皇帝にならないはずだったが、国民のために頑張っていたことがバレて、皇帝になりそうで弟の嫉妬の目線が怖いです!! 作:ブラックマッハ
俺には一歳歳下の弟がいる。彼は皇帝陛下になると言われていた。だが父である皇帝陛下が反対した。そのことにより、親父は俺を推薦したのだ。兄の俺が皇帝になることがきまった。
だが俺には才能がないのも事実だ。彼らからしたらおかしな作業をしているかのように見える。だが俺は未来、民が病気にかからないように準備をしているのだ。
「王子、皇帝陛下になるのですから、こんな事をやめて勉強してください」
「もう少しで終わるから。弟に皇帝になってもらうから大丈夫」
しかし俺の意見は聞いてくれない。更に苛立ちを感じているようだ。それもそのはず。彼は皇帝陛下となる人材を育ててきた優秀な教師の一族の大人だった。
「次期皇帝陛下は貴方以外にいません」
「俺は皇帝は好かん。偉そうにして国民の意見を聞かん親父みたいな皇帝には腐ってもならん」
俺は親父が嫌いだと言うわけではない。ただ親父の政治が好かんだけで、意外と気が合う仲だ。
「なら王子が変えていけばいいのです」
「それを俺の弟カンキが許さん」
そう邪魔するのはカンキである。俺がやりたいことを邪魔するのだ。やりたいとおもっていてもできない。なら仕方ないではないか。
「王子は何をしようとしているんですか?」
「俺は今出来る最善の行いをしているだけだ」
そう言うと、疑いの視線で俺を見つめる。その時ひと段落がついた。
「さぁ勉強するか?まぁ、皇帝陛下はなるつもりないがやるだけやるさ」
こうして俺は教師であるエルバードの部屋に向かう事に決めた。ドアを開けると同じタイミングでかんきもドアを開けた。
「兄上、今日もサボっているみたいではないですか?」
俺がサボっているのを見て喜んでいるようだ。別にカンキにどう思われようがどうでもいいって思うのが本音だ。
「俺は研究をしていただけだ」
「そうですか。話を変えましょう。兄上に皇帝になられては困るんですよ」
「努力していない俺が皇帝陛下になれるわけがないだろう」
そう言い返すと笑顔でそうですよねと言い放ち、自分の部屋に戻った。
「カンキ王子もかわらない。何故あんなに王子のことを嫌いなのか?」
「実力では上なのに親父に愛されている俺が憎くて仕方ないのだろう」
「カンキ王子には厳しいですからね」
期待している部分はあるのだろう。だがカンキが皇帝陛下には合わない。それには賛成だが、そうなると誰が皇帝陛下になるのかが問題となる。残念ながら、皇帝陛下になれる人材はカンキか俺しかいない。
つまり俺はなるつもりはないから、カンキしかいない。
「もう少し親父が皇帝陛下を続けてくれたら良かったのになぁ」
「陛下も旅行に行きたいと言ってましたしね」
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