Re:ゼロから始める青春物語   作:カピバラバラ

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今回短め、エアプベアトリーチェ人気ですね…。


『アリウス分校』

 

──まず最優先に、スバルは『カタコンベ』という単語を本の中から懸命に探し出した。

 

それは聖園ミカが逃げ込んだと言っていた地名か何かであり、固有名詞であるならば容易く検索ヒットするという考えの元、まずは歴史書と辞書を手に取る。

カタコンベ──古代ローマに作成された共同の地下墓地、この際何故キヴォトスの辞書に『古代ローマ』などという単語が存在しているのかは思考から外し、トリニティにおいてこのカタコンベが如何に使われたのかを調べ上げようと、『第一回公会議』の内容へと踏み込んでいく。

 

大まかな情報はスバルが耳にした通りだ。改めて───トリニティが総合学園と呼ばれる所以は大量の分派が集まってできたが故。

分派同士の紛争が毎日始まってしまうような環境で、パテル、フィリウス、サンクトゥスの三分派が中心になり、第一回公会議により各分派による紛争を鎮め、一つの学園、トリニティ総合学園として成り立つ。

 

シスターフッドや救護騎士団は、元は『分派』として数えられていたものの一つ。今は形骸化しているが、昔の余波はある程度存在するだろう。

 

ここで登場するのが──アリウス分校であり、アリウス分派。

分派と名のあるように、トリニティではとある教義を元にそれぞれの解釈の相違を『分派』とした。

 

「────」

 

スバルの記憶が正しければ、キリスト教における三位一体説がこの学園の『教義』だった筈。パテル『父』、フィリウス『子』、サンクトゥス『聖霊』という三要素を唯一神とする代物。

 

ネット小説を漁り続けていた事が今活かされているのに感動しつつ、スバルの世界でも、キヴォトスでも、同じく排斥されたのが『アリウス派』だ。

 

地球の歴史ではその三位一体論を否定し、父と子を同一視すべき──つまり、イエス・キリストは結局人である、という主張を以て『アリウス派』はニケーア公会議により追放される。

 

対してキヴォトスのアリウス派は、公会議そのものに反対の意を示す。その後結成された連合により撃滅され、追放処分となった。彼女らはその後姿を消し、今に至る。

 

「──。俺より先に…キヴォトスに来たヤツが居るのか?あんまりにも状況が似すぎだろ。ローマとか確実にこっちの文明だし。…そこら辺考えるのは後でいいか、今はここ、姿を消したって所で、アリウスはカタコンベを住処にした……でいいな」

 

「………けど、やっぱりそうだ。どう足掻いてもこっから『過激派』が、『強硬派』が産まれる理由が見当たらない」

 

カタコンベがアリウスの本拠地、その仮説の立証より先に、この不可解な『内乱』の違和感に気がつく。

この内容が真実であれば、自ずと殺意や憎悪はトリニティへと向く筈。ゲヘナを攻め滅ぼす、なんてイカれた思想が何処から湧き出たか───十中八九、アリウスからだ。

 

しかしそのアリウス自体、調印式を壊滅させてまで、ゲヘナへの殺意をどうやって沸き上がらせたのだろう。巻き込むのに丁度良かったから?否、スバルなら『空崎ヒナ』一人の存在で、計画が無茶苦茶になる可能性がある以上、絶対に関わらない。

 

悩みに悩み、アリウスの文献を小一時間読書する。スバルの知らない因縁や、憎悪を向けるだけの事件があったに違いないと。

 

「────」

 

──。しかし、無いものは無い。

ここでシンキングタイムを自ら設定する、五分思考して有効な『思い付き』という名の勘が働かなければ、一旦は除外して別の情報を探ろう。

 

「………」

 

「──待てよ、まずはベアトリーチェからか…?」

 

「──。でも、無い。アイツの名前も無い、姿を消してからの行動記録はある方がおかしいし……でもそれ以前に何もなけりゃ……」

 

「……」

 

「────」

 

「──空っぽすぎる」

 

