ソードアート・オンライン〜旭日の防人達〜   作:霧のイージス艦

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最終戦〜黛煙vsヴァサゴ〜

時雨Side

俺と黛煙は真島を千束とたきなに任せ、更に上に向かった。上には更に別の展望フロアがあった。

 

時雨「黛煙、多分……」

 

黛煙「えぇ。いますね…」

 

こう言う時のカンはよく当たる。

 

??「ホウ、お前ら2人だけか?」

 

展望フロアの奥の階段、そこにヴァサゴが座って待っていた。

 

ヴァサゴ「よう時雨、空港の時は良くもやってくたなぁ?」

 

時雨「お前こそ、旅客機の爆発炎上に巻き込まれて、よく生きてたな?お前と言いガブリエルと言い、真島と言い、本当に人間か?」

 

ヴァサゴ「ハ!んな事はどうでも良い!俺はなぁ…時雨、お前を殺したいんだよ!」

 

……殺すか……

 

時雨「あっそ…まぁ今回の相手は黛煙に譲るけどな」

 

ヴァサゴ「なに?」

 

黛煙「始めまして、ヴァサゴ。私は戦術人形の黛煙。時雨の妻です」

 

黛煙がそう言うとヴァサゴは大笑いを始めた。

 

ヴァサゴ「ハッハッハ!妻だと?たかが兵器のくせに、笑わせるなよ?」

 

兵器……か…

 

黛煙「そうですね。確かに私は兵器ですね。しかし…」

 

黛煙は言葉を選び言った。

 

黛煙「私は、いえ、私達は人としての心を持っています。例え体が鉄で、心臓といった臓器が人工機械で出来ていても、人のように笑い、悲しむのなら、私達はれっきとした「人間」です!」

 

それでこそ…だね!

 

時雨「おいヴァサゴ、お前、黛煙をただの兵器と見ているなら、後悔するぞ」

 

ヴァサゴ「フン!後悔するのはお前だ時雨!」

 

そう言うとヴァサゴは武器を構えた。武器はAK12のようだ。

 

黛煙「時雨、行ってください」

 

時雨「あぁ。頼むぞ」

 

俺は黛煙とグータッチし、上のフロアに向けて一気に走る。まぁ、ヴァサゴがそれを見逃すはずもないわけで…

 

ヴァサゴ「待ちやがれ!」

 

ダンッダンッッ

 

追おうとしたヴァサゴの足元に銃弾が撃ち込まれた。そこには黛煙が95式を構えていた。

 

黛煙「貴方の相手は私です」

 

ヴァサゴ「チッ!」

 

 

※ここからは黛煙vsヴァサゴになります。

 

ヴァサゴ「仕方ねぇ…お前から殺してやる!」

 

ババババババ!

 

ヴァサゴは黛煙に向けてAK12をフルオートで撃ってくる。それを黛煙は冷静に躱して反撃する。

 

黛煙「(狙うのは一瞬)」

 

バン!バン!バン!

 

フルオートで撃ってくるヴァサゴと違い、黛煙は単発で、柱等の遮蔽物を使いながら相手を牽制するように射撃する。

 

ヴァサゴ「おいおいどうしたよ!反撃してこいよ!」

 

ヴァサゴは相変わらずフルオートで撃ってくる。が…

 

カチン!

 

ヴァサゴ「チッ!弾切れか!」

 

ヴァサゴがリロードしようとした時!

 

黛煙「そこ!」

 

バン!

 

ガァン!

 

ヴァサゴ「な!?」

 

黛煙の放った弾丸はヴァサゴのAK12を的確に捕らえ、破壊した。そう…黛煙はこの一瞬を狙っていたのだ。

 

黛煙「狭い室内での銃撃戦は、リーチが長い小銃では難しいですからね。なら、戦いやすい状況を作るだけです」

 

黛煙は95式を置き、ナイフを抜き構える。

 

ヴァサゴ「チッ…」

 

ヴァサゴも壊されたAK12を捨て、ナイフを抜き構える。

 

黛煙「ハァ!」

 

ヴァサゴ「ウォラ!」

 

キン!

 

ナイフの刃同士がぶつかり合う。

 

黛煙「フッ!」

 

ヴァサゴ「チッ!」

 

黛煙がナイフでヴァサゴの右腕を切り裂こうとするが、上手く防御される。ヴァサゴはその反動を利用して距離をとる。

 

ヴァサゴ「(クソ…こいつ隙がねぇ……ただの兵器の分際で…!)」

 

黛煙「(成る程…確かにやりますね。しかし…404小隊のクルカイさんや叛逆小隊のアルヴァさんに比べると隙が多いですね)」

 

黛煙「………」

 

ヴァサゴ「…………」

 

互いの隙をうかがいながら動く。そしてヴァサゴが先に動いたが

 

黛煙「甘い!」

 

黛煙の足を狙ったヴァサゴだが、それも防がれ、逆に黛煙からのカウンターを腹に食らう。

 

ヴァサゴ「グゥ……!」

 

黛煙「どうしたんです?たかが兵器なのでしょう?ならさっさと私をスクラップにしてみなさい?」

 

ヴァサゴ「ほざけぇ!たかが兵器の分際でぇ!人間様に偉そうにすんじゃなぇ!!」

 

ヒュン!

 

ヴァサゴ「なぁ!?」

 

ドスッ…

 

黛煙「冷静さを欠く。戦場では熱くなった奴が直ぐに死ぬんですよ?」

 

黛煙はヴァサゴが冷静さを欠いた時を狙って、最小のモーションで持っていたナイフを投擲。投擲されたナイフはヴァサゴの右胸に突き刺さった。

 

ヴァサゴ「ちっ…く…しょう……」

 

ヴァサゴはナイフの刺さった右胸を押さえながら倒れ込む。黛煙はヴァサゴに近づく。

 

黛煙「どうですか?ただの兵器に殺されるご感想は?」

 

ヴァサゴ「………」

 

黛煙「答えませんか。まぁいいでしょう。貴方はここで死ぬのですから」

 

黛煙は腰から拳銃「92式手槍(9パラ仕様)」を抜き、ヴァサゴに向ける。

 

黛煙「あの世で自分が今までしてきたこと、後悔しなさい」

 

パン!

 

銃声が響いた。

 

黛煙はナイフを抜き、ヴァサゴが死んでいる事を確認する。そこに…

 

千束『こちら千束、真島が展望フロアから落下。グローザさん、一応なんですけど捜索して真島の生死確認お願いできますか?流石に死んでるとは思うのですけど念の為に』

 

千束からの無線が飛んできた。どうやら真島との戦いは勝ったらしい。

 

グローザ『了解よ。お疲れ様、2人共』

 

黛煙は無線の送信ボタンを押す。

 

黛煙『こちら黛煙。ヴァサゴを仕留めました。絳雨、朝暉、緋、遺体回収の為、合流してくれますか?』

 

朝暉『こちら朝暉、了解したよ。直ぐに向かう』

 

絳雨『お姉ちゃん。お疲れ様!』

 

緋『お疲れ様。直ぐに向かうよ』

 

黛煙は通信を終え、時雨が向かった階段を見る。

 

黛煙「時雨、後は任せましたよ」

設定集、兵器類について

  • 設定し直して現実風に合わせる
  • このままでいい
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