蒼焔の艦隊をやってたら空母 瑞鶴改になっていました   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第三話 無人島に遺されたもの

 

 

 

この無人島は恐らく放棄されたものだった。

放棄されたと思わしき装備品や爆弾で壊されたであろう建物や飛行場があった。

もしかしてこの島は元は基地だったのか?

 

 

「意外と壊れてない所もあるな」

 

 

「放棄された基地と見て間違いなさそうですね。まだ使える対空機銃とかもありますし」

 

 

肩に乗っている妖精さんと一緒に見て回っている。

小規模の港湾施設もある辺りここも鎮守府だったのではと思ってしまうが

爆撃で壊された鎮守府であろう建物に入ってみる

 

 

 

 

 

 

鎮守府?内部

 

 

「中は意外と綺麗だな」

 

 

「本当に放棄されたとは思えませんね。まだそんなに時間は経ってはいないのかも?」

「ほんとだほんとだ。まだまだ綺麗じゃないか」

 

 

「っていつの間についてきてたのですか?マルセイユさん……」

 

 

「気になるから付いて来ただけさ」

 

 

妖精バージョンのマルセイユは意外と可愛いな。

格好もドイツのパイロットだけど。

 

 

「お、ここは………[提督室]か。やっぱりここは………」

 

 

「鎮守府の可能性が大いにありますね……飛行場や港湾施設も備えた言わば前線基地って感じでしょうか。……恐らく、例の敵にやられ、機能もしなくなり撤退したか或は……」

 

 

「あまり考えないようにしよう。瑞鶴、入ってみよう」

 

 

マルセイユに言われてとりあえず入ってみる。

入ってみると、空が見えた。恐らく提督室にピンポイントで250キロ爆弾が当たったのだろう

そりゃ機能喪失になる理由が何となく分かる気がするが

 

 

「もしかしたら工廠もどうなってるんだろうか」

 

 

「物資保管庫の殆どは壊滅してますが、少々の燃料と弾薬、爆弾と魚雷等、バケツも残ってると報告がありました。本来ならもっとあった筈なんでしょうが………」

 

 

「全部誘爆したか……密集した駐機済みの戦闘機を銃撃されるようなものか」

 

 

外では乗組員妖精達が機銃の弾薬を抜き取ったりや部品収集、数少ない魚雷の回収等行なっていた。

あれ、この基地のものってパクっても良いのだろうか?

 

 

「なぁ、勝手にパクっても良いのか?」

 

 

「大丈夫でしょう。どうせこんな基地はとっくのとうに放棄されてる感じですし」

 

 

「我々が有効活用した方が無駄にならないで済むと思うね」

 

 

装備に困窮している蒼焔艦隊の闇を見たゾ

ってか、バケツって、もしかしたアレか………?

 

 

「部屋も見て回ろうか」

 

 

「分かりました。もしかしたら何か残ってるかもしれませんね」

 

 

 

 

 

 

 

「うーん………何もないっていうよりかは全部燃え尽きたが正しいか……」

 

 

「爆撃で火災が発生して消火も追いつかなくなって全て燃え尽きてしまったと……」

 

 

今は食堂に来ていた。恐らくはここで艦娘達が食事をとっていたのだろう。

食堂内は割れた茶碗や皿が散らばっていた。

 

 

「水は………流石に通ってないか。建て直す余裕すらもなかったのだろうな……次は工廠へ行ってみるか」

 

 

 

 

 

工廠

 

 

「まぁ、分かっていたが………殆ど使用不能か」

 

 

「鉄筋も倒れてますし、装置系もアウトです。錆も目立ちますし」

 

 

妖精さんの言う通り、建造装置でさえも壊れている始末だった。

本当に鎮守府としては使い物にならなさそうだった

 

 

「今日もここで一泊しそうになりそうだが……それでもいいか?」

 

 

結局、今日もこの無人島で一泊することになってしまった。

明日も何をすれば良いかはわからないが………

提督室をお借りして汚れてない所を片付けたりして寝床を作って何とか寝ることができた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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