シャーレの清掃員やってます。   作:Raitoning storm

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しりあす!!!!!


シャーレ奪還編
The Beast


『繰り返し私たちの要求を述べる!シャーレは私たちの手によって支配された!連邦生徒会会長代理を呼べ!さもなくば先生の身の安全を保証しない!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『シャーレをジャックした謎の犯罪組織と、ヴァルキューレとの間では、以前として膠着状態が続いています。連邦生徒会はこの要求に対し…』

 

 

 

 

 

 

 

や、やばいです…シャーレがジャックされてしまいました…。

 

 

 

僕は別の場所の掃除をしていて無事だったんですけど…先生が拘束状態になってしまいました…やばいです…。

 

 

先程からよくわからない要求を繰り返していて、ヴァルキューレと膠着状態が続いちゃってます…。

 

 

ど、どうしたらいいんでしょう…。

 

 

 

…ん?ドローン?ほぼ無音の状態で飛んできてますね…ミレニアム製でしょうか?

 

ん?なんか持ってる?

 

 

ちっちゃな箱と…紙?

なになに?…『このイヤホンをつけて携帯をわたしに繋げて!byユウカさん』…な、なんでしょうか?とりあえず繋げてみますか…

 

 

 

 

 

 

5分後、

 

 

「も、もしもし…シャーレ専属の清掃員です」

 

 

『つながった!よかった…無事なのね!?』

 

 

「は、はい…僕は無事です」

 

 

『先生は?あいつらの連絡でなんとなくわかってるけど…』

 

 

「はい…今は拘束状態に」

 

 

『なるほど…まずいわね。とりあえず位置情報を清掃員さん!大丈夫ですか!?ち、ちょっと!?アリスちゃん!?』

 

 

『ご無事ですか…?ゲームオーバーになっていませんか?清掃員さんは戦闘レベルが足りていないので、敵とエンカウントしたらすぐにゲームオーバーしてしまいます…』

 

 

「は、はい…僕は無事です…」

 

 

『よかったです…勇者パーティーは誰か一人が欠けたらもう冒険が出来なくなってしまいますから…』

 

 

「…すみません、もう一度ユウカさんに代わってもらってもいいですか?」

 

 

『はい!清掃員さんが無事でアリスも安心しました!』

 

 

 

『…代わったわ、アリスちゃんはゲーム開発部の方に行ってもらってる。』

 

 

「は、はい…」

 

 

『それで、今どのあたりにいるの?』

 

 

「今は、2階にある用務員室にいます…入り口入ってすぐのところです」

 

 

『なるほど…今はC&Cに別の任務に出てもらってるし…でも先生のことを考えると、早く問題を解決に持っていきたいわね…』

 

 

「ど、どうしましょう…経過した時間的に他の方々も来られない事情があると思いますし…強行突破したら先生が…」

 

 

 

 

 

 

…おそらく今から戦える人を探しても時間がかかってしまいます…もし見つけられたとしても気づかれてしまっては先生の安全が確保できませんし…

 

 

それにシャーレ奪還に成功できる可能性も低い…相手の意表をつけるような作戦じゃないと…なおかつシャーレの構造を知り尽くしている人じゃないと人数差に押し負けてしまう…

 

 

『…しょうがないわ。ヴァルキューレが時間を稼いでくれてる間にC&Cが戻ってくるのを待たないと…清掃員さん?悪いけど当分そこに待機で…』

 

 

 

 

「…僕が行きます。」

 

 

 

 

『…え?』

 

 

 

 

「僕ならシャーレの構造を知り尽くしてますし、相手の意表をつけます。相手もこっちが仕掛けてくるのはおおかた予想してると思いますし…」

 

 

 

 

『ち、ちょっと待って!安全に行くとは限らないのよ!?それにあなたは銃弾一発でも喰らったら…』

 

 

 

 

「大丈夫です。対策は考えてあります。」

 

 

 

 

 

『そんなこと言っても…!』

 

 

 

 

 

「…これしかないんです。先生を助けるには。こんなところで、黙って見てるわけにはいかないんです…このままで、臆病なままの自分でいるわけにはいかないんです…」

 

 

 

 

『…』

 

 

 

 

「時間が惜しいです。もう行きます…」

 

 

 

 

『!ちょっと待っ………ツーーツーーツーー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ごめんなさい、ユウカさん。僕は、もう決めたんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、犯罪組織と対話を続けるヴァルキューレ。

 

 

 

 

「…了解。引き続き警戒を続けます。失礼します」

 

 

「ど、どうでしたか?カンナ局長」

 

 

「…中にいた清掃員が戦闘に向かった。引き続き組織との対話を続けてほしい…とのことだ。勝手なことを…!」

 

 

「…え?やばいじゃないですか!!」

 

 

「静かにしろ、声がでかい!」

 

 

「も、申し訳ありません!」

 

 

「…たしかに状況だけ見れば悪いかもしれない…だがこれは好機でもある。おそらく相手は存在に気づいていないはず。上手くいけば怪我人なしでシャーレを奪還できるかもしれない…!。引き続き警戒を続けろ!」

 

 

「「「り、了解!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…一方、シャーレの部室では。

 

 

凶悪な笑み…を浮かべているように見えるオートマタが、椅子に縛り付けられている先生の前に座っていた。

 

 

「哀れだな…先生。まさか誰も助けに来ないとは」

 

 

“…“

 

 

「まさか見捨てられたわけでもあるまい…だが状況は一向に改善されない。こうして膠着状態が続く限り、俺たちの有利な状況は変わらない…それでもお前は生徒を信じるのか?」

 

 

“…もちろんさ。わたしは先生だからね…“

 

 

「そうか…これだけしてもその様子か…ならその言葉、いつまで続くか楽しみにしてるよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白亜の予告状(清掃員君入り)見たい?

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