有効な手がかり──無し。

ゲヘナとトリニティ、二点を繋ぐ線は何も無い。何も無いはずが無い、この空白をスバルは如何にして解釈すべきか。

 

「黙読ー!」

 

「あ、ごめんごめん」

 

「っち…これだから…」

 

「今思いっきり舌打ちされたのを見逃す代わりに、ウイのアリウスに対する所感を聞いてもいいか。内容次第でこの戦火も鎮められるかもだから…──頼むよ」

 

スバルの声に二度目の舌打ちを挟み、休憩がてら眼鏡をデコへ掛け、コーヒーを啜りながらウイは瞑想する。彼女が協力的である事に抱えきれない感謝を込め、脚立から降りてウイの対面の席へと着席。

 

「……………特に…何も。可哀想、哀れ、終わりです」

 

「──。それだけで片付けられるのかよ」

 

「ええ、それだけです。元々公会議の連合軍は、特に理由も無くアリウスを叩き潰した。なら私も───ああ、可哀想。としか言えません」

 

「特に理由も無く…」

 

「………まぁ、そうですね。公会議はアリウスの様な派閥を纏めるために決議されようとしていたのに、それより先に武力で制圧となれば──本当に連合は機能するのか?という疑問の試金石としか考えられない」

 

「その後、聖園ミカがアリウスを引き込んでから内紛の発生……嫌でも想像させられますよ、復讐…なんてものは」

 

「っ──ウイ、お前そこまで理解して──?」

 

「ん……当たってましたか?別に簡単な推測でしたけどね」

 

背伸びをして背骨をパキポキと心地よく響かせて、ウイは「復讐に理由やら動機づけは必要無いですよ」とコーヒーへ語る。ここはスバルの目を見て言って欲しかったが、スバルも「ああそうだな」と本に目を通しながら返事をした。

 

狂熱、憎悪、狂信、殺意。ご立派に大義名分ある復讐なんてのは存在しない、『一時の気の迷い』を復讐が終わるまで続ける事でしか得られない熱量で、彼女らは動いている。

 

ぽっかりと浮かんだ空白に──もしや、無理に解答を当てはめることが間違っているのか?その一つの可能性を思いつかせてくれたウイに、何かしら返せる返礼が無いかと服の中をまさぐってる間に、

 

「──憎悪と信仰、狂気と羨望。名もないただ一個人でしかない生徒が、理由も知らぬままに居場所を奪われた」

 

「貴方なら、どうします。貴方がもし、ここにある本のように、私が修復しなければ『認識されない』事でこの世に生まれた意味すら剥奪されたら」

 

「声も上げられない稚児の泣き声は、誰が聞いてくれるんでしょうね」

 

「────」

 

つい、彼女が語る台詞へと惹き付けられた。

 

「私はこの子達の声を、身近にあるから聞くことができ、そして手を差し伸べられた。けれどキヴォトス中にある本を全部は救えない」

 

「──。どうしようもない取捨選択の中で、手の届かない闇があると知っておきながら、毎日を生きているんです。貴方が以前、どこで何をしていたかは興味ありませんが───救えないものはある、それもまた真理であり、虚実」

 

「私は確か救世主の話をしたと思います、貴方がトリニティにきた時に。私があの時言いたかったのは……そうですね……。…そうやって誰の目にも止まらない筈の暗闇が……いつか、救世主が『救世主』成りえた時に、意味を持って光り輝く。そうあれと、願わずにはいられない」

 

「──私が本に掛ける想いは、隣人にも無自覚に求めていた事。今会話しながら少し、自覚しまして…──なんですかその顔」

 

「ははっ、いや別に……可愛いもん見て笑顔になる理由が必要か?」

 

「───は」

 

素敵で、美しくて、その価値観を語る姿が可愛らしいと思わずにどうする。豊かな感性を隣人と分かちあいたい、人が苦手と言いながら性善説とも言える思想を聞かされては、破顔する以外にないだろう。

 

