ソードアート・オンライン〜旭日の防人達〜   作:霧のイージス艦

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救出作戦

俺は無線のスピーカーの音量を最大にし、皆に聞かせた

 

『こちら港区消防本部救助隊、現場に向かう!少女の救助及び保護を優先する!』

 

『こちら都立墨東病院ドクターカー班!小児外傷対応チーム随行の上、現場に向かう!』

 

『こちら神奈川県警機動隊出動!。現場に臨場しだい、警視庁機動隊と合流し警戒に当たる!』

 

『千葉市消防局出動中!東京消防庁と協力し、要救助者の救出及び移動中の患者搬送をサポートします!』

 

『こちら横浜市消防局!ただいま出動!延空木に向かう!』

 

『こちら茨城県警銃器対策部隊!県警機動隊と共に現場に向かう!』

 

『こちら警視庁高速隊!高速道路の交通規制完了!緊急車両の誘導を開始する!』

 

『こちら陸上自衛隊中央即応連隊!ただいま出動!現場に向かう!』

 

『こちら陸上自衛隊木更津駐屯地所属の第4対戦車ヘリコプター隊!これより現場に向かう!』

 

『こちら航空自衛隊百里基地!ただいまF2がスクランブル!万が一に備え首都の制空権を確保する!』

 

『こちら海上自衛隊横須賀基地所属、こんごう型イージスミサイル護衛艦「きりしま」!ただいま出港!東京湾内に入った!警戒任務に入る!』

 

『同じく、あきづき型汎用護衛艦「てるづき」!本艦はこれより「きりしま」の直掩に当たる!』

 

『こちら海上保安庁第3管区所属巡視船「あきつしま」!本船はこれより東京湾内の警戒に当たる!』

 

『同じく海上保安庁第3管区所属巡視船「いず」!本船も東京湾内の警戒に当たる!』

 

このような交信が大量に無線から流れてきた

 

たきな「こんなにたくさんの人達が……」

 

式「でも、誰も「リコリス」といってないわ。すべて要救助者や少女達と言ってる」

 

たきなや式が言う。

 

リコリス「私達…見捨てられたわけじゃ……なかったんだ……泣」

 

リコリス達は皆泣いていた。俺と黛煙は語りかけた。

 

黛煙「見た目がどうであれ、国が何を呼ぼうが、現場の自衛隊員、警察官、消防隊員達は、貴方達を「護るべき子ども」として見ているのよ」

 

時雨「あぁ…この国も、まだ捨てたもんじゃないよ。なんせ、これだけ自分の信じる信念に従って動ける者達が居るんだから」

 

そこまで話した時、多くの消防隊員や警察官、自衛隊員、医療従事者達がやってきた。

 

神御蔵「神御蔵一號、警察庁NPSだ。負傷者は?」

 

時雨「時雨と言います。負傷者はここにいる30名です。他の者たちは……残念ながら……」

 

神御蔵「分かった」

 

喜多見「MERの喜多見と言います!もう大丈夫ですよ!」

 

喜多見さん達MER、白石さん達ドクターヘリ隊の医師達がトリアージを開始。

 

音羽「重症者を優先して処置を。比奈先生、夏梅さん、点滴とモニターを」

 

蔵前、弦巻「はい!」

 

千住「東京消防庁ハイパーレスキュー隊です!軽症者を処置エリアに運びます!」

 

そして軽症者は東京消防庁のレスキュー隊や救急隊が補助しながら搬送する。

 

時雨「神御蔵さん、すいませんが、作戦会議を行います。各戦闘部隊の責任者を集めてください」

 

神御蔵「分かった」

 

俺達は陣頭指揮本部に向かった。

 

 

陣頭指揮本部

 

会議参加者

陸上自衛隊第1普通科連隊長、西郷瀧

警視庁NPS隊隊長、香椎秀樹

警視庁SAT隊隊長、中丸文夫

特殊戦術小隊エルモ、緋村時雨、黛煙、グローザ

リコリス、錦木千束、井ノ上たきな

その他消防警察医療関係者多数

 

