ソードアート・オンライン〜旭日の防人達〜 作:霧のイージス艦
キリト達との事情聴取を終えた。リーファはすぐに部屋から出て行ったが。
時雨「そうだ、キリト、ユイちゃんのスマホ貸して」
キリト「あぁ」
ユイ「何するんですか?」
時雨「まぁ見てな」
俺は持っていたカバンからある物を取り出す。
アスナ「それは?」
時雨「戦術人形のメモリアルコアっていう代物だよ。まぁ一言で言うなら人間で言う脳だよ」
俺はそのコアをキリトのスマホに繋ぐ。
時雨「ユイちゃん、このコアに移動してくれる?」
ユイ「はい!」
ユイちゃんはすぐにコアに移動した。
時雨「後は、術式だな」
キリト「術式って、何する気だ?」
時雨「まぁ見てな」
俺は自分の髪の毛を一本取り、それを触媒に術式を起動する。
すると、その髪の毛が人の形に変化しだした。
アスナ「これって……」
時雨「ホムンクルス製造能力。俺が転生特典で貰った能力の1つだよ」
髪の毛は完全に人の姿になった。しかも女性で6歳児程だ。俺はその頭に先程のコアを埋め込んだ。
時雨「よし、起動」
俺がそう言うと、人の姿をしたそれは更に変化しだした。黒髪の髪が生え、更に女の子らしくなった。その姿は……
キリト「ユイ!」
アスナ「ユイちゃん!」
そう、2人の愛娘であるユイちゃんだ。ユイちゃんはそのまま机の上にゆっくりと降りると、目を空けた。
ユイ「…え……体があります!」
意識も問題ないな。
時雨「成功だな」
キリト「ユイ!」
アスナ「ユイちゃん!」
ユイ「パパ!ママ!」
3人は抱きつく。
時雨「俺からの、まぁプレゼントかな」
キリト「時雨、ありがとうな!」
アスナ「時雨くん、ありがとう!」
ユイ「時雨さん、ありがとうございます!」
うん、やっぱりキリアスもいいけど、キリアスユイもいいね。
時雨「どういたしまして。そろそろ別の人の聴取だから、部屋に戻りな」
『はい!』
そう言うと3人は出て行った。それを静観していたボスはというと…
ボス「成る程、禁忌の様な力ではあるけど、ああ言う事の為に使うなら、問題は無いわね」
時雨「えぇ。強大な力は使い所が難しいですからね。でも、ああやって人の笑顔の為になるなら、使いますよ」
ボス「何故貴方が転生者に選ばれたか、よくわかった気がするわ。本当は私も聴取に参加だけれど、ここからは貴方1人に任せるわ」
時雨「了解」
ボスはそう言って出ていった。
暫くして…
詩乃「失礼します」
深澄「失礼します」
木綿季「失礼します」
藍子「失礼します」
朝田詩乃、兎沢深澄、紺野木綿季、紺野藍子の4人が入室した。
時雨「それぞれ座って」
『はい』
時雨「じゃ、聴取を始めるね」
時雨「まずは朝田詩乃。生年月日は8月21日、現在14歳。両親は日本人で、所属はDAでリコリス」
詩乃「間違いないわ」
時雨「リコリスに所属する事になったのは、アスナやレインと同じ修学旅行事故にみせかけた拉致事件だね?」
詩乃「えぇ」
時雨「で、俺との接点は郵便局での事件だね」
詩乃「えぇ。まさか、こんな形で再会するとは思わなかったわ」
時雨「だね。次は兎沢深澄さん。生年月日は8月3日。現在14歳。所属はDAでリコリス」
深澄「そうよ」
時雨「リコリスに所属する事になった理由は、同じ修学旅行事故に見せかけた拉致事件だね」
深澄「えぇ」
時雨「で、俺との接点はクリスマスでのチンピラの件だな」
深澄「あの時は助かったわ」
時雨「次は紺野木綿季と紺野藍子さん。生年月日は5月23日。現在14歳。所属はDAでリコリス」
木綿季「そうだよ」
藍子「そうです」
時雨「こっちの資料だと、病院に入院してたんだね?」
木綿季「うん。でも、入院2日目に突然病気が治ったんだ。お姉ちゃんも一緒に」
そりゃそうだ。俺が直死の魔眼で殺したんだし。
時雨「成る程ね……」
藍子「あの、少しいいですか?」
時雨「藍子さん、なんです?」
藍子「…私達の病気を治したのは、時雨さんなんじゃないんですか?」
木綿季「え!?」
時雨「……なぜ、そう思う?」
藍子「最初に違和感を感じたのは、貴方の雰囲気です。貴方は私達を最初に見た時、まるで何故ここにいると言う雰囲気でした」
時雨「……続けて」
藍子「そして確信を持ったのは今です。普通なら、突然病気が治ったと言われたら驚くはずです。ですが、貴方はさも当然のような反応を示しました。貴方が治していなくとも、何かの関係者であると思いました」
パチパチパチパチパチパチ
時雨「恐れ入ったよ。まるで探偵の推理を聞く感じだね」
木綿季「じゃあ、貴方が僕とお姉ちゃんを治してくれたの!?」
時雨「うん。でも理由を話すには、俺の事を説明しなきゃね」
俺は自分の出自を説明した。
詩乃「同じ転生者……それも私達が2次元の存在の世界からね…」
深澄「私は驚き疲れたわ」
木綿季は黙ったままだ。
藍子「木綿季?」
木綿季はすぐに顔を上げ、俺を見て言った。
木綿季「時雨さん、ありがとう!僕とお姉ちゃんを助けてくれて!」
時雨「礼はいいよ。物語を知っていたからだし、それに「救える命を助けたい」と思っただけだから」
藍子「それでもです。私からもありがとうございます」
時雨「ふふ、そうか」
シノン「時雨、今後だけど、私の事はシノンと呼んでちょうだい」
ミト「私も、ミトと呼んでよ」
ユウキ「僕もユウキで!こっちの方が呼び慣れてるし!」
ラン「私もランでお願いします」
時雨「わかった。これからはそう呼ばせて貰うよ」
ホムンクルス生存能力については設定集をどうぞ。
設定集、兵器類について
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設定し直して現実風に合わせる
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このままでいい