから〉
「……………お仕事?」
「…………そう。
私達とのお話よりも仕事の方が大事なんだ」
〈仕事で来てるんだけど!?〉
「ちなみにセイアはなんと?」
〈あーーーーー…
よくわかんないけど緊急事態だって……〉
「………………………………嘘っぽい。
けど、仕事なら仕方ないか」
「むぅ………………………………
じゃあ一緒にお出かけしよ」
〈わかりました、わかりましたから〉
「しょうがないなぁ…」
「ちゃんとセイアを連れてくるんだぞ」
〈わかってますって〉
面倒臭いことに巻き込まれてくれるなよ…!
【セイアside】
連絡してから5分ほど経ったが…
難は逃れた…か。
戻ってくる様子はなさそうだ。
「あぁ?
チッ… 逃げたか。
あと一歩だと思ってたんだがな……」
…?
誰だ?
ヘルメット団…じゃあないな。
彼らを追っている者が他にも…?
「さて…
おい、そこの。
お前だよお前、ダンボール被ってるお前。
どこの誰だか知らねえが、とりあえず出てこい。
取って食いやしねえよ」
ガポッ
「…あん?
その格好トリニティか?
いや、EXPOの中で見た奴らよりも格好が…
お前もしかしてお偉いさんか?
オジョーサマが来るようなところじゃねえぞ」
「それが客人に対する態度なのだね…
隠していても意味がないし、疑いを晴らす意味も含めて自己紹介しようか。
ティーパーティの百合園セイアだ」
「マジのお偉いさんじゃねえか…
何してんだよお前こんなところで…」
「怪しいヘルメット団を見つけてね。
追いかけてきたのさ」
「…へぇ?
お前が?
わざわざ自分の足で?
こんなところまで?
…ははっ!
とてもそんなことをしそうにゃ見えないが…
お前面白い奴だなぁ。
ウチのは絶対選ばないやり方だ」
『私はやらないわけではないわ』
「わぁってるよ。
向き不向きの問題だろ?」
「…調月リオか?
意外だな、ミレニアムにはいないと思っていたが」
『色々と事情があるのよ。
私からも聞きたいのだけれど、百合園セイア。
なぜ貴方がそんなところに?』
〈…あ、いた!
アンタなんでこんなところまで…
あれ?
美甘パイセン?〉
「タクマ?
なんでここに…って、ティーパーティがいるなら護衛でお前が来るのは当然か」
『……ネル。
とりあえず、隠れ家までセイアとタクマを連れてきてちょうだい。
そこで会話を続けるのはリスクが大きい。
いつヘルメット団が戻ってくるかわからないわ』
「タクマはともかくセイアもか?」
『見られてしまった以上、このまま返すわけにはいかないわ。
貴方がセイアに目撃された時点でね』
「へーへーそーですかそりゃーわるーござんしたねー!!!!!」
『…………………別に怒っているわけではないのだけれど』
「とりあえず連れてきゃいいんだろ。
ま、そういうわけだ。
とりあえずついて来い」
〈状況が全く把握できないんですがそれは〉
「それも含めて説明してやるよ。
ああ、言っておくけど強制だからな。
ティーパーティだからって特別扱いはしねぇぞ」
「…どうやら、只事ではなさそうだね」
アッ待って石を投げないでください。
新しくハマったユーチューバーの動画とか一気見してただけなんです…
そんなわけでようやく更新しました。
お待たせしてしまい申し訳ありません。
今回江芹ケイ様のモモトーク風レイアウト(https://syosetu.org/novel/334672/)を使用させていただきました。
素晴らしい特殊タグをありがとうございます。
またチマチマ再開していきますので何卒宜しくお願い致します。