スバルの微笑みに熱い珈琲でもぶちまけてやろうか、そんなドン引き顔に涙をちょちょぎらせ、鉛玉を受ける前に調査へ戻る。

ウイの発言は、アリウスの行動原理という『空白』に感情を加えることを是としている。

 

そも、エデン条約は──第一回公会議の再現、コレを桐藤ナギサが遂行するとなれば、自然と重ねる筈だ。過去の自分達の処遇を。

 

──つっても、排斥を受けた本人達でも無い。

 

──理論的にやるにも、感情論にふっきっても、中途半端。

 

──アリウス自体に──…中身が見えねぇな…。

 

先程の黙読の制約を思い出す、ウイは顔を赤らめながら作業を黙々と再開し始め、スバルも心の中で推測した後アリウスの事情は保留にする。次に手を付けるのはティーパーティーの活動記録。アリの行列と見紛う絶望的な文字量に、コレを手打ちしたウイの執念を感じた。

 

活動記録と言いながら日常会話の全てが記録されている、スバルの常識の範疇だと異常な代物だが、実際取り調べ等の一言一句が影響力を持つ現場では同じような書類が多数存在しているのかもしれない。

 

「────」

 

聖園ミカがアリウス生徒を三十名程、転校という形で引き込んだのはエデン条約の話が始まるより前か。

生徒名簿記録を上から順になぞっていくと、白洲アズサの名前に人差し指が重なる前に──戒野ミサキ、その名に目が釘付けになった。

 

「こいッ──…っ…」

 

──戒野ミサキ。

アビドスにて死闘を繰り広げていた最中、列車の上でヒカリ、ノゾミと共に撃退したアリウス生徒だ。

 

「なんかキモイ虫でも見たような声ですけど」

 

「同じ類の嫌なもん見ちまったんだよ…!見知った名前が出てきてくれた事にキレ感謝してつい、な!」

 

「キレ感謝──ふふっ…ふふふっ…あ──。手元が揺れるじゃないですか!!」

 

「ウイの笑いのツボどこ…?」

 

理不尽オブ理不尽な叱咤に抗議の意を顔で示し、同時に『戒野ミサキ』という単語に思いっきり目を瞑りたくなる。見なかったことにしようそうしよう、それかウイを盾にして親衛隊とやらに突撃してみるか。リンとアユムの胃痛はこの際放置だ。

 

「というか以前にお会いしたんです?元アリウス生徒に」

 

「お会いつーか、アビドスでホルスとセト、神様同士のガチバトルで世界崩壊の危機だったから、何とかしようとした最中に殺されかけてる」

 

「───??なんか色々聞き逃したくない単語が聞こえたんですけど、なんかナツキさんって厄ネタの宝庫的な存在ですか?完璧超人の後釜とかいう噂もありますし、なんか思ったより……キャラが濃い…」

 

「今更すぎるけど、まぁうん。厄を惹くフェロモンが身体から出てんの、たっぷりウイに擦り付けておくから二次被害行くかも」

 

「もしそれが本当なら今すぐ叩き出した上で殺します。フェロモンは全部吸い取っていってください。デートの単語から複数人の顔を連想してた時もそうですけど、うちの子達をこんな不潔な人間に触らせたくないので」

 

「自分で厄ネタ制御できたら苦労しねーよ!?吸い取るもクソもないんです残念ながら──!てか作業に集中したいんじゃなかったっけ!?」

 

お喋り好きな人嫌いは余程こちらを気にしているのか、話しかけるなと言った矢先、向こうから声を掛けてきたことにスバルはツッコまずにはいられなかった。

それに不潔など心外、少しばかり愛を贈りたい相手が多いだけの事。

 

「うーわ」

 

心の内の自信満々さを見抜かれて、軽蔑の「うーわ」──二連打を頂いたスバルのメンタルはかなりボロボロ。戒野ミサキを探す為、ウイの本来任されている『案内』の役回りを使いアリウス親衛隊に踏み込んでやるには、古関ウイの好感度が足りなくなってしまったか。

