ソードアート・オンライン〜旭日の防人達〜 作:霧のイージス艦
時雨Side
俺はいよいよ延空木の最上階にきた。
時雨「……出てこいよ、ガブリエル・ミラー」
ガブリエル「フッ……気づいていたか」
ガブリエルが物陰から出てきた。
時雨「管制塔の下敷きになった癖によく生きてたな?ヴァサゴと言いお前と言い、なんかカラクリあんのか?」
ガブリエル「フッ、企業秘密だ」
俺はガブリエルの装備を観察する。M4A1に拳銃、恐らく45口径の物だろう。
時雨「まぁ良いさ。今日こそお前を殺す」
ガブリエル「フン…殺されるのは貴様だ……」
…………静寂が続く。
ガブリエル「お前に1つ聞きたい」
なに……
時雨「?なんだ…」
ガブリエル「お前は何故、軍人、自衛隊と言う道を選んだ?以前から、いや、お前を見た時から聞きたいと思っていた」
選んだ理由か……
時雨「…俺達のような特殊部隊ってのは黒子の仕事だ。破壊工作、要人暗殺等々、全て危険度は跳ね上がる。だが、それを誰かがやらなければならない。誰かがやるのなら、それは自分でありたいと思っただけだ」
時雨「それにだ。誰かが命を賭けて戦い、守るからこそ平和を維持できる。守られる側から守る側に行きたいと思った。ただそれだけの理由だ」
ガブリエルは静かに聞く。
ガブリエル「成る程な。どうやらお前の魂はかなり上物だろう。意志が強い物ほど、綺麗で甘美な物だ……」
……やはり原作と同じか……
時雨「悪いが、お前みたいなサイコパスにくれてやるほど、安い命じゃないんでな…」
俺はそう言うと20式とSFP9のマガジン等を全て排莢。地面に置き、ナイフを握る。
時雨「格闘戦で勝負しよう。銃撃ち合うより、面白いだろ?」
ガブリエル「フッ……良いだろう」
ガブリエルもM4A1と拳銃のマガジン等を全て排莢。地面に置き、ナイフを握る。
時雨、ガブリエル『………………』
しばらく睨み合い……
ガブリエル「フッ!!」
先にガブリエルが動き、飛びかかってくる。
時雨「ッ!!」
ギン!!
ナイフ同士がぶつかり合い、甲高い音を立てる。
時雨「オラァ!」
ガブリエル「クッ!!」
俺は蹴りをガブリエルの顔に向けて放つ。防がれるがそれで距離を取る。
時雨「ハァ!」
ギン! ギン! ギンギン!
ガブリエル「クッ…」
体格差を生かして連撃を仕掛けるが、全て防がれる。
時雨「(くそ、攻め手に欠ける…なら…ナイフ戦より…)」
時雨「フッ!」
俺はナイフを投擲した。
ガブリエル「なっ…クッ!」
ギン!
ガブリエルは投擲されたナイフに驚くも冷静に弾く。
ガブリエル「自ら武器を捨てるとな!」
時雨「いや、試合を終わらせる切り札さ!」
俺はそのまま接近し…
時雨「ハァ!」
ガブリエル「なっ!?グハァ!」
CQCを使い投げ飛ばす。ガブリエルはすぐに起き上がる。
ガブリエル「なるほど……CQCと言う訳か……」
時雨「教官が優秀だったんでね」
本当にザ・ボスには感謝だね。
ガブリエル「そうか…ますます殺すのが楽しみだ」
時雨「言ってろサイコパス!」
俺もガブリエルも互いの動きを読みながら行動する。
時雨「ハァ!」
ガブリエル「フッ!」
時には投げ飛ばされ、時には地面に叩きつけられ、そんな攻防が続く。
時雨「オラァ!」
ガブリエル「グハァ!」
そんな攻防が体感では1時間続いた時…
時雨「ハァ…ハァ…ハァ…」
ガブリエル「クッ…ジュードーや空手を組み合わせたCQC…とはな………」
俺もガブリエルも互いに体力を消耗していた。
時雨「(互いに披露困憊…体格差的に、相手を的確に狩るには…銃を使う他ない……だが…銃を取りに行けば隙が生まれる…その隙を作るには……!)」
俺はガブリエルが腰にぶら下げているある物に目がいった。
時雨「(一か八か…賭けるしかない!)」
ガブリエル「(クッ…これ以上は時間がマズイ…)」
『(次で決める!)』
沈黙が流れる…
『ツッ!』
動いたのはほぼ同時。俺は投げ飛ばそうとするがガブリエルに逆に寝技に持っていかれ、首を絞められる。
時雨「グッ!」
ガブリエル「終わりだ!」
首を絞め続けられる。だが……
時雨「いや……狙い通りだ……!」
ガブリエル「なっ!?」
俺はガブリエルの腰に手を伸ばす。そこには…スタングレネードが。俺はスタングレネードを奪ってピンを抜き、ガブリエルの顔面に突きつける!
バァァァン!!
スタングレネードが爆発。
ガブリエル「(クソ!やられた!どこだ、どこにいる!?)」
スタングレネードの爆発を顔面近くで食らったガブリエルは朦朧としながら周囲を警戒している。
ジャキン!
ガブリエル「!!」
朦朧としながらも、背後から聞こえたコッキング音。ガブリエルはその方向に向く。そこには
時雨「ジ・エンドだ。ガブリエル」
20式にマガジンを再装着し終え、ガブリエルの眉間に狙いを定めた時雨がいた。
パァン!
銃声が響き、ガブリエルは地に伏した。俺はガブリエルに接近し、
パァン!パァン!
しっかりと止めを刺す。その後、脈を確認する。
時雨「脈なし…死亡確認………終わった」
俺はふらつきながら、近くの壁に寄りかかる。
時雨「あ…無線…入れないと…」
無線に手を伸ばし、送信ボタンを押す。
時雨『こちら時雨、誰か聞こえるか?』
返答はすぐに来た。
香椎『こちらNPS隊長香椎。聞こえてる。緋村君無事か?』
時雨『こちら時雨、ガブリエルを仕留めました。死亡確認。応援頼みます』
香椎『了解した。救急隊含め、直ちに向かわせる』
時雨『了解』
無線交信も終わった。
時雨「なんとか、なったな……」
設定集、兵器類について
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設定し直して現実風に合わせる
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このままでいい