時雨「揃いましたね」

 

俺は言う。

 

時雨「まずは救援、感謝します」

 

まずは感謝を伝える。

 

西郷「気にする必要はない。「国民の生命と財産を守るのが自衛隊の仕事」だからな」

 

香椎「その通りだ。組織は違えど、国民の安全を確保する。それが我々だ」

 

中丸「その思いに、自衛隊、警察、消防も関係ありません」

 

時雨「本当にありがとうございます」

 

さて、感謝の言葉を言ったし…

 

時雨「時間がありません。会議を始めます」

 

俺は延空木の見取り図を広げる。

 

時雨「まず、我々が確保しなければならないのは3人。

ヴァサゴ・カザルス、ガブリエル・ミラー、真島の3名です」

 

香椎「本部から話は聞いている。以前の羽田空港テロにも関わっていたらしいな」

 

グローザ「奴らは世界中の脅威になるわ。何としても、ここで止めなければ」

 

黛煙「奴らの相手は私達で行います。しかし問題なのは…」

 

時雨「まだ上層部に要救助者が取り残されている可能性があることです」

 

そう、俺達が保護したのはあくまでも中層階にいた者達…つまりその上の階、延空木の制御室等がある階にまだ要救助者がいる可能性があるのだ。

 

西郷「確かに。錦木さん、上の階にはどれほどの要救助者がいると考えられますか?」

 

千束「私達は50名でここに来ました。なのであと20名が上の階にいるはずです」

 

機動隊長「あと20人か…」

 

千住「おそらく、上の階は瓦礫等で一杯でしょうね…」

 

SIT隊長「更に、テロリストの残党もいる可能性が…」

 

時雨「はい。なので…」

 

俺は作戦案を提案する。

 

時雨「まず、我々エルモやSAT、NPS等が突入し、テロリスト残党を制圧。制圧が完了しだい消防や機動隊で要救助者を救急し「待ってくだい。」…はい?」

 

待ったをかけたのは喜多見チーフだった。

 

喜多見「それでは、もし重傷患者がいた場合、処置が遅れ死に至る可能性があります」

 

グローザ「しかし、テロリスト残党との戦闘の危険がある以上、非戦闘員が同行するのか危険よ?」

 

喜多見「確かにそうです。でも、ここにいる人達はその危険を承知の上でここにいます」

 

喜多見さんがそう言う。それに呼応するかのように他の人達も言う。

 

機動隊長「確かに俺たち機動隊は「テロ対処専門部隊」じゃない。SATでもNPSでもない。でも、そこに「人が助けを求めてる」んだ。それだけでも命をかける理由になる」

 

千住「要救助者の救出は我々消防隊の仕事です。そこに「救うべき命」があるんです。覚悟の上です」

 

喜多見「我々MERの使命は「死者を1人も出さない」ことです。ここにいる皆で、協力して、命を救いましょう」

 

中丸「その通りだ。皆、危険は承知の上だ」

 

…全く…本当にこの人達は……凄いね……

 

時雨「分かりました。では、犯人の制圧等は我々自衛隊やSATやNPS、SITが対応し、銃器対策部隊や機動隊は消防隊や医療従事者、要救助者の護衛、要救助者の応急措置、搬送は消防隊や医療従事者でお願いします。それでよろしいですね?」

 

「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 

いい返事が返ってきた。これで作戦は決まった。

 

時雨「よし、直ちに各部署で人員の選出や装備の準備に取り掛かりましょう。そして……」

 

俺は間を置き…

 

時雨「必ず、要救助者全員を助け出し、犠牲者ゼロを成し遂げましょう!」

 

俺は、そう宣言した。

設定集、兵器類について

  • 設定し直して現実風に合わせる
  • このままでいい
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