 

「襲撃したコイツが親衛隊に居る可能性は?」

 

「無いでしょ、私が上司なら本と同じ様に証拠隠滅します」

 

「…そうなるとアビドスで馬脚を出しすぎだろ、アリウスの…あー、上司ってこのままだとクソ無能アホバカ野郎になる」

 

「発言に私怨混ざりすぎですね、なにか一悶着でも?」

 

「一悶着二悶着三悶着超えて千悶着ぐらいかな」

 

《──。早く、『ご対面』させて頂きたいものです》

 

「………今、誰とも知らない声がナツキさんの胸ポケットから聞こえて…」

 

──スバルを殺したい一心だったベアトリーチェの、急な心変わり。

本気で嫌だが、ベアトリーチェの立場になって考えてみると…──手紙の内容が避けられないものだとして、まず予言の実現を防ぐには『ナツキ・スバル』がトリニティへ辿り着く前に排除したかった。

 

しかしまず間違いなく、ベアトリーチェはスバルの『死に戻り』を把握しきれていない。殺害を命令していた時点でそれは明らか。

おおよそ、スバルは未来を予見する力とある程度の時間を巻き戻す力を持っていると勘違いしているのだろう。そしてベアトリーチェは世界が崩壊している最中か、した後でしか得られない『何か』を求めている。

 

ならば、手紙を手に入れ、内容を考察し紐解く事に絶望して欲しいものだ。

何故ならば──野望の成願には、ナツキ・スバルが守る平穏を汚さなければならないのだから。

 

重要なポイントを切り出して、ベアトリーチェが如何にしてこの無理難題を攻略しようとしているのかを導き出す。その為にも、

 

「嫌だなぁ…」

 

「──。しゃーねぇか…」

 

「アロナ───黒服にメール送っといて欲しい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────」

 

黒色の怪人は、受け取った電報を前に胸を高鳴らせていた。それは彼が『崇高』を目指す中で新たに着目する要素となった、『ナツキ・スバル』からのメッセージであるからだ。

アビドスの一件から、ナツキ・スバルに存在する潜在的価値は彼、『黒服』のキヴォトスに対しての探求、研究成果を上回っている、と知覚した。

 

世界規模の時間逆行、ナツキ・スバル自身の異常な精神構造、彼という存在に対する世界からの『記号』。そのどれを取っても、楽園に実った果実の様な甘美な味わいを魅せてくれる。

 

ナツキ・スバル本人の気質も実に好ましい、求めるものの為ならば愚鈍に、愚直に、どんな手段を講じても手に入れる姿勢は、ゲマトリアに所属するものなら誰であっても有しているもの。

ナツキ・スバルが少年でなければ、更に別の手段を用いて説得するという手もあったが───彼が自身の価値を証明した以上探求、研究という観点を抜きにして、契約を結んだ対等な相手であるという、『大人』のポリシーが許さない。

 

『大人』と『子供』には不可侵な障壁がある、それは『子供』が享受しなければならない世の理であり、『大人』が保守すべき『子供』の世界の領分という二側面を持つ。

 

つまるところ、『子供』であったナツキ・スバルが『大人』である黒服の、世界に与えられた価値を揺るがすというのであれば、これは最早ナツキ・スバルがこの世の理を変えられる希少な存在だという事を認めざるを得ない。

 

「──。黒服、もしや件の少年との対談、その機会を得たという認識で良いのか」

 

──黒服に話しかけるは、二双の頭部を持つマネキン。

西洋の合唱団、その指揮者が纏うような衣装に飾り立てられた言葉の通りのマネキンが、身体の節々を軋ませる音を奏で黒服にずい、と近づく。

 

表情を変えることのできない無機質の顔にはどこか、喜びの感情に満ち溢れているように見える。そうでなくとも、一瞬の感動を身振り手振りで優雅に、大きな動作で表しているのだから、彼または彼女のマネキン生は彩り鮮やかだ。

 

「クックック…ええ。契約通り、ナツキ・スバルに危害を及ぼしてしまっているベアトリーチェ、彼女への情報共有は契約違反となります。我々のみで向かいましょう 、マエストロ」

 

「元より、『敵対者』というテクスト、アンタゴニストの記号を持つ道を選んだのはマダム自身の意思です。我々が彼女の決定に口を挟む理由はありません。私としては…彼が憎悪するヘイロー破壊爆弾、その作成者である事が交友の障壁となってしまうのが気がかりですね」

 

「そういうこった!」

 

外出の支度を行う二人の間に、更に一人の研究者──いや、二人で一人の研究者が言葉を挟んだ。

紳士服を着た男性の後ろ姿が額縁に収められた唯の絵は、どうしてか流暢な言葉遣いで『現実』に声を残す。「そういうこった!」と彼に続いて大声を上げる分厚いコートを着た首なしの男性は、その絵を持ち歩き始める。

 

「ククッ…ですが、ナツキ・スバルという存在は──ゴルコンダ、貴方がこの世界に求めるテクストへ、非常に適した人物であると断言できます。何せナツキ・スバルは『現実』の全てを『虚像』へと還す権能の持ち主、エデンの禁断の果実に等しい神の遺産です」

 

「──。実に、興味深い。マダムが自らマクガフィンである事を選ぶ程の存在は、我々に更なるインスピレーションを与えてくれるに違いありません。ですが…ならばこそ、無手というのは失礼でしょうか?権能の強大さに比べ、彼はまだ幼い」

 

「そういうこったぁ!!」

 

「ああ、その幼さも我々が持ちえない絶対的要素だといえよう。我々が真に理解することは無い『崇高』を、彼は権能により両の面を有している。彼はそう『見える』事すら無く、ただ個としてそう『在れる』。私としては…概念を全て覆されたに等しい」

 

「ナツキ・スバルが持つその矛盾こそが、権能の真髄」

 

「──黒服が提示した『神秘』を有さず、私が捉えるこの世界の『概念』を否定し、彼女が用意した『儀式』と『探求』をマクガフィンにまで陥れ、『虚像』と『非実在』を体現するデカルコマニー、ゴルコンダの性質をたった一人で完結している」

 

「ククク…『やり直し』等という荒唐無稽な実体のない権能がどのように作用しているのか、貴方自身なら分かるのでしょうか?」

 

奇っ怪な四人衆の、奇天烈で穏やかな会話は賑やかさを増す。各々が『ナツキ・スバル』という存在への解釈を口にしては、自身の『解釈』を使いナツキ・スバルを分解し、咀嚼しようとして失敗する。

 

理解不能である事を悦としているのでは無い、『神秘』と『恐怖』を唯の現象として、理論があれば再構築と再演が行える代物とする黒服は、そのどちらも持ちえていない存在の『権能』に惹かれたように、ゲマトリアを自称する彼らは新たな証明を求めるのだ。

 

「──して、やはり何か持参するのが懸命かと。彼は権能を有する事以外、感性といったものは忘れられた神々に近く、一般的と言えます。敵意が無い事を証明するには、それなりの代価が必要です」

 

「──。ふむ」

 

「──。なるほど」

 

「そういうこった?」

 

「────」

 

「────」

 

「────」

 

「そういうこった!」

 

──そんな彼らゲマトリアが最も頭を悩ませていたのは、『一般的』な手土産という物品への解釈であった。

 

「黒服、私にとっては不得手とする分野だ」

 

「私としても、彼の敵意を拭う事に釣り合うものはありません」

 

「──。彼が欲するのは情報です、あまり臆さずとも…彼ならば貴人方の崇高への証明を語るだけで満足してくれますよ」

 

 





読者の皆様、いつも感想、閲読感謝です。

???「ベーアベアベアベアリウスッ!見てなさい我が子達よ!喰らいなさいナツキ・スバル!これが我らアリウスファミリーの絆の力!ロイヤル・ブラッド色彩ビーム!!オーホッホッホ!大勝利ですわ